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2月10日(月)
【動画】都知事選総括集会(2/10)
おまたせいたしました。
2月10日におこなわれた都知事選総括集会(於・杉並)での鈴木達夫の発言を掲載します。約24分。

2月9日(日)

2・9星野さん解放・渋谷大デモ
 
2月9日(日)午後2時 集会
 午後3時20分 デモ出発
 代々木公園ケヤキ並木集合

 
共催 全国労組交流センター/星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議

都知事選挙に行った後は、
2・9星野さん解放・渋谷大デモへ行こう!

2014年の第一波闘争として、
[全証拠開示! 星野文昭さん解放! 2・9渋谷大デモ]を、
全国労働組合交流センターと共催で行います。
すでに激しい攻防に突入している東京都知事選挙と一体の闘いとして
全力で闘い、勝利しましょう。
 全国の皆さまの総決起をお願いします。
集会に行く前に雪かき…「あなたたち闘争ばかり行くけど、地域のこと何もやらないのね!」
という噂がたったら致命的
雪かき貫徹! 腰痛致命的!
西武新宿線です。働かない人は元気
2・9星野奪還集会・ビデオ
2・9星野奪還デモ・ビデオ
司会はミッちゃんだ 鈴木たつおのアピール
 2・9全証拠開示一星野文昭さん解放 渋谷大デモ   基調報告
 東京都知事選挙が切り開いた力で、国鉄、反原発、改憲阻止、星野さん奪還の4大決戦を闘い、安倍政権を倒そう。
  〔1〕東京都知事選挙が切り開いた地平
 私たちは、1月23日の告示から17日間にわたる東京都知事選挙を全力で闘い、本日の闘いに結集しました。

 世界大恐慌が深化し、新自由主義が崩壊する中、帝国主義間、大国間の争闘戦がかつてなく激化しています、その危機を乗り切るための攻撃は、労働者階級に生きられない現実を強制しています。世界労働者階級の怒りが爆発し、革命の時代が始まっています。

 鈴木たつおさんの都知事選立候補は、全情勢を一変させました。極右ファシストが登場し、改憲・戦争に向かう総翼賛体制が策動されるのに対し、鈴木さんが敢然と挑みかかったのです。鈴木さんは、労働者階級の一員として、労働者階級の立場に徹底的にたって闘いました。 1000万都民に真正面から訴え、100万人と結合する大挑戦は、日を追うごとに熱い支持を拡大しました。労働運動に新たな流動をつくり出し、階級的労働運動を前進させ、地域に拠点をつくり出す闘いは、「現代革命への挑戦」そのものです。17日間の闘いは、革命へのうねりをつくり出しました。
 今回の都知事選は、まず第1に改憲と戦争に向かって突進する安倍政権との真っ向からの対決として闘われました。

 鈴木さんのメイン・スローガンは「1 0 0 0万人の怒りでアベ倒そう」です。このスローガンと「戦争させない、被曝させない、貧困・過労死ゆるさない、だからオリンピックやらない、弾圧と闘おう」という5つの主張が、縦横無尽に東京を駆けめぐりました。また、消費税増税と法人税減税、首切り自由の特区攻撃、過労死・長時間労働、原発再稼働と輸出、フクシマ圧殺のオリンピックを強行しようとしています。

 集団的自衛権、靖国神社参拝、秘密保護法、沖縄・辺野古新基地建設、教育委員会制度の解体、領土問題の教科書記入と道徳教育等々、安倍政権は改憲と戦争を本気でやろうとしています。これに対して、東京と日本には、労働者人民のすさまじい怒りが燃え上がっています。鈴木さんは、文字通りその先頭で、仁王立ちして闘い抜きました。

 都知事選には、極右ファシストの田母神俊雄が立候補したのを始め、NHK新会長の籾井勝人や経営委員の百田尚樹(作家)、長谷川三千子(埼玉大学名誉教授)らが、安倍と一体で超反動的な主張を展開しました。鈴木さんはNHK前に登場し安倍、田母神、百田、長谷川らを満身の怒りで弾劾し、NHK労働者にともに闘おうと訴えました。

 都知事選挙という形をとった階級的激突は一つの権力闘争であり、あらゆる政治勢力の本質をむき出しにしました、鈴木さん以外は、安倍や舛添と真正面から闘えず、結局は体制内改良しか対置できない姿をさらけ出しました。反原発をとなえていた人たちが細川を支持し、最後は小泉純一郎の写真入りビラをまく所にまで転落しました。

 都知事選は、全世界で闘う労働者人民と一つになり、2010年代中期の階級決戦で労働者階級の決定的な勝利を切り開くための一個の蜂起戦として闘われました。
 第2に、都知事選は、階級的労働運動をさらに発展させ、地域に労組拠点を建設する闘いとして実現されました。

 都知事選は、新自由主義がもたらす現実と真正面から対決する闘いであり、生きていけない現実に突き落とされている労働者人民と向き合い、共に闘うものでした。

 鈴木さんは、「皆さん、8時間労働は守られていますか」と呼びかけ、街頭で闘う労働組合への結集を呼びかけました。これに応えて、「子どもを生みたいし、結婚もしたい。こんな社会はおかしい」と飛び入りでマイクを握る青年労働者が続出しました。街頭でユニオンの労働相談も行われました。都知事選は1千万人の怒りと結びつき100万人を組織する巨大な権力戦として闘わたのです。

 連合東京は、あろうことか、舛添要一支持を決定しました。しかし、こんなことで職場の労働者を支配することはできません。 職場の労働者を支配することはできません。自治労、教労、郵政、民間等々で、これまでの「しばり」が完全に吹っ飛び、6000万労働者階級に、公然と党派選択を求める巨大な階級決戦になりました。どの労働組合にも、鈴木さん支持を訴えビラやリーフが堂々と持ち込める情況が生み出されました。

 それを通して、動労千葉の闘いの偉大さが改めて実感され、これと連帯して闘おうという気運が広がっています、労働者は、改憲と戦争、権利剥奪と生活破壊に激しい怒りを燃やし、体制内指導部をぶっ飛ばす、闘う指導者、闘う労働組合を求めています。まさにそこに、鈴木さんが「1000万人の怒りでアベ倒そう!」という鮮烈なスローガンを掲げて登場し、労働者の魂をつかんだのです。
 第3に国際連帯の巨大な発展として闘われました。

 アメリカの「反戦の母」シンディー・シーハンさんや民主労総から、都知事選への支持が寄せられました。
  昨年末から激しく闘われている韓国・民主労総のパククネ打倒のゼネスト、イギリスRMT(鉄道・海運運輸労組)等の、切符売り場閉鎖による1千人解雇に反対する48時時間スト(2月4~7日)等と団結するものとして、都知事選への挑戦が実現されたのです。イギリスの闘いは、ロンドン・オリンピックの負担を労働者人民に負わせることへの反撃です。「オリンピックやらない」は、全世界労働者共同の叫びです。

  1月1日、アメリカの「愛国者法」と闘うリン・スチュアート弁護士が、全世界の闘いによって、釈放をかちとりました。
 第4に星野文昭さんを取り戻す闘いそのものとして闘われました。

 星野再審会議は、2009年の全国総会で確立した「労働者階級の力で星野さんを取り戻そう」の方針を実現する闘いとして、都知事選に取り組みました。改憲と戦争の安倍政権と闘い、階級的労働運動を前進させることは、星野さんを取り戻す闘いそのものです。

 星野再審会議は、告示日のポスター貼りから、推薦集め、ハガキ書き、電話かけ、街宣への決起等、全力で闘いました。街頭での訴えに、星野暁子さん、戸村裕実さん、狩野満男さんら共同代表が駆けつけ、マイクを握って鈴木さん当選を訴えました。

 獄中の星野文昭さんも、暁子さんに宛てた手紙の中で、都知事選勝利を語っています。
  〔2〕星野闘争の前進
 この1年間、星野闘争は巨大な前進をかちとってきました。私たちは、都知事選を闘った今、「この力で星野文昭さんを取り戻せる」と確信しています。

 勝利を切り開く最大の闘いは、全証拠開示大運動です。全証拠開示大運動は、階級的労働運動を基軸に100万人民の結集をかちとるものとして発展しています。

 昨年11月には、「星野文昭さんを取り戻す会・九州」が結成されました。1月18日には、「いわて星野さんを救う会」が、全国26番目の会として結成されました。

 これらの闘いが、昨年12月25日の「三者協議」で、裁判所が写真ネガ33枚の開示を「勧告」せざるを得ないところに追い込みました。写真は、星野さん無実を証明する物証です。「一郎丸写真」には、傷も汚れもない鉄パイプを待った星野さんが写っています。星野さんは機動隊員を「激しく殴打」(Kr供述)などしていません。そのことを証明する写真ネガを、ついに開示させたのです。

 星野さん防衛・連帯のために闘いました、6月と12月に、2回の全国集会を開き、9月8日には、430人が結集して徳島刑務所闘争を闘いました。

 この闘いに追い詰められた徳島刑務所と法務省は、星野さんに許しがたい攻撃をかけています。友人面会禁止・手紙墨塗りを、今も続けています。今年の年賀状は、当局が決めた文章以外に書くことを禁止しました。酷寒の刑務所にエアコンを入れず、湯たんぼやカイロの使用すら認めません。さらに、1月には「動植物の持ち込みを禁止するjという掲示を出して、暁子さんが面会室に花を持ち込むことまで禁止しました。

 星野さんは、あらゆる攻撃を跳ね返して、敢然と闘っています。国家権力のいかなる弾圧も、星野さんと私たちの団結を破壊することはできません。今年も、350通の年賀状が全国から届きました。

 昨年9月8ヨ、徳島刑務所闘争の日に、『愛と革命』を発刊しました。この本は星野闘争のすべてを表現したものであり、発売と同時に、大反響を呼んでいます。

  「愛と革命」をさらに販売し、星野闘争の前進をかちとろう。
 〔3〕2014年闘争の大飛躍を

 都知事選をもって始まった2010年代中期の階級決戦に向け、この2~3月、国鉄・反原発闘争を先頭に意気高く進撃しよう。

 当面する重要な闘いは、最高裁に対する新10万筆署名運動です。国鉄分割・民営化の不当労働行為を認定した9・25判決の意義は、都知事選の中でますます明確になりました。今こそ、署名運動を全国で猛然と推進し、2・16国鉄集会(東京・北海道・九州)への大結集をかちとろう。動労千葉物販は、その決定的な水路です。

 再稼働阻止、全原発即時廃炉を掲げて、NAZEN(すべての原発いますぐなくそう!全国会議)を各地で組織しよう。2・23いわき集会と3・11反原発フクシマ(郡山)集会・デモに決起し、安倍政権の原発再稼働を打ち破ろう。安倍政権のフクシマ圧殺を許さず、共同診療所建設をさらに推進しよう。

 都知事選で改めて明らかになたのは、今や労働者階級の4割にも達する非正規職労働者の長時間労働、過労死の現実です。「生きさせろ!」の怒りを結集し、青年労働者を先頭に14春闘の爆発を闘いとろう。

 安倍政権は1月名護市長選挙の結果を踏みにじり、辺野古埋め立てを強行しようとしています。沖縄の労働者人民の怒りと一体で、5月沖縄闘争に決起しよう。

 星野闘争の基軸は、全証拠開示大運動です。これは、国家権力との闘いそのものです。 100万人規模の結集をかちとり、国家権力との力関係を変える闘いです。三者協議が切り開いた勝利の上に、今こそ、すべての証拠を法廷に引きずり出そう。

 九州、いわてに続き、星野救援会を全国に拡大しよう。各地で学習会や絵画展を開き、運動と組織を拡大しよう。
 星野さん防衛・連帯の闘いをやり抜き、自由に友人面会をかちとろう。
 これらの闘いの前進の上に、6・29星野全国集会の大成功をかちとろう、
 都知事選挙が切り開いた巨大な地平に立ち、星野文昭さん奪還に向かって驀進しよう。星野さんが闘ったニ渋谷の地に、「星野奪還のデモをとどろかせよう。 
星野文昭さんから暁子さんへの手紙  一都知事選に関する部分の抜粋-2014・2・5付け
 これまでの僕らの選挙戦のあり方を大きく打ち破って、「現代革命への挑戦」そのものとして、僕らの時代認識と路線そのものをストレートに1000万都民、全ての労働者人民に訴えて、青年労働者・学生を中心に組織する、団結を組織する。職場、地域、街頭、学園、そして全世界で団結を(闘う労組と労働者党)を組織するものとなっていることを肌で感じている。

 改憲と戦争━新自由主義を大恐慌情勢下で凶暴に進める安倍を、絶対反対の闘いで息の根を止める。労働者人民の怒りと団結を力として、労働者人民自身の力、団結した力を自己解放、人間解放をかちとるものとして解き放って、国鉄、反原発、改憲阻止、星野の4大決戦を基軸に闘って、安倍を、新自由主義を、帝国主義・資本主義そのものを葬って、人間本来の社会を絶対に実現していく、本物の闘いを実現していく、階級的労働運動と革命的共産主義運動を一体に本格的にかちとっていくことだと思う。

 そして、この闘いと一つに、全証拠開示━再審・釈放の星野闘争を、この青年労働者を中心とした労働者・人民の自己解放闘争として、資本・権力の全てを奪う攻撃に、絶対反対と団結の力で勝利し、全てを奪い返す闘いとして闘って勝利していくということだと思っている。

 安倍たちがやっていることは、1%のために、戦争はじめこれまでやってきたこと、今やっていること、これからやろうとしていることの全てを何一つ反省しないどころか、隠し、開き直り、正当化して、99‰に大失業、低賃金、長時間労働、過労死、生活苦、飢餓を強い、ついには殺し合わせる、戦争を強いる政治だ。人間らしさを徹底的に否定し、トコトン腐敗させるものである。このことを徹底的にはっきりさせよう。労働者人民の怒りと団結を一つに、これを打ち砕き、人間本来の社会を実現していく闘いは、人間的誇り、人間性、共同性、創造性に満ち満ちたものだ。
 
「街」に戻って夕食は

No .

不当解雇から27年
2・16 労働者集会に結集を!
最高裁10万筆署名に全力を!

  改めて「国鉄改革」を問う
 27年前に強行された国鉄分割・民営化は、戦後最大の労組破壊攻撃であり、大量首切り攻撃だった。わずか6 年の間に20万人の国鉄労働者が職場を追われた。自殺者200人。民営化強行の最後の場面でJRへの「採用」を拒否されて清算事業団に送られた者7600人。3年間の「雇用対策期間」を経て1990年に「二度目の解雇」をされた者1 0 4 7人。 24万人の組合員を擁していた国労はこの過程で4万人まで切り崩され、動労・革マルは組織を維持するために分割・民営化の手先になり下がった。労働運動全体がこの攻撃の前に震えあがり、総評はその2年後に自ら解散。社会党も1995年に解散した。
  なぜこんなことが可能に?
 だが、なぜこんなことが可能になったのか? その最大の根拠が国鉄改革法だった。国鉄改革法では《国鉄とJRは全く別法人》《JRの社員は国鉄から承継するのではなく新規採用とする》《新規採用だから誰を採用するかはJRの自由だ》と定められた。「採用の自由」の名によって「解雇自由」への扉が開け放たれたのだ。丁度同じ年に労働者派遣法が施行されている。国鉄改革法と労働者派遣法の成立が労働者の雇用や権利に対して打ち下ろされた決定的な一撃となった。

 その後、この社会に何が起きたのかは多くを語る必要もない。昨年7月、非正規の労働者がついに2000 万人を超えた。「格差」「貧困」「ワーキングプア」「非正規」「ブラック企業」「過労死」「解雇自由」……。

 社会全用差別が不当労働行為であったことを否定できなくなっても、国鉄改革法を必死で護持しようというのだ。旧国鉄が行なった不当労働行為の責任はJRには及ばないというのだ。しかし、その結果、判決は矛盾だらけのものになった。 国鉄改革法はすでに破たんしている。これは、27年間、絶対にあきらめることなく闘い続けてきた大きな成果だ。
  2・16集会を勝利への転機に!
 だが、旧国鉄幹部自身が、不採用基準をJR設立委員長と共謀して作った経緯を生々しく自白している新たな証拠が明らかになっているのだ。「JRに法的責任なし」どころの話ではない。東京高裁・難場裁判長は、その証拠が提出されたのが結審ギリギリであったことをいいことに、完全に無視して9・25判決を下ろした。

 しかし、国鉄改革の真実は、ついに一点の曇りもなく明らかになったのだ。解雇撤回・JR復帰判決以外の結論はありえない。反動の牙城・最高裁を怒りの声で包囲し、解雇撤回の勝利判決をかちとろう。27年目の2・16集会は勝利への反転攻勢にうってでる集会だ。
 全力で2・16集会に集まろう!
大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
    全学連福島ブログ


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