なにがなんでも全原発廃炉! 3・1ビキニデー集会 3月1日(土)18:30~(18:00開場) 杉並産業商工会館・3階ホール 入場料 500円(ふくしま共同診療所カンパ込み) お話 杉井吉彦さん(ふくしま共同診療所医師) 全国・世界から集まった募金で2012年12月に開院したふくしま共同診療所。避難・保養・医療を3つの柱に福島で診療を続ける。75人を数える子どもたちの甲状腺がん。福島の現状を話して頂きます。 原発反対・五輪返上☆都知事選を闘った鈴木たつおさん(弁護士)も参加! 東京から日本を変える闘いはこれから。 一緒に始めよう。あなたも! 【杉井医師のインタビューから】 「福島の健康問題を、反原発運動の魂に」 「原発関連死」は福島県内の自治体の認定でも1539 人で、地震や津波による直接死を超えようとしているんですよ(9・8付毎日新聞。1月現在は1624人、直接死をこえた)。みんなもっと言うべきだ、これは虐殺なんだって。向こうは「死者が出てない」というのに対し、それを切り崩す運動にしていかないと。再稼働問題は健康問題だと声を大にして訴えたい。 何度も言うけど、福島の医療問題で勝たなければ反原発闘争はない、と思ってます。この健康問題で闘わなければ。怒りの源泉はそこにあるんだから、そこで共に立たなければどこで立つんだと。 「診療所を作るとそこに住民をおしとどめてしまうんじゃないか」「被曝を強制する診療所になるんじゃないか」とさんざん言われた。それで、まず危険な状況から避難させるのが医療の基本、放射線に対する唯一の防御は避難であるというのが第一。避難できないとしても保養があって、その上で、どうしても避難できないし保養もできない人に、医療的な支援をしなければいけない。がんの早期発見とか、免疫機能の低下など放射線障害による疾病への医療的な支援や指導。避難も保養も医療も全部、被曝を強いられている福島県民と共に、医療者が全力で放射線障害から身を守っていく、それが3原則の中身なんです。 この3原則は、医療問題が人々の、患者の求める根本的な解決を目指すということと直結している。避難を勧めたら患者がいなくなり、資本主義社会の病院としては経営は成立しない。でもそれを言わないと福島ではやれない。 |