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 国鉄1047名解雇をめぐる裁判で昨年9月、東京高裁が不当労働行為を明確に認定しました。

 一審判決に続く高裁での不当労働行為の認定は、〈国鉄分割・民営化における解雇は間違いであった〉ことを認めさせる画期的判決です。「解雇撤回」の旗を降ろさずに闘いを継続した国鉄千葉動力車労働組合(動労千葉)の存在と、これを支援した4万5千筆に及ぶ署名が大きな力を発揮しました。

 ところがこの判決は、不当労働行為を認定しながら、解雇撤回ではなく慰謝料を支払えばよいと命じました。こんなことが許されて良いはずはありません。いま私たちは最高裁で「解雇撤回・JR復帰」判決をかちとるために闘っています。

 戦後最大の労働運動への攻撃だった国鉄分割・民営化(1987年)に対して不当労働行為と解雇撤回の判決を出させれば労働運動復権へ大きな力となります。 解雇撤回へ10万筆署名へのご支援、ご協力をお願いします。

 6月8日、東京・文京シビックホールで国鉄闘争の全国集会を開催します。多くの方の参加と署名へのご協力を訴えます。

 国鉄から始まった民営化と外注化は安全と雇用を破壊しました。JR北海道や京浜東北線川崎駅構内事故を見て下さい。恐るべき「安全崩壊」の現実が社会全体を覆っています。国鉄分割・民営化と同じ時期に制定された労働者派遣法から始まった非正規雇用化は現在は約4割。

 集団的自衛権の行使容認をはじめ安倍政権は改憲と戦争の道をひた走っています。同時に、限定正社員制度の導入や派遣の全面解禁などの正社員ゼロ化政策、残業代をゼロにするホワイトカラーエグゼンプションなどの「雇用改革」を進めています。これを許せば日本の労働者の賃金は数十兆円も減るとの試算もあります。

 安倍政権による改憲と戦争、そして総非正規雇用化の政治と対決する闘う労働組合の復権が必要です。国鉄1047名解雇撤回の闘いは今こそ大きな意味を持っています。

 6・8全国集会は誰でも参加できる集会です。多くの方の参加を呼び掛けます。
6・8タブロイド判ビラ(PDF)1、4面 2~3面

全日本建設運輸連帯労働組合・関西地区生コン支部 全国金属機械労働組合・港合同 国鉄千葉動力車労働組合

3労組の11月集会結集への訴え(テキスト版)  11月労働者集会 タブロイド版PDF
11月集会タブロイド版 PDF (5.87メガバイト)

最高裁署名の呼びかけ  PDF
最高裁判所宛署名用紙

動労千葉鉄建公団訴訟   解雇撤回・JR復帰署名

4万4327筆の力で不当労働行為を東京高裁に認定させました。署名へのご協力に心よりお礼申し上げます

2013年9月27日
国鉄闘争全国運動

 国鉄1047名解雇をめぐる動労千葉の鉄建公団訴訟控訴審判決が9月25日、東京高裁において出されました。難波裁判長は、1審における不当労働行為認定を覆すことはできず、「動労千葉を含む国鉄分割・民営化に反対する姿勢を示していた労働組合に属する職員を、このような労働組合に所属している自体を理由として、差別して不利益に取り扱う目的、動機(不当労働行為意思)の下に、本件名簿不記載基準を策定し(た)」(判決文)として不当労働行為を明確に認定しました。
 地裁判決に続き高裁においても不当労働行為を認めさせたのは4万4327筆の署名の力です。5万に迫る「解雇撤回・JR復帰を求める要望書」を裁判所に4度にわたって提出し、「国鉄改革の真実」を暴き出し、広く社会に訴えたことが不当労働行為を認定させた大きな力です。1047名解雇をめぐる裁判において本当に大きな前進をかちとることができました。署名をお寄せいただいた全国の仲間に心から感謝を申し上げます。
不当労働行為を明確に認定させた以上、次は〝解雇撤回〟の判決をかちとるべく全力を尽くします。最高裁宛ての「解雇撤回・JR復帰」10万人署名を直ちに開始します。高裁宛署名への大きなご支援に感謝するとともに、あらためて新たな署名運動へのご協力をお願いいたします。
以上

動労千葉 高裁判決に対する声明
 facebook も見てください!

6月4日(水)
今日も朝から10万署名
昼食は 豚シャブ ワカメ・卵スープ
三里塚の野菜 →
午後も10万署名 京都・ロシナンテ社の四方さん集金に。署名いただきました
3時のオヤツ
夕食は暑いので、カヤクそーめん 一昨日の差し入れの焼き鳥を
ばらして炒めて
カボチャの茶碗蒸し 新作・おからサラダ 沖縄・B級ソーキの煮物。
動労千葉物販、昆布・椎茸入り
差し入れのカツオ
夕食後、「街」屋台。今日も色々な人との出会い&署名
 大エビちゃんと話したお父さんが鍋屋横丁の魚屋の息子という話になった。鍋屋横丁はハネやんが育った場所なので、
検索していたら「ハネやん、故郷に帰る (^o^)丿」というページがあった。2003年のホームページだった。
ハネやん、故郷に帰る (^o^)丿  を復刻してみた。
http://syakujiigawa.web.fc2.com/2003_7_4.html
あれから11年、
みんな元気なんだろうか?

【速報】武田君の起訴弾劾! 2014/06/03 (Tue)
3・14法大弾圧を許さない法大生の会 のブログから転載
武田君が起訴されました。
ナンセンス!!

しかも「器物損壊」から「暴行」に切り替えての起訴だ!
つまり「器物損壊」がでっち上げであったことを権力自らが認めたのだ。

その上で、武田君を何としても勾留し続けるためにのみ、ありもしない「暴行」をでっち上げたのだ。

はっきりさせなければならないのは、田中優子こそが武田君をデッチ上げ起訴した張本人だということだ。

田中優子を絶対に許さない!
必ずオトシマエをつけさせてやる!

武田君奪還!
法大闘争勝利!
法大当局・田中優子に対して怒りを叩きつけよう!

 だ  ん   け  つ  2014年6月4日  
972
東京北部ユニオン
リサイクルショップ「街」分会
関町北4-2-11
 電話 3928-1378
JR労働者不当解雇弾劾し、
函館駅前10万筆署名集める
 5月31日、国鉄闘争全国運動・北海道の労働者は、JR函館駅前で最高裁に解雇撤回の判決を迫る国鉄10万筆署名の街宣を行いました。地元の2人の労働者が2月に不当解雇されたことに対し、「JRは保線労働者の解雇を撤回しろ!」と訴えました。多くの函館市民や観光客が応じ、26筆の署名が寄せられました。

 今年2月、大沼保線管理室勤務の23歳と59歳の2人の労働者が懲戒解雇されました。昨年9月に函館線大沼駅構内で貨物列車が脱線した直後、2人はレール数値を改ざんしたとされています。入社したての青年や退職間際の労働者が勝手にそんなことをやるでしょうか。
 保線現場での安全の崩壊、鉄道の安全に対するモラルの崩壊が背景にあって、事故原因隠しのために改ざんが行われたのです。上司の指示があった疑いも濃厚です。「会社に従った青年の未来を奪う解雇は、青年を切り捨てる今の社会の縮図だ」「安全崩壊のJRの始まりは1047名の解雇。この2人の不当解雇をJR体制の終わりにしよう」「北海道新幹線から函館を切り離し、大間原発の死の灰を押し付けるこの社会を労働者の団結でひっくり返そう」との訴えに共鳴して、修学旅行の高校生など若者が多数署名してくれました。

 この事故を契機に保線現場の驚くべき実態が明るみに出ました。レール異常の放置が270カ所(ポイントを除く)、レール数値の改ざんも20年以上前からあって、44ある保線部署のうち33カ所で130人近くの社員が関与していたことが社内調査などで分かりました。懲戒解雇された2人だけが特に悪質というわけではありません。

 これまでJR北海道には、レール数値改ざんを懲戒解雇の対象とする就業規則はありませんでした。鉄道パッケージ輸出をめざす安倍政権の介入と国土交通省の圧力で、今年の1月に就業規則の変更提案があり、「全従業員の賛成」、実はすべての労働組合の同意で9月にさかのぼって適用されたのです。

 この日の北海道新聞朝刊のトップは、JRが保線業務を丸投げしている北海道軌道施設という会社が根室線で、枕木交換の際にレールの敷設方法を誤り、仕上がりの検査を怠っただけでなくデータを捏造しために、レールの危険な異常が4日間も放置され、そこを多くの特急列車などが行き来していたことが分かったというものでした。仕事に追いまくられて1人の労働者が検査を失念したのが原因とされています。

 当日のビラにあるように、JR体制のもとではJR北海道の安全は回復できません。動労千葉や動労水戸のように闘う労働組合を北海道に打ち立てること、青年労働者が奪われた未来を取り戻す闘いに立ち上がることが一切の出発点です。このことをさらに訴えて、北海道の労働者は6・8全国集会に結集します。(北海道・S)
動労千葉を支援する会のホームページから転載
    全学連福島ブログ

6月3日(火)
今週は6・8集会、新10万署名に向けて終日、署名に決定! 1000名の目標で750筆ほど。
あと250筆、貫徹するぞ!
茶月さん、ついに閉店です。20年たって、この町で生き残っているのは、
「街」ぐらいです。
昼食は
昼食後、「前進」の読み合わせ 5・31ビデオを観ます
なんと、ふくしま共同診療所カンパで7万円を持ってきた人がいます!
感謝・感動・感激!
ふくしま共同診療所カンパ、「街」では150万円を越えたようです!
次の目標は200万円にしよう!
署名数は増えないけど、愚直に集めます。数も大事だけど、団結です
夕食は差し入れ宮崎の猪肉の炒め。 新じゃが煮
夕方になっても署名をする人がいます。総括&交流会
福島切り捨てを許さない! 竜田延伸反対! 5・31いわき総決起集会 ビデオ
動労水戸ブログから転載
   ドイツ高校生からの手紙とカンパ
   動労千葉を支援する会 フェイスブックから

私たちの思い 私は皆さんのお仕事をとても尊敬しています。とても大変なこととは思いますが、がんばって頂きたいと思います。やりやすいことは必ずしも正しいとは思いません。何事かを変革し他の人々のために正しいことをなそうとした人たちは、しばしば孤独であり同じ志を持つ友人は少なく、反対する多くの人々と闘わねばなりませんでした。みなさんは孤独ではありません。日本でもドイツでも、皆さんを支持する多くの人々がいます。

 皆さを支援するため出来るだけのをしてい...きたいと思います。たくさんのことはできませんが、私たちの気持ちと、わずかばかりの熱意を感じ取ってください。Robert Schuppe(右から3人目の男性)
ふくしま共同診療所のみなさんへ  まず何よりも、皆さんの行われていることは、まったく正義に満ちたものだと言わせてください。私は皆さんの関与と勇気に心より感動しました。ありがとうございます。日本では、この行動を支援する人はそれほど多くはないのではないかと思います。私と私の家族より、わずかばかりのカンパをお送りします。

 私が初めてフクシマの子供たちや大人たちの置かれている状況を聞き、とても驚きました。そして一つのことを教えられました。他の人々を気づかい助け合って共に生きることが、人生の本当の意味だということです。だから、ふくしま共同診療所の一層の発展に全ての人々が支援しなければならないと思っています。

 希望を込めて、Dan(左から2人目の男性)
ふくしま共同診療所の運営委員のみなさんへ 3年前の原発事故の後の状況について、今日知ることができました。ドイツでは、メディアはこのことにつき何も語らないので、多くの人は「日本は問題ないのだろう。政治家はうまく処理しているのだろう」と考えています。しかし日本の多くの方々が置かれている状況に関するNeureuterさんの話を聞いて、全く違う考えを持つようになりました。企業や政府は全く非道徳的であり、市民の健康に関して全く無関心であることに驚きました。人々は子供たちや自らの健康について関心を持たなくなっていると聞きました。多くの人々が、原発事故により健康を害している人々の未来と、放射能の高汚染地帯に住む人々の未来に希望を失っているかのように見えます。

私たちを取り巻く状況と、如何に異なるものなのかを思い浮かべることができます。そして皆さんの実践にとても感動しています。皆さんは状況に正しく対応し、素晴らしい義損活動を行われています。法の遵守を理由として人間的な医療行為を行えない医師たちと比べ、皆さん方は本当に勇敢だと思います。

皆さんの底力で、この重要な作業を継続されんことを願います。そしてこの闘いに深い確信を持たれんことを。そして世界の反対側に、皆さんの行為に熱烈に賛同する人々、皆さんの健闘を心から願う人間がいることを強調させていただきます。

心をこめて、Leonie(右から3人目の女性)
 ふくしま共同診療所のみなさんへ  フクシマ惨事の被災者を助ける皆さんの行動に敬意を表します。
 フクシマの人々に関するAexander Neureutersのプレゼンテーションで、皆さんがやられていることを聞きしました。
 ご健闘をお祈りします。私は皆さんをとても尊敬すると共に、皆さんを支持する多くの人がいることをお知らせします。

心より、 Martin Baller(右から2人目の男性)
ふくしま共同診療所のみなさんへ 時には正しい方向を見つけだすことは困難です。如何に行動し、毎日どう進めるかを 決定するのは容易でありません。多くの可能性があり、従って多くの決定がなされますが、私たち自身の方向を見つけなければなりません。

皆さんのお仕事にとても感動しています。皆さんの仕事はとても素晴らしく、多くの子供たちと家族が真実を知る手助けになっていると思います。だから私は皆さんをとても尊敬しています。
 
 ドイツにも原発があります。放射線に国境はないのですから、全ての人々は連帯して行かなければならないと思います。
皆さんのことを思っている多くの人々がいます。私の家族、友人、そして私自身は皆さんのお仕事をとても尊敬しています。皆さんはとても勇敢であり、この世の中を変革されんとしています。実際私は、よく考え抜くことが世界を変えることになると思っています。

 私はここに、みなさんと被災した子供たちと家族に心からの思いをお送りします。
人々が、愛と共に進む正しい道に気づき、責任をもって行動する時が来ました。

友愛と共に、Sonia(一番右の女性)

 だ  ん   け  つ  2014年6月3日 
 
971
東京北部ユニオン
リサイクルショップ「街」分会
関町北4-2-11
 電話 3928-1378
竜田延伸反対! 520人で
5・31総決起集会かちとる
 「福島切り捨てを許さない! 竜田延伸反対! 5・31総決起集会」が5月31日、動労水戸の主催でいわき市平中央公園で開かれ、全国から520人の労働者・学生が結集した。集会後、いわき市内をめぐるデモが闘いぬかれ、さらに、いわき運輸区前での抗議行動が打ちぬかれた。

 竜田延伸阻止を掲げ、動労水戸は、30日から31日までの全乗務員ストに突入した。集会はストが貫徹される中で闘いとられた。

 主催者としてあいさつした動労水戸の石井真一委員長は、「JRは楢葉町の帰町宣言があれば運行を再開すると言っていたが、29日の楢葉町長の表明は『帰町判断は来春にする』というものだった。なのにJR水戸支社は6月1日運行再開と発表した。これは、安倍の意を受け、楢葉に住民を帰らせるためのものだ。原発事故は何も収束していないのに、その原発に向かって電車を走らせることは絶対に許せない。今日の集会とデモで政府・JRに怒りを爆発させよう」と訴えた。  

 動労千葉の田中康宏委員長は、「動労水戸の闘いは日本の労働運動に新しい1ページを記した。これは闘う労働組合を取り戻す闘いだ」と切り出し、「原発事故をなかったことにし、福島を切り捨てる攻撃に、動労水戸はストライキで立ち上がった。これは国鉄労働者の誇りをかけた闘いだ。安全は鉄道の最大の使命だ。安全を破壊する竜田延伸を認めることは労働組合として絶対にできない」と提起して、6・8国鉄集会への大結集を訴えた。

 動労水戸組合員の照沼靖功さんは「住民が帰れないのにところに電車を通すのは絶対におかしい。運行再開は住民が望んでいることではない。会社のしていることをぶっつぶす勢いで闘う」と決意を述べた。動労総連合傘下の各労組青年部からの決意表明が続いた。国労郡山工場支部の橋本光一さんら、JR労働者も連帯の発言に立った。

 福島からは、ふくしま共同診療所の布施幸彦医師や同診療所建設委員会の佐藤幸子さん、希望の牧場代表の吉沢正巳さん、ふくしま合同労組の藤井千賀子書記長、福島大生らが発言。「福島切り捨てを許さず立ち上がった動労水戸の闘いに勇気を得た」と、ともに闘う意思を表明した。星野再審全国連絡会議の星野暁子さん、6月杉並区議補選に挑む北島邦彦さん、8・6ヒロシマ大行動へ闘う高陽第一診療所労組の森末一義委員長が力強く連帯のあいさつ。地元のいわきからNAZENいわきが発言に立った。

 集会のまとめを行った動労水戸の辻川慎一副委員長は、「竜田延伸が住民から待ち望まれていたかのように報道されているが、事実はまったく違う。われわれが仮設住宅にビラを配ったら、『国鉄の労働組合が闘っている。さすが国鉄の労働組合だ』という反応が返ってきた」「安倍は国民を守るために集団的自衛権の行使が必要だというが、政府が国民を守ったことがあるのか。仮設の人たちは、原発事故で生活を根本から奪われた。これは今に始まったことではない。戦後一貫して、政府は労働者民衆の命を踏みにじってきた。その厳しい時代を生き抜いてきた人たちの怒りの火が大きく燃え上がったら、時代は変わる」と提起した。

 集会後のデモはいわき市民の圧倒的な関心を集め、各所でデモ隊に手を振る住民の姿が見られた。
 デモ終点のいわき駅前では鈴なりの人びとがデモに注視し、迎え入れた。デモ終了後、いわき運輸区前に移動した参加者は、JRを徹底弾劾するとともに、乗務を強いられる労働者への激励行動を貫徹した。

 この日の闘いをばねに6・8国鉄集会の大結集に攻め上ろう。
(東京・K)  
 安倍政権と対決し、動労水戸が被曝労働拒否でストライキ
5・30~31の動労水戸の闘いの記事が韓国の民衆メディアのチャムセサンに掲載されました。
http://www.newscham.net/news/view.php?board=news&nid=78438
 5月30~31日、日本の鉄道労働者の組合である動労水戸は、被曝労働拒否のストライキに立ち上がった。...
 動労水戸は、2011年に大事故を起こした福島第一原発の近くを走る常磐線の運転士を組織している組合だ。事故の後、原発周辺は立ち入り禁止区域となっていたが、安倍政権はこの禁止を解除して、避難していた住民に放射能で汚染された地域への帰還を強制しようとしている。JR東日本会社は安倍政権の手先となって、この6月から原発のすぐ手前の竜田駅まで列車の運転を再開すると発表したのだ。放射線量の非常に高い地域に列車を走らせ、乗員・乗客を被曝させることは絶対に許されない。動労水戸は、「これは労働者・民衆の生命にかかわる問題であり、阻止するのは労働組合の任務だ」と宣言して全乗務員のストライキに突入した。

 ストに決起した組合員は、「乗務員・乗客に被曝させ、死ねというのか。JRのしていることは無差別大量殺人だ」「危険とわかっていて列車を走らせる、そんな管理者に鉄道業務を行う資格はない」と、腹の底からの怒りをJR会社にたたきつけた。

 5月31日には福島県いわき市で動労水戸のストを支援する集会が開かれた。国鉄分割・民営化以来の闘いを動労水戸とともに闘ってきた動労千葉をはじめ、福島県内と全国から520人が結集した。動労千葉の田中康弘委員長は、「自分たちが生き残るために福島の民衆を切り捨てようとする政府、こんな政府をもう絶対に許さない。セウォル号で殺された韓国の高校生、福島で命を奪われ続けている人たち、トルコの炭鉱事故で殺された労働者、われわれは彼らを生き返らせなければならない。この社会を変えなければならない! そのために労働組合が今こそ力をもとう。動労水戸に続こう」と訴えた。 
  集会後、参加者は炎天下のいわき市内をデモした。沿道の住民は窓から手をふり、デモ隊を喜びをもって迎えた。最後はいわき運輸区の前でJR資本を徹底弾劾し、JR東労組や国労の労働者にも「もうじっとしている時ではない。ともに立ち上がろう」と呼びかけた。

 福島原発事故は何ひとつ終わっていない。しかし福島現地では、政府の嘘で真実が徹底的に覆い隠される中、民衆は不安や怒りを声に出すこともできない状態を強いられてきた。動労水戸の闘いは、この状況を実力で打ち破る突破口を開いた。安倍政権は当初、立ち入り禁止区域の楢葉町の町長に「もう町に帰っても安全だ」という宣言を出させて住民の帰還を強制しようとしていたが、この策動は今回の闘いですでに粉砕された。にもかかわらず、JRはなおも運転再開に固執している。「無人の町に何のために列車を走らせるのか!」と怒りはますます高まっている。

 労働組合の団結した決起こそが新自由主義への全人民の怒りを解き放つ。動労水戸の闘いは、動労千葉の闘いとともに、日本におけるその最前線の闘いだ。新自由主義粉砕へともに闘おう。

 아베, 후쿠시마 오염지역 열차운행 재개...철도노동자,   운행거부

[기고] 도로미토, 방사선 피폭 노동 거부 파업

 
지난 5월30~31일 일본 이바라키현의 철도노동조합인 도로미토(국철 미토 동력차 노동조합)가 방사선 노출 노동을 거부하는 파업에 나섰다.

도로미토는 지난 2011년 폭발사고를 낸 후쿠시마 제1원전 주변을 달리는 JR조반선(도쿄도 닛포리역과 미야기현 이와누마역을 잇는 노선)의 기관사 등을 조직하는 노동조합이다. 사고 이후 원전 주변은 출입금지 구역이 돼 있었으나 아베 정권은 이 금지조치를 해제하고 피신했던 주민들을 방사선 오염 지역으로 귀환시키기로 했다.

JR동일본(동일본여객철도주식회사)는 아베 정권과 결탁하여 원전 남쪽에 위치한 다츠타역까지 올 6월부터 열차 운행을 재개하겠다고 밝혔다. 후쿠시마 제1원전 반경 20km 안쪽에서 철도 운행이 재개되는 것은 이번이 처음이다. 도로미토는 방사선량이 매우 높은 지역에서 열차 운행을 강행해서 철도노동자와 승객들을 피폭시킨다는 것은 도저히 허용할 수 없다는 입장이다. 도로미토에서는 “이것이 바로 노동자 민중의 생존권 문제이며 저지하는 것이 노동조합의 마땅한 임무”라며 조합에 소속된 모든 기관사와 승무원이 파업에 돌입했다.

파업에 들어간 조합원들은 “철도노동자와 승객들에게 ‘피폭해서 죽으라’는 것인가”, “JR의 소행은 바로 무차별 대량살인이다”, “위험하다고 알면서도 열차를 운행시키려는 관리자들에게 철도업무를 수행하는 자격이 없다”며 분노를 터뜨리고 있다.

지난 5월31일에는 후쿠시마현 이와키시에서 도로미토를 지원하는 집회가 열렸다. 국철 분할 민영화 이후 도로미토와 함께 민영화 반대 투쟁을 벌여 온 도로치바 (국철 치바 동력차 노동조합)를 비롯하여 후쿠시마현과 전국에서 520여 명이 참석했다. 다나카 야스히로 도로치바 위원장은 “자기네들만 살아남기 위해 후쿠시마 주민들을 내버리려는 정부를 더 이상 허용할 수 없다. 세월호 때문에 죽어야 했던 한국의 고교생들, 후쿠시마에서 목숨을 빼앗기고 있는 분들, 터키 탄광 사고 때문에 죽은 노동자들… 우리는 이 친구들을 되살려 줘야 한다. 이 세상을 바꿔야 한다! 이를 위해 노동조합이 이제 힘을 가져야 한다. 도로미토와 함께 투쟁하자”고 호소했다.

집회 후 참석자들은 이와키 시내에서 시위행진을 벌였다. 주변 주민들이 창문가에서 손을 흔들며 시위대를 환영해 줬다. 행진 해산지인 JR이와키 운수기지 앞에서 JR자본을 규탄하는 동시에 다른 노조인 JR동일본노조와 국노(국철노동조합) 소속 노동자들에게도 “더 이상 침묵해서는 안된다. 같이 나서자”고 호소했다.
후쿠시마 원전 사고는 아무것도 끝나지 않았다. 그러나 후쿠시마 현지에서는 정부의 기만으로 진실이 은폐되며 주민들이 불안감과 분노를 소리로 낼 수조차 없는 상황에 놓여 있다. 이번 도로미토 투쟁은 이러한 상황을 타개할 돌파구를 열었다.

아베 정권은 애초 출입금지구역에 위치한 나라하마치 자치단체장으로 하여금 “이제 마을에 돌아가도 안전하다”는 선언을 내게 해서 주민 귀환을 유도하려고 했으나 그 시도는 이번 투쟁으로 파탄날 것이다. 그럼에도 JR동일본회사에서는 아직도 운행 재개에 집착하고 있다. 이에 “사람이 없는 마을에 무슨 열차가 그리 필요한가” 등 분노의 목소리가 높아지고 있다.

노동조합의 단결된 투쟁이야말로 신자유주의에 대한 모든 인민들의 분노를 풀어줄 것이다. 이번 도로미토 투쟁은 도로치바 투쟁과 더불어 이 투쟁의 최전선이라고 할 수 있다. 신자유주의 분쇄를 위해 함께 투쟁하자.

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