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スケジュール

JRの安全破壊を許さない!
JR郡山総合車両センターの外注化阻止!9・11集会

 9月11日(木)本町緑地 午後1時集合
 ※本町緑地はJR郡山駅から南に徒歩5分。
  陸橋の南側の小規模公園
 主催・国鉄労働組合郡山工場支部


最高裁署名の呼びかけ  PDF
最高裁判所宛署名用紙

解雇撤回・JR復帰を求める最高裁署名
55760筆(6月8日
国鉄闘争全国運動 

最高裁判決を前に改めて「国鉄闘争全国運動」への結集を訴えます


国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回闘争を支援する全国運動(国鉄闘争全国運動)

 「国鉄闘争の火を消してはならない」。2010年6月、私たちは、国鉄1047名解雇撤回闘争の「政治決着」路線に抗し、動労千葉の呼びかけに応えて、あくまでも解雇撤回の基本要求を堅持して闘う運動組織「国鉄闘争全国運動」を新たに立ち上げました。それは、抗いがたい流れに小さな船を出すような前途の見えない闘いの始まりでした。しかし、全国各地からこの闘いに結集して下さった皆さんの力が全国運動に生命を吹き込みました。

 こうして、2012年6・29東京地裁判決、2013年9・25東京高裁判決がかちとられました。初めて「(JR不採用基準は)国鉄分割・民営化に反対する労働組合に所属する職員を不当に差別する目的、動機の下に策定されたもの」と認定させたのでした。あと一歩で「解雇撤回・JR復帰」をもぎとるところまで追い込んだのです。

  私たちの闘いは、一旦全員解雇・選別再雇用方式をもって国鉄労働運動を解体しようとした、政府・国鉄・JRの共謀関係、国家的不当労働行為の真実を暴きだしています。これは、民営化・外注化・非正規職化、解雇自由などの起点となった国鉄分割・民営化攻撃、「国鉄方式」下の現実をひっくり返す確実な糸口です。止めどなく後退する労働運動の現状に一石を投じ、戦後最大の労働運動解体攻撃を打ち破る手がかりをつかんだといっても過言ではありません。私たちは、2010年「4・9政治決着」をのりこえ、今も国鉄闘争の火を全国各地で燃やし続けています。

 私たちは、最高裁判決を前にしてあらためて訴えます。ぜひ、国鉄闘争全国運動にもっと多くの力を結集させて下さい。30年に及ぶ国鉄分割・民営化反対闘争と労働運動再生に向けた努力、全国運動がきりひらいてきた4年間の闘いの画期的な前進。そのすべてが時代とかみあい、労働者がおかれた現実への深い怒りと結びついて、力強く鼓動し始めるときが来ました。いよいよこれからが勝負です。本日を新たな出発点として、国鉄闘争全国運動の本格的な発展をかちとろうではありませんか。

 安倍政権は改憲、集団的自衛権の行使にしゃにむに突き進んでいます。出口のない危機が再び世界中で戦争への衝動を生み出しています。セウォル号で殺された300人の高校生、トルコの炭鉱労働者たち。資本主義、新自由主義が生み出した恐るべき現実、社会の崩壊が膨大な労働者の生命を奪い、張り裂けんばかりの怒りが爆発しています。安倍政権はこの期に及んでなお、労働者派遣法を改悪し、労働時間規制を解体し、「経済特区」という猛毒を放って「総非正規職化」と「解雇自由化」への最後の扉を開け放とうとしています。しかし、もう限界です。労働運動が団結と共同の力を取り戻したときにすべてが動きだす時代がきました。

 尼崎事故で107名の生命を奪った民営化は、JR北海道における安全の全面的な崩壊に行き着きました。JR体制そのものが瓦解しようとしています。それにもかかわらず、貪欲な資本は外注化攻撃をエスカレートさせ、鉄道業務のほとんどを何百もの下請け会社にバラバラにして労働者ごと突き落とそうとしています。国鉄分割・民営化攻撃は何ひとつ終わっていません。今こそ闘いが必要な時です。

 昨年末の23日間のストライキに始まる韓国・鉄道労組の民営化反対闘争は、時代の変化と闘いの新たな展望を鮮烈に示しました。これまで民営化攻撃に真正面から立ち向かって団結を守りぬくことができた例が国際的にもほとんどない状況を打破し、その闘いによって世論全体を民営化反対の声に獲得したのです。

 動労千葉、動労水戸も新たな闘いに立ち上がり、動労総連合を全国につくろうと訴えています。

 外注化粉砕、運転保安確立に向けた動労千葉の5・2ストライキは、労働運動の新たな可能性をはらんだ重要な歴史的挑戦への一歩です。動労千葉はこの闘いをもって、安全問題こそ外注化の最大のアキレス腱だと訴え、外注化を粉砕するためにJR、CTS(下請け会社)を貫く労働者の組織化に踏み出しています。

 常磐線の竜田駅延伸運転に反対して立ち上がった動労水戸の5・10、5・31のストライキも労働運動の歴史に新たな1ページを記す闘いです。原発事故によって福島が置かれた現実を葬りさって再稼働、輸出の原発政策を推進することにかけた安倍政権に対し、職場生産点から反撃の闘いが始まったのです。このストライキは分断されようとしているすべての怒りの声を結びつける可能性をもつ闘いでもあります。

国労郡山工場支部の外注化阻止と反原発の闘い、国労新潟の新津車両製作所分社化反対闘争など、国労の変革をめざした職場からの新たな闘いが始まっています。

 いよいよ「国鉄闘争全国運動」がその力を発揮しなければいけないときがきました。私たちは労働者が団結をとり戻し、労働運動が再び闘う力を甦らせるまで困難をのりこえて前進し続けます。労働者の団結した闘いこそ歴史を動かす力です。私たちは国鉄闘争全国運動を持続し、発展させることで、これまで日本の労働運動が抱えてきた弱点や限界をのりこえたいと心から念うものであります。

 これまで私たちの運動を支えて下さった皆さんに訴えます。10万人署名を集めきり、最高裁で「解雇撤回・JR復帰」の勝利判決をかちとろう。全国の職場・地域に「国鉄闘争全国運動」を組織し、闘うネットワークに結びつけよう。今日が新たな出発の日です。「国鉄闘争全国運動」を発展させよう。

                                     2014年6月8日

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8月23日(土)
映画「ヒットラー・第二部・独裁者の台頭」の鑑賞会
夕食は新作めイカ墨スープ・カレー
辺野古海上作業、20首長が反対 本紙調査 沖縄タイムス2014年8月20日
 米軍普天間飛行場返還に伴う名護市辺野古の新基地建設で、キャンプ・シュワブ沿岸の海上にブイやフロートが設置され、ボーリング調査の掘削が始まったことを受け、沖縄タイムスが実施した県内41市町村長へのアンケートで、20人が海上作業に「反対する」と答えた。「容認する」は桑江朝千夫沖縄市長と伊集盛久東村長の2人。「いずれでもない」が9人、無回答が10人で、合わせると全体の46・4%に上った。

 昨年1月の「建白書」を尊重する意見が根強いほか、11月の知事選前に態度を明確にしない慎重な回答も目立った。

 辺野古への移設自体に「反対する」と答えたのは20人、「容認する」は2人、「いずれでもない」が10人、無回答が9人だった。

 海上作業に反対する20人の中では「建白書の実現のため」(島袋義久大宜見村長)、「建白書の理念を尊重する」(川満栄長竹富町長)と建白書を取り上げる理由が多かった。また、海上保安庁や県警などが反対住民を遠ざける手法にも批判的な意見が集まった。翁長雄志那覇市長は「性急に既成事実を積み上げ、基地問題を沖縄に封じ込めようとする政府の焦り」、稲嶺進名護市長は「民主主義を自ら否定する行為」と指摘した。

 容認する理由として、桑江市長は「普天間飛行場の危険性除去が最優先されるべき」、伊集村長は「容認する立場で(海上作業を)評価する」と答えた。

 普天間を抱える宜野湾市の佐喜真淳市長は「SACO合意から18年、沖縄国際大学へのヘリ墜落事故から10年たっても、市民の危険性や基地負担が何一つ変わっていない」と憂慮。「普天間飛行場の固定化だけはあってはならない」と強調し、辺野古移設に対する設問には答えなかった。

 沖縄タイムスは、7月20日にブイなどの関連資材がシュワブ内に搬入され、海上作業が本格化する動きがあったことから、41市町村長に調査票を送り、7月29日から8月19日までに全市町村長から回収した。設問で「無回答」とした人には、その理由を尋ねた。
宜野座でヘリパッド拡張 http://www.qab.co.jp/news/2014082257485.html
 宜野座村のキャンプハンセン内で地元に説明もないままオスプレイが使うヘリパッドの拡張工事が行われていたことがわかりました。現場は辺野古にも近く、村や区では基地機能の強化だと反発しています。

こちらが宜野座村松田区にあるヘリパッド・スターリングです。アメリカ軍はこれまで細切れだったヘリパッド用地を6000本もの木を切るなどして造成し、2倍以上のおよそ2.1ヘクタールに拡張しました。

村にも地元松田区にも事前の説明はなく、基地内にある農業ダムの点検に訪れた村の職員が偶然発見しました。宜野座村・新里課長は「まさかこういう風に2倍以上の拡張工事がされるという認識はなかった」と話し、松田区・松田区長は「多分、基地機能の拡大じゃないかと思うんですが。ヘリが1機、2機、訓練するような格好になるんじゃないかね。今は1機でホバリングするけど、広くして2機やるんじゃないかね」と話していました。

アメリカ軍の環境レビューではオスプレイの配備後スターリングの使用は420回から14回に減ると書かれていました。

沖縄防衛局は取材に対し「アメリカ軍から既存施設の維持管理工事と聞いている」と答えていますが、地元では辺野古への基地建設が関係しているのではないかと疑念を抱いています。

松田区・松田区長は「今は単なる演習場かもしれないけど、辺野古に基地ができてしまったら、恐らく機能も酷くなっていくんじゃないかと思う。頻繁に、多くなるんじゃないかと思いますけど」と言います。

松田区の抗議を受け沖縄防衛局が来週、区に説明を行う予定です。

8月22日(金)
朝はともかく署名 11月ビデオ
昼食は焼き餃子
3時のオヤツ
夕食は豆腐チゲ ジャガイモをおろしてチヂミ レタスの王様・ブーケレタス
写真がないけど、

差し入れの帆立のバター焼き
差し入れの高級・肩ロース
昼の残りのご飯に枝豆・
茗荷を混ぜて
差し入れの梨 差し入れの桃
差し入れの厚揚げ 今日も材料費、全部で500円くらい
酒場詩人・吉田類がテレビ取材に・・・で記念写真
    Qリポート 反戦詩人が見た沖縄の現状
     
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http://www.qab.co.jp/news/2014082157447.html


さがしています朗読より「あなたにとって「いま」は何時?わたしにとって「いま」はいつでもあさの8時15分。ヒロシマのにぎやかなとこやさんのかべにかかって。私はみんなに「なん時」っておしえるのでした。でも8月6日のあさ8時15分にピカアアアアアッときました。」

アーサー・ビナードさん「わたしの今は止まったのです。「おはよう」のあとの「こんにちは」をわたしはさがしています。」

原爆の投下から69年目を迎えた今月、広島在住の1人のアメリカ人が沖縄にやってきました。アーサー・ビナードさん。アーサーさんは、20年前から広島に住み、日本語で原爆の恐ろしさそして戦争のあやまちを訴える詩や絵本を書いています。
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アーサーさん「放射能が一番最初に広島でばらまかれたどういう風にかというとピカ(原爆)。ピカというのは広島の人たちが造った言葉」

なぜ、日本語で反戦や核の根絶を訴えるのか。それは学生時代に受けた教育がきっかけでした。

アーサーさん「僕はアメリカの学校でピカは必要だったピカは正しかった戦争を早く終わらせるために使ったから。アメリカの学校で教わったことは真っ赤なウソだった。」

この日は那覇市内の小学生たちに読み聞かせをしたアーサーさん。子どものうちから平和について自分で考えてほしいと伝えました。翌日、アーサーさんはボーリング調査が目前に迫っていた辺野古へ向かいました。埋め立て予定地である大浦湾を見つめこんなことを話し始めました。
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アーサーさん「僕は広島から沖縄に来たんだけどなんか今、8月5日のような気がする(原爆投下)前だと。今どうやって止めるか。」

そう話した後、アーサーさんカメラを取り出し、あるものを撮りはじめました。漁港にある海の環境美化を訴える石碑です。そこに埋め込まれている子どもが描いたポスターに衝撃を受けたのだと言います。

アーサーさん「この子たちが描いていることと全く矛盾していることが起きようとしている」

ゲート前で連日行われる抗議行動。その中にいた子ども達に話しかけました。

アーサーさん「一緒に歩いてたでしょ?シュプレヒコールも作文にはなんて書く?」

小学生「今日来てこんなに沖縄の人は辺野古の移設に反対しているんだなと思いました」

アーサーさん「もしいっぱい来てたらどうなると思う?」

小学生「アメリカ人もわかってくれると思う。」

アーサーさん「2万人来たらアメリカ人もわかってくれるかもしれないね。」

戦後69年。広島そして長崎に投下された原爆にNOの声を上げながら、戦争に向かう核や軍備に疑問を投げ続けた20年、今の沖縄の光景に、戦争はまだ終わっていないとアーサーさんはこんな詩を書き残しました。
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アーサーさんの詩より「2014年の終戦記念日をぼくは沖縄県名護市辺野古で過ごした。美しい砂浜は小さな島ととてつもなく豊かな海が眼前に広がる。ところが、終戦記念日の前日から日本政府は辺野古の海を決定的に致命的につぶす埋め立てを始めた。本当の終戦記念日はみんなが立ち上がった時にやってくる。」
ディズニーR、驚愕のキャスト使い捨ての実態 バイトに責任押し付け酷使、心身病む人続出
http://biz-journal.jp/2014/08/post_5758.html

 実は、東京ディズニーリゾートに多くの人が押し寄せるのは、夏の終わりから秋にかけてだ。

 比較的すごしやすくなった気温に、ハロウィンなどの集客イベントも目白押しだからだ。しかし、キャスト(従業員)にとっては、この季節こそが「病んでしまう人が多い」魔の季節。これからが要注意の季節なのだ。

「まず、まだまだ暑いというそもそもの悪条件の上に、与えられた仕事にはNOとは言えないオリエンタルランドの職場風土があります。7月からフル稼働のために、夏の疲れが出ていても無理をしても仕事をしなくてはいけない。そのために、身体を壊し精神を病む人が出てくるのです」と語るのは、オリエンタルランド・ユニオン。現在、東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドの労働環境をめぐり、今年3~4月に解雇されたキャストが、オリエンタルランド・ユニオンを結成し、労働環境の改善を要望している。

「オリエンタルランドでは、キャストの9割が正社員ではなくアルバイトなどの臨時雇用者です。それにもかかわらずオペレーションがうまくいっているのは、キャストたちが教え合う素晴らしいシステムがあるからだ、というのですが、どうにも違和感がぬぐえません。現実には臨時雇用者の使い捨てで成り立っているシステム。多くのキャストが『もうディズニーリゾートとはかかわりたくない』といいながら辞めているのが現実です」(オリエンタルランド・ユニオン。以下同)

 2012年9月、『9割がバイトでも最高のスタッフに育つディズニーの教え方』(福島文二郎/中経出版)が発売されると、ディズニーのバイト教育にスポットを当てたビジネス書が注目を集め、シリーズ90万部を突破した。いわく、「オリエンタルランドの正社員数は約2000人だが、対してバイトの人数は約1万8000人。しかも、バイトは1年間で半分の約9000人が退職する」「1年に3回くらい3000人近くのアルバイトを採用しなくてはならないが、推定で5万人以上の応募者が集まる」「ディズニーではバイトがバイトを指導する、現場の責任者に代わって、バイトたちに仕事の手順やスキルを教えるトレーナーと呼ばれるキャストも主にバイトから採用」し、「“すべてのゲストにハピネスを提供する”というディズニーの“ミッション”を浸透させるべく、朝礼・終礼はもちろん、口癖のように正しいミッションを繰り返させる」などの従業員教育が成功の秘訣だというのだ。

 ただし、これらは、ディズニーという“夢の国”だからこそ成し得てしまう魔法の教育ではないかという疑問が、読者の間には当然のようにわいてきた。

●キャストに責任転嫁する3つの“魔法の言葉”

 実は、こうしたビジネス書には書かれていないが、ディズニーリゾートの現場では、システムをうまく機能させるための3つの“魔法の言葉”があるという。その3つとは「体調管理もあなたの仕事」「あなたのレベルが低いから」「あなたの根性が足りない」。夢の国とは縁のなさそうな“魔法の言葉”だが、いったいどういう意味なのだろうか?

 ユニオンが、こう解説する。

「パレードを例にとってみましょう。前提として知っていただきたいのは、パレードの多くも臨時雇用者で成り立っているということです。まず、その日、キャラクターの中に入ることが割り当てられたキャストであれば、キャラクターの着ぐるみは猛暑対策用に改良されていないために、自分で瞬間冷却材を用意するなどしなくてはなりません。ただ、キャラクターの中に瞬間冷却材を用意しても、パレードが始まる前の段階で、その効果はなくなってしまい、余計に重たくなります。その結果、熱中症になっても、オリエンタルランドの社員からかけられる言葉は『体調管理もあなたの仕事』というわけです」

 本来であれば、従業員厚生を促すような「体調管理もあなたの仕事」というフレーズも、オリエンタルランドでは責任転嫁の言い訳に使われているようだ。

「また、パレードなどのエンターテインメント系も、あらかじめのトレーニングはわずかしかなく、実践で覚えろというのが基本スタイルです。このために、本番でミスをしたり、ケガをした場合には『あなたのレベルが低いから』と罵られるのです。同様に、病気になった場合には『あなたの根性が足りない』といった言葉が投げかけられます。こうした職場では『なんでも悪いのは自分』という雰囲気が醸成され、その結果、精神的に追い込まれて『NO』が言えない雰囲気になっていくのです。かといって、よりレベルを上げるために練習をしようと施設でトレーニングをしていると、『仕事と関係ないことをするな』と注意を受けます。もちろん、個人的なトレーニングの時間は時給に入りません。しかし、施設でケガをされても困るというわけです」

 最も深刻な状況なのがダンサーだという。学校の教育現場でもダンスは必修化され、ディズニーリゾートも「エンターテイナー オーディション」という大々的なオーディションを行い、ダンサーには力を入れているはずだが……。

「ダンサーは特別なオーディションを受けなければならず、数カ月にわたり拘束されます。そのうえ、いざ合格しても、舞台に立てるまでには何回もレッスンを受け、仕事は1日3~4時間の時給労働(パレードのみ)なので、稼げても月に数万円で、生活が安定しないのです。また、アルバイトと同様の扱いで、出演予定の当日になって仕事がなくなることもあります。生活面の不安から他の仕事と掛け持ちするようになり、ダンスの練習にかける時間がどんどん減っていき、皮肉なことに本当に“(ダンスの)レベルが低い”とゲスト(客)から指摘されてしまうのです。それで転職しようにも、合格した時点ではダンサーの卵にすぎず、パレード用の最小限のダンスしか習得する機会を与えられていないので、なかなかつぶしが利きません。履歴書には『ディズニーリゾートで働いていた』と書くことは認められておらず、転職の際に自己アピールもしにくいのです」

「体調管理もあなたの仕事」「あなたのレベルが低いから」「あなたの根性が足りない」という3つの“魔法の言葉”とは、責任転嫁するための、まさにブラック企業のロジックではないか。

 こうした話を聞くと、感動とは別の意味で、パレードは涙なしに見られなくなる!?

●キャスト同士による“落とし合い”

 さらに、オリエンタルランド側は、キャストの意欲を高める活動として“褒める”活動があると宣伝することが多い。持ち場や上下関係にかかわらず、キャスト同士が互いに褒めるカードを送り合うというシステムで参加意欲を高めようというのだが、そのウラではストレスのはけ口としての陰湿な“落とし合い”がある。

「あるキャストが気に食わないと、別のキャストが正社員にクレームをつけた場合、名指しされたキャストは、ベテランのユニバーシティリーダー(インストラクター)クラスでさえも簡単に降格やクビにされます。ちょっとしたトラブルがあるだけで、正社員は問題解決と称して、安易にクビを切ろうとするのです。ですからキャスト間の関係は常にピリピリしています。しかも、数年前にディズニーの人材教育礼賛本が続々と出版された頃から、ゲストからのクレームも激しくなっています。ゲストから名指しのクレームを受けると、問答無用で降格やクビになってしまいます。ゲストのみなさんにも知っていただきたいのですが、問題の本質はキャストの対応ではなく、オリエンタルランドのキャストを使い捨てにするシステムなのです」

 筆者は、学生の夏休み期間中で大いに賑わっているディズニーランドに行ってみた。数年前には目立たなかった乱立するポップコーンのワゴンに長い列をつくるゲストたち、応対するキャストたちは力のない笑顔。キャストの微笑みのなかに翳りが垣間見えるのは、猛暑の疲れのせいだけではなさそうだ。パレードでのミッキーの「ハピネスはここにあるよ」というセリフがむなしく響くばかりだ。
(文=松井克明/CFP)
ヘイトスピーチ「禁止法が必要」 国連委、日本に勧告案
朝日新聞デジタル 8月21日(木)23時17分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140821-00000038-asahi-soci


 国連人種差別撤廃委員会による対日審査が20、21両日、スイス・ジュネーブで行われ、在日韓国・朝鮮人らを対象にしたヘイトスピーチ(差別的憎悪表現)に関連して、「包括的な差別禁止法の制定が必要」とする日本政府への勧告案をまとめた。今後、この案を基にした「最終見解」を公表する。

 審査の冒頭、日本政府側は、ヘイトスピーチを禁止する法律の制定や、インターネットなどでの外国人差別や人種差別が発生した場合の法の運用について、「民法上の不法行為にも刑事罰の対象にもならない行為に対する規制に対しては、憲法が保障する『表現の自由』などの関係を慎重に検討しなくてはならない」と述べた。

 多くの委員は、審査前に日本でのヘイトスピーチの様子をビデオで視聴。右派系市民団体が「出てこい、殺すぞ」などと叫ぶ様子について「これに対応することは表現の自由の保護と抵触しないのではないか。スピーチだけではなく実際に暴力を起こすような威嚇なのではないか。非常に過激でスピーチ以上のものだ」との指摘が出た。警察の警備の様子についても「(ヘイトスピーチをする)加害者たちに警察が付き添っているかのように見えた。多くの国では、こういうことが起こった場合には逮捕するものだ」と批判した。

 傍聴した有田芳生参議院議員(民主党)は「日本の人権感覚は外国からすると(時代に)逆行しているようにみえるのだろう」と述べ、ヘイトスピーチなどに対応するための「人種差別撤廃基本法」の早期制定を目指す考えを示した。

 委員会には「在日特権を許さない市民の会」と「なでしこアクション」がそれぞれ、「在日韓国朝鮮人は日本で特権を得ている」などと主張する報告書を事前提出している。(ジュネーブ=松尾一郎)

No .

労働学校に集まろう! 
16日鎌倉孝夫さん、23日港合同中村委員長が講義

◆資本主義とはどういう社会か
  8月16日(土) 13時~
  鎌倉孝夫氏(埼玉大学名誉教授)
◆港合同の闘いの歴史と教訓
8月23日(土) 13時~
中村吉政氏(港合同委員長)

 8月の労働学校は、16日の基礎講座、23日の実践講座の2回を予定している。

 基礎講座では、鎌倉孝夫埼玉大名誉教授による「資本主義とはどういう社会か」を予定。「資本主義の終焉」とタイトルがつく本がベストセラーとなっている。非正規職や貧困層が増大する一方で一握りの資本家が富を集中する現代に、多くの労働者が生き方を模索している。労働者こそ社会の主人公という立場から資本主義の構造や問題点を根底から明らかにする。

 23日の実践講座は、大阪・港合同の中村吉政委員長が労働学校で「港合同の闘いの歴史と教訓」と題して初講義を行う。港合同は、11月労働者集会のよびかけ組合の一つ。講義では、「企業の壁を越えて」「団結こそ命、闘争こそ命」を合い言葉に闘いぬいてきた港合同の、地域と一体となった闘いの歴史と教訓について語る。

   福島の家族・子供たちを迎えて 勝浦で保養おこなわれる
 原発なくせ!ちばアクションは、原発事故後、福島の子供たちの保養を目的に避難プロジェクトをたちあげ、毎年夏冬と保養を行ってきています。

 受け入れ先の地元の自治会や民宿、多くのボランティア・スタッフ、物資提供やカンパなど様々な人々の協力で継続しています。動労千葉も影ながら支援してきました。

●福島の家族とつながる保養ができました
 今夏6回目となる保養は、7月19~23日のあいだ勝浦市で7家族29人を迎えて行われました。天候にも恵まれ、子どもたちが元気に遊び、よく食べる様子を見て、お母さんたちは「こんなに笑う子どもを見るのは久しぶり」と口々に言っておられました。

 福島事故から3年目。保養の取り組みが少なくなったと聞きますが、勝浦市の自治会の方々が、流しそうめんやトンボ玉づくりをはじめ、創意工夫をこらした取り組みを準備されました。福島の家族、子どもたちも福島を思う皆さんの気持ちに感激しておられました。 竹を割る作業から、おいしく食べるまで、あったかい共同作業でした。


海に山に、
自然を満喫する子供たち

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう



全学連福島ブログ

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『 団 結!2008』

『ジュゴンとオバァ』(2007年・全編) 富田晋の青春


三里塚芝山連合空港反対同盟 動労千葉 星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議 労組交流センター
 動労千葉を支援する会
3・14法大弾圧を許さない法大生の会
北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」
とめよう戦争への道!百万人署名運動
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