「労働者はひとつ」「資本とは非和解」を貫き団結つくろう!

   だ    ん      け    つ
東京北部ユニオン
「街」分会
関町北4-2-11
リサイクルショップ街 気付


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“国鉄闘争の火をさらに大きく” 
被災地・福島と固く結び
職場闘争で資本の支配を打ち破る
国鉄闘争全国運動の発展を!
 1040号~(2015.3.25~)
1020号~1039号(2015.1~2015.3) 1000号~1019号(2014.9.14~2015.1)
982号~999号 (2014.7.3~9.14) 960号~981号 (2014.4~6.29)
940号~959号(2013.12~2014.4) 920号~939(2013.6.25~12)
900号~919号 (2013.3.13~6.19) 891号~899号 (2013.1.1~2.26)
871号~890号(2012.11.5~12.30) 851号~870号(2012.9.19~.11.4)
831号~850号 (2012.7.27~9.18) 811号~830号(2012.6.26~7.26)
791号~810号(2012.5.18~6.26) 771号~790号(2012.4.~5.17)
 751号~770号(2012.2.~3.30) 731号~750号(2011.10.~12.24)

国鉄闘争全国運動のホームページ
http://www.doro-chiba.org/z-undou/z-index.htm

 だ  ん   け  つ  2015年6月2日 
 
1054
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リサイクルショップ「街」分会
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 電話 3928-1378
福祉作業所つぶしの
  不当捜索許さない!
  関町地区のみなさん
 たちは、武蔵関駅前にある「障害者が働く作業所、オープンスペース街」です。NPO法人が運営しています。
昨日6月1日(月)朝8時過ぎ、私たちの作業所「街」、と同じNPO法人の障害者居宅介護事業所「自立支援センターゆい」、さらに職員の自宅など計5か所に公安一課の警察官約30人が突如家宅捜索に押し入り、5時間にもわたって踏みにじっていきました!

 「詐欺」容疑だなんて、冗談じゃない!
この家宅捜索の令状に書いてある容疑は、「詐欺」。の一言だけ。しかも今はもういない前理事長の名前と「外2名」というわけのわからないものでした。
 この「詐欺」なるものが一体何なのか、誰から誰への詐欺なのか、私たちは全く身に覚えがありません。警察官に聞いても、「それは言えない」。前理事長はもうここにはいないと言っても「とにかく令状があるから、これでいいんだ」「あなたが拒否しても、ドアを壊してでも入るぞ」と、強引に押し入ってきました。家宅捜索で持って行かれたものは、業務用のパソコン、利用者の受給者証、タイムカード、個人資料のファイルなど、作業所の日常的な運営と請求業務に必要不可欠なものばかりです。これは、障害者作業所に対する妨害・弾圧に他なりません。
    戦争情勢のもとでの治安弾圧ゆるさないぞ!
 私たちの作業所は、東京都の認可を受けており、練馬区の監査も受けたうえで運営しています。「詐欺」などと言われる覚えはみじんもありません。仮に何か「不正」の疑いがあったとしたら、行政が聞き取りに来るべきことで、警察が、しかも公安1課がいきなり来るなんてことはありえないことです。実際に今回誰も逮捕者は出ていません。いったい何を根拠の捜索なのですか?

 この家宅捜索は、安倍政権が進める戦争法案と一体の、福祉作業所・障害者への治安弾圧ではないでしょうか?! 私たちは、この不当捜索に強く強く抗議します。

 私達「街」は、作業所として、「戦争反対」「福祉切り捨て反対」「原発反対」との声を上げてきました。公安警察は、それが、そんなに気に入らないのでしょうか? 障害者はだまって、国の言うとおりにしていろ!とでもいうのでしょうか? こんな公安警察のあり方は、絶対に間違っています!

 戦争になる前夜、まず、「じゃまもの」として、排除され、ついには殺されていったのが障害者です。これが第2次世界大戦の時の教訓です。

 私たちは、戦前の治安維持法の時代の歴史を繰り返さないために、国や、公安警察のやり方に屈することなく、これからも地域に根差して「戦争反対」を貫き続けます!!

いっしょに戦争反対の声をあげましょう!
 地域のみなさん。一緒に安倍政権が進める戦争と憲法改悪に反対の声をあげましょう。6月7日(日)には日比谷公会堂で労働組合を中心とした戦争反対の大集会があります。みんなで一緒に行きましょう! 

 だ  ん   け  つ  2015年5月27日 
 
1053
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三里塚一斉行動、
国会前で沖縄の怒りと合流
 5月25日、三里塚芝山連合空港反対同盟と支援連は、通算第25回の空港周辺地域一斉行動に立ち上がった。

 午前8時30分に、天神峰の市東孝雄さん宅離れに集合。東峰の萩原富夫さんが5・15沖縄闘争の報告を行った。そして農地取り上げに反対する署名が2万7千を大きく超えたことを確認し、目標3万達成、東京高裁提出に向けての一層の奮起を促した。そして午後には沖縄に連帯して東京・国会前に進出する方針を確認した。
 この日用意された「反対同盟ニュース」第20号は、元反対同盟員の石毛博道(芝山町菱田)が、「成田第3滑走路実現を目指す有志の会」の設立へ向けて5月18日に記者会見を開いたことを報じた。芝山町への新滑走路の誘致活動を大々的に行うというのだ。何という恥知らずか! 「元反対派」の肩書きで反対運動つぶしと闘争史偽造を図ってきた石毛は、ついにあからさまな利権屋の正体をさらしたのだ。 今回の「ニュース」には、この石毛に怒りを表す地元住民の声も掲載されている。
 市東さんが、「空港側のさまざまなキャンペーンが流されているが、今日の一斉行動で打ち返そう」と一同を激励し、それぞれが担当地域へと出発した。

 北原鉱治事務局長は宣伝カーに乗り込み、川上地区、多古町などでのスポット演説を精力的に展開した。「みなさんが住むこの地域に、第3滑走路など造らせてはなりません。反対同盟とともに闘いましょう」。半世紀の闘いの歴史を背負った北原さんの訴えが、地域のすみずみまで響き渡った。

 市東さん、萩原さん、伊藤信晴さん、太郎良陽一さんは車両に分乗し、午後1時前に首都中枢、永田町の国会前に到着した。この日は沖縄・辺野古新基地建設に反対する「5・24首都圏アクション国会包囲ヒューマンチェーン」が行われる。まだ人もまばらな中で、早速のぼりを立てて署名を開始した。「成田空港がまた農民の農地を奪おうとしています」との訴えに、次々と署名が寄せられ、会話が弾んだ。「三里塚には昔行ったよ」と思い出を熱く語る年配者も多い。市東さんが反対同盟の新カラーリーフレットを手渡し、「私です」と表紙の写真を差すと、「本当だ!」と感激する人も。国策に屈せず、くわをふるって農業に精を出すたたずまいが、辺野古基地建設強行への怒りを燃やして駆けつけた多くの人びとの心をとらえたのだ。

 国会周囲は続々と集まってくる人びとでたちまち熱気が高まり、2時からリレートークが始まった。反対同盟は全参加者とともに2回にわたるヒューマンチェーンで力強く国会を包囲した。参加者は1万5千人と発表された。

 この日は500筆に迫る市東さん署名が寄せられた。三里塚から霞が関に攻め上り、沖縄圧殺をもくろむ安倍政権への巨大な怒りと合流し、心を一つにして闘いぬいた一日だった。(TN)


 だ  ん   け  つ  2015年5月23日 
 
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沖縄星野絵画展(5・5~10)が大成功 
640人来場 沖縄の怒り星野闘争と結合
 「復帰」43年5・15沖縄闘争の一環として、5月5日から10日まで、那覇市のパレットくもじ6階にある那覇市民ギャラリーで「沖縄闘争で獄中40年 無実の星野さんを取り戻そう! 星野文昭絵画展」が開催され、画期的な成功がかちとられた。

 開催中、労働者や市民が途切れることなくかけつけ、星野さんの絵画に見入った。来場者はカウントされた人だけで640名を越えた。辺野古闘争の現場で星野絵画展のビラを受け取って駆けつけてきた人や、街頭や集会などでビラを見てきた人、新聞で絵画展の記事を見てきた人、知人から紹介されてきた人など、さまざまな人々が来場し、星野さんの絵を丹念に鑑賞していた。

 「すばらしい絵ですね。優しくて心がいやされます」「勇気づけられました。心の澄みきった人でないとこういう絵はかけないと思います」「沖縄のために闘った人が40年間も無実で閉じこめられているなんてはじめて知りビックリしています。(再審闘争に)私も協力します」「星野さんへの仕打ちは今の辺野古と同じですね」と来場者のほとんどが感動を延べ、アンケートに記載してくれた。25枚の絵を1時間かけて見て、再度見に来るといった人や、中には2度目は友人を連れてきた人など、本当にすごい反響だ。来場者の感動に主催者であるわれわれ自身がさらに感動するほどだった。そして来場者の多くが絵画展への賛同人に署名し賛同金を出していく。それがなんと20万円近くに及んだ。

 また絵画展では、星野文昭さんと暁子さんの共著『愛と革命』本や星野解放ソング「ソリダリティ」のCD、星野カレンダーなどがどんどん売れていった。『愛と革命』は58冊も売れ、展示会の途中から取り寄せなければならないほどだった。CDも大半が売れた。カレンダーにおいては完売だった。みんな星野さんの絵に感動しただけではない。沖縄闘争を闘った無実の星野さんを40年も獄中に閉じこめておくことへの怒りと、1日も早く再審闘争に勝利し、釈放を勝ちとりたいというそれぞれの熱い思いがあるのだ。そこにはまた辺野古新基地建設への怒りと一体の気持ちがあるのだ。さらには「基地の島」「貧困の島」「非正規職の島」を強制している帝国主義・資本主義への怒りが根底にあるのだ。

 絵画展の成功には、実行委員会の形成とそこでの活発な議論の積み重ねがある。街頭や職場、集会でのビラ配布や、マスコミ対策、賛同人オルグ等についての方針形成と実践が成功をもたらした。絵画展ビラは1万5千枚、実行委ビラも5000枚が撒かれた。


星野闘争沖縄交流集会開く
 初参加者もその場で入場
 5月17日、3万5000人が大結集した県民大会の後、沖縄県青年会館において「星野闘争沖縄交流集会」が開かれた。初めて参加した5人を含め、参加者40人の半数が地元沖縄からの参加であった。

 「沖縄万人(うまんちゅ)の力で星野さんを取り戻す会」と「星野さんをとり戻そう! 全国再審連絡会議」が共催し、それぞれの事務局から和田邦子さんと金山克巳さんが司会を務めた。
 共同代表の戸村裕実さんが開会のあいさつに立ち、「炎天下の県民大会は安倍の目論見を打ち破るものだった。母の闘いが紹介されていたが、文昭さんの母・美智恵さんを想う。全証拠開示・星野文昭さん解放に向けてこの集会を成功させよう」と呼びかけた。全員が自己紹介した後、星野文昭同志が5・15沖縄闘争にあてたメッセージが読み上げられた。これは、徳島刑務所の発信妨害により15日になってようやく届いたものだ。

 和田さんが、沖縄絵画展の報告を行った。

 「絵画展は予想もつかない成功を納めた。入場者は640人、『愛と革命』58冊、CD『ソリダリティ』20枚が売れた。沖縄の仲間たちが全力でビラまきをし、そのビラを手に持って見に来てくれる人が多かった。熱心に絵を見、暁子さんの詩を読んで涙を流していた。次の闘いに飛躍するステップとなった」

 実行委員会を担った人たちが、絵画展成功に向けた努力やエピソードを次々に紹介し、絵画展の感想が語られた。
 今回初めて参加した人が発言に立った。「ビラをもらって見に行き、優しい絵に驚いた。星野さんが沖縄のために闘ったことを初めて知った。私は辺野古にも行っている。安倍の攻撃に対して一つになって闘うことが星野さん解放につながる」。この人は「沖縄・星野さんを取り戻す会」の会員になった。

 金山さんが再審の現状と二つの国賠裁判を報告し、9・6徳島刑務所デモへの総決起を訴えた。

 閉会のあいさつに立った共同代表の平良修さんは、「星野さんは沖縄に深く心を寄せた青年だ。沖縄の人はなかなか怒りを表に出さないが、日本政府のやり方にはっきり口に出すようになった。その中で星野さんを感じている。40年獄中のかわいそうな人を救うという運動ではない。星野さんを取り戻すのは崇高な闘いだ」と訴えた。参加者は、5月沖縄絵画展の歴史的成功の上にかちとられた5・15闘争の勝利を確認し、今こそ星野文昭さん奪還へ総決起しようと熱烈な決意をうち固めた。

 沖縄絵画展の歴史的成功の基底には、安倍政権の改憲・戦争、辺野古新基地建設に対する怒りがある。この怒りを「オール沖縄」に封じ込めることなど不可能だ。「復帰」43年5・15沖縄闘争は、全島ゼネストに突き進む巨大な展望を切り開いた。
 星野闘争沖縄交流集会は、ゼネスト情勢を大爆発させ、星野文昭同志を労働者階級の手に取り戻す道を示した。全国で連鎖的に絵画展と集会を開き、9・6徳島刑務所デモに総決起しよう。(S)

 だ  ん   け  つ  2015年5月21日 
 
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沖縄県民大会 
怒りのゼネストで安倍を倒そう
 
新基地阻止へ3万5千人
  「復帰」43年の5・15沖縄闘争は、歴史を塗り替える巨大な闘いとなった。安倍政権の5・14安保関連法案閣議決定と5・15国会提出に沖縄の怒りははちきれんばかりだ。「韓国・民主労総ゼネスト連帯!」「沖縄全島ゼネストに立ち上がろう!」――全国から集まった青年労働者・学生は5・15辺野古現地から精力的に宣伝戦を行い、16日には国際通りをデモ行進、日本IBM・ビジネスサービス労働組合(IJBS労組)支援共闘会議第2回総会、「復帰」43年5・16沖縄集会をかちとり、その宣言文(全文別掲)を持って5・17県民大会(戦後70年 止めよう辺野古新基地建設!沖縄県民大会)に集まった3万5千人と大合流した。
 翌18日は、早朝にIJBS門前闘争、全学連は沖縄大学キャンパス集会と那覇市内デモを意気高く闘った。

●県民大会後、デモ
 「セルラースタジアムでは怒りが収まらない皆さん、県庁前まで一緒にデモ行進しましょう!」

 県民大会終了後、3万5千人の参加者にIJBS労組の富田晋委員長が声を限りに呼びかけた。「振興策が来て沖縄は食っていけると言われた。しかし、その結果が9割非正規職。振興策も基地もいらない! 戦争をやるのも労働者なら、戦争を止めるのも労働者です。闘う労働組合をつくってゼネラルストライキを闘おう!」

 多くの労働者が拍手や指笛で応える。「解雇撤回! 非正規職撤廃!」「全島ゼネストですべての基地を撤去しよう!」と書かれた沖縄労組交流センターの横断幕を先頭に怒りの大デモが進む。

 モノレール「奥武山(おうのやま)公園」駅前で動労総連合の青年を先頭に次々にマイクでアピール。かつて全島ゼネストを担った労働者が声をかけてくる。「削減、削減と言っても結局、基地拡張ですよ。古くなったから新しい基地がほしいの。もうやめさせんとね」「戦争は絶対だめ、安倍さんは絶対にだめだよ」。誰もが「絶対にだめだ」の思いに突き動かされ行動を始めている。

●6・7国鉄集会へ
 焼けつく太陽のもと、多くの感動的な出会いを生んだデモが、県庁前に到着。その場で沖縄大学自治会の赤嶺知晃委員長に続き、動労水戸の石井真一委員長が「全国に動労総連合をつくろう。その力で沖縄でゼネストを闘って基地をなくそう。安倍政権との勝負は国鉄闘争で決まる」と、国鉄闘争全国運動が呼びかける6・7全国集会への総決起を呼びかけた。
 結集した3万5千人の周りには、数倍数十倍の労働者人民の憤怒(ふんぬ)が渦巻いている。
 これは沖縄だけではない。同日、大阪市で実施された住民投票で橋下が提唱した「大阪都構想」が否決され、ついに橋下は打倒された。民主労総ゼネストに連帯し、沖縄で全国で闘う労働組合をよみがえらせ、ゼネストを闘いとろう。6・7国鉄闘争全国集会に大結集しよう。(K)
沖大でキャンパス集会
 5月18日、「沖大生の力で戦争・基地建設を止めよう5・18キャンパス集会」が大盛況でかちとられた。

 昼休み、沖縄大学学生自治会の赤嶺知晃委員長と盛島琢允副委員長を先頭に全国学生がキャンパス中央に登場。赤嶺君は「71年ゼネストで沖大生が先頭に立ったように、沖大からストライキに立ち上がろう」と訴えた。大学当局は「学外者は入構禁止」などの看板を立てたが昨年のような妨害を組織できず、弾圧職員がうなだれる中、多くの沖大生が窓や踊り場から注目して集会に参加した。
 参加者はそのままデモに出発(写真)。沿道や商店、建物の窓からは多くの人びとが手を振って声援を送った。自治会執行部選挙決戦への決定的な号砲となった。(K)

 だ  ん   け  つ  2015年5月19日 
 
1050
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「復帰43年」、青年先頭に沖縄集会
 「オール沖縄をうちやぶる階級的労働運動の力で沖縄全島ゼネストへ! 青年労働者と学生の力で新しい労働者の党をつくろう!」を掲げ、『復帰』43年5・16集会が沖縄県青年会館(那覇市)で開かれた。沖縄と全国から260人の労働者・学生が結集し、大高揚した。

 「沖縄戦から70年、1972年の『復帰』から43年。いま沖縄は、燃え盛る『憤怒(ふんぬ)』の島だ」(「5・15宣言」)。日帝・安倍政権の戦争法案閣議決定と辺野古新基地建設に対する怒りの先頭に立ち、韓国・民主労総のゼネストと連帯して沖縄全島ゼネストへ。
 集会は、時代が求めるゼネスト指導部建設という歴史的な飛躍に真っ向から応えるものとして大成功した。
 参加者は、「オール沖縄」を打ち破り新自由主義=民営化・外注化、非正規職化と闘う労働組合をよみがえらせること、動労千葉・動労水戸―動労総連合とともに外注化阻止・非正規職撤廃に立ち上がること、青年労働者と学生が全島ゼネストを最先頭で牽引して闘うことを共同の決意とした。

集会の全発言の中に、とりわけ日本IBM・ビジネスサービス労働組合(IJBS労組)の富田晋委員長が提起した基調報告が闘いの路線と展望を打ち出した。
■労組拠点建設に向けて闘う
 富田さんは、次のように提起した。
 「オール沖縄」の基本路線である「構造的沖縄差別」論は労働者・労働組合の存在を否定するものであり、新自由主義攻撃との闘いがまったくない。最大の問題は戦後労働運動史上最大の攻撃である国鉄分割・民営化の攻撃に対する総括だ。「新自由主義と闘う沖縄闘争」の路線が決定的であった。沖縄の戦後史を「徹頭徹尾、労働者と資本家との死闘であり、労働者の国境をこえた団結を求めた闘い」ととらえた。このことを職場での闘いとして実践する闘いに入った。「IJBS労組は真っ向から『非正規職撤廃・外注化反対・解雇撤回を闘い、その団結の拡大はゼネスト指導部たる青年労働者が次々と生み出される事態を作り出した」「あらゆる方面からの闘いの拡大は沖縄の労働運動を塗り替え始めている。これは沖縄闘争の新たな夜明けだ」。

 時代は「恐慌の中の恐慌」、世界核戦争の危機に突入した。「この戦禍(せんか)を終わらせ、未来を切り開くことができるのは唯一、労働者のゼネストによる社会変革=革命だ」「2015年の沖縄闘争は間違いなく、闘う労働運動を復権し、ゼネストを準備する第一年となる」。

 辺野古への新基地建設攻撃と米軍再編の狙いは、基地労働者の解雇、全駐労(全駐留軍労働組合)の解体であり、「沖縄の労働者階級の闘い、労働運動・労働組合運動をめぐる闘い」だ。

 「『振興策』が新自由主義の崩壊において同時に崩壊を開始している」「沖縄では次々に職場の閉鎖攻撃が吹き荒れている。残されたのは何の補償もなく路頭に放り出された自分と親族などの関係でギリギリの生活を送る家族だ。その上にオスプレイが飛来し、戦火だけが降りかかる」「この心底からの怒りが沖縄中を充満している」「『振興策』などという労働者の分断政策を自ら打ち破って立ち上がる時が来た!」

 全島ゼネスト実現に向かっていかに闘うか。富田さんは以下の方針を提起した。一つに動労総連合の旗を全国に打ち立て、IJBS闘争を先頭に拠点建設に勝利すること。二つに71年沖縄全島ゼネストの精神を継承し、ゼネスト指導部を建設すること、その水路として被曝労働拒否を闘う動労水戸支援共闘会議、全国農民会議をIJBS支援共闘会議と一体で拡大することだ。

 最後に、「階級的労働運動の発展の中で、ゼネストを指導する新たな労働者の党を建設しよう」と呼びかけた。
■6・7国鉄集会大結集の訴え
 集会の司会をIJBS労組書記長の仲宗根光洋さんと郵政労働者の松本未土さんが務めた。主催者あいさつに立った国鉄闘争全国運動・沖縄の崎浜秀俊さんが「現在の辺野古新基地建設の問題は、沖縄に対する第2の屈辱だ」と安倍政権を痛烈に弾劾した。

 連帯あいさつを、とめよう戦争への道!百万人署名運動事務局の川添順一さん、星野さんを取り戻そう!全国再審連絡会議の戸村裕実共同代表、福島から渡辺馨さん(NTT労働者)が行った。戸村さんは、71年全島ゼネストと連帯して渋谷暴動闘争を最先頭で闘い、今獄中40年を闘う星野文昭さんからの集会へのメッセージを読み上げた。
 三里塚芝山連合空港反対同盟員の萩原富夫さんがアピールを行った。萩原さんは、「『オール沖縄』を打ち破り労働運動を再生する闘いと連帯して実力闘争で農地を守り抜く」と述べ、市東さんの農地取り上げ阻止の3万人署名への取り組みを訴えた。
 動労千葉青年部長の北嶋琢磨さんがあいさつに立った。北嶋さんは、6・7国鉄闘争全国集会への大結集を訴えた。北嶋さんは、山手線電化柱倒壊事故に関し「死傷者が出なかったのは安全の神様のおかげ」とJR東日本・冨田社長が発言したことを、「運転士を完全に愚弄(ぐろう)するものであり絶対に許せない」と怒りを込めて弾劾した。勝利する道は6・7国鉄闘争全国集会への大結集と動労総連合の建設だと熱く訴えた。

 沖縄現地で闘う労働者・学生が決意を表した。「沖縄大学の学生は大学当局による分断、弾圧を打ち破り、新基地建設反対のメッセージを自治会に寄せている。闘う自治会執行部を打ち立てる」(沖縄大学学生自治会・赤嶺知晃委員長)。「基地をなくすことができるのは基地労働者。原発労働者と基地労働者が職場から闘いを起こすことが国際連帯です」(動労千葉を支援する基地労働者の会・水島満久さん)。「基地の島、貧困の島、非正規職の島の現実を根本からひっくり返す闘いが求められている」(動労千葉を支援する会・沖縄中部の会)。「沖縄の職場を廃止するNTTの大合理化攻撃と闘う。職場の怒りと結びついて闘う労働組合をつくり出す。これこそがゼネスト、革命の準備だ」(動労千葉を支援する会・電通沖縄)。

 最後に「復帰」43年5・15宣言を司会の松本さんが読み上げ、満場の拍手で採択した。北中城村議会議員の宮城盛光さんの音頭で団結ガンバロー三唱を行い、集会を締めくくった。(W)

 だ  ん   け  つ  2015年5月17日 
 
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沖縄全島ゼネストへ
国際通りデモ 飛び入り参加が続々

 「すでに昨日から安倍政権打倒、辺野古新基地建設絶対阻止の全島ゼネストを訴える私たちのビラやパンフが多くの労働者の手に吸い込まれるように渡っています。安倍政権は絶対打倒できます! 辺野古新基地建設は絶対に阻止できます! その闘いは全島ゼネスト以外にありません。5・15沖縄から世界は変わった、そういった闘いを切り開いていきましょう!」――5月16日午後、沖縄県庁前で沖縄の労働者が第一声を上げた。

 昨日から平和行進に集まった全国の労働者に6・7国鉄集会への結集を呼びかけるタブロイドを手渡し、日本IBM・ビジネスサービス労組(IJBS労組)の解雇撤回署名を集め、何よりも5・17県民大会への10万結集=全島ゼネストを訴えて精力的に活動してきた労働者・学生が高揚感をみなぎらせて集まった。
 IJBS労組の解雇当該、仲宗根光洋書記長がマイクを握り、「今から全島ゼネストを呼びかけるデモに突き進もう。
今も右翼がワーワー言っていますが、沖縄に基地は絶対にいらない! 何が中国の脅威だ! 全島ゼネストで中国の労働者、世界の労働者と連帯しよう」と力強く呼びかけた。沖縄大学学生自治会の赤嶺知晃委員長が続いた。右翼の宣伝カーを一蹴し、安倍政権による安保関連法案の5・14閣議決定を弾劾し、「安倍政権への怒りが一番先頭で爆発しているのが沖縄だ。中谷防衛大臣が『辺野古が唯一の解決策だ』と言った。さらに沖縄に基地は必要だと中国脅威をあおった。沖縄をもう一度、戦場にするのか! 絶対に許せない!」と訴えた。

 「辺野古新基地建設を阻止するぞ! 安保法制を阻止するぞ! 安倍政権を打倒するぞ!」のシュプレヒコールを上げ、一気に国際通りデモに飛び出した。沿道からの反応はすごい。商店から飛び出して「安倍は絶対にだめだ!」「新基地は絶対ダメだよ」とデモ隊に呼応する人、誰もが「辺野古新基地絶対阻止!」「安倍政権の戦争法案反対!」「安倍政権打倒!」のシュプレヒコールを一緒に叫んでいる。「全島ゼネストをやろう!」の呼びかけに、「沖縄は何度もゼネストをやったよ」の声が返ってくる。

 「辺野古への米軍新基地建設阻止抗議行動はいつ、今でしょう」「安倍政権が沖縄県民への強権的、理不尽による非民主的扱いへの抗議行動はいつ、今でしょう」と自筆のビラをまいて5・17県民大会を呼びかけていた男性がデモに合流! 「沖縄の問題は沖縄にとどまらない。命は一つしかない大事なもの。行動で世の中を変えていく、行動は今でしょう。一人でも闘います」と、デモ直後のIJBS第2回総会にも参加した。デモへの飛び入り参加は中学生や労働者など続々。沖縄の怒りはまさに沸点に達している。あとは「奪われたすべてを奪い返す時が来た!」「全島ゼネストに立ち上がろう!」の訴えを隅々まで届けられるか。5・17県民大会から全島ゼネストに突き進もう。(K) 

 だ  ん   け  つ  2015年5月1日 
 
1048
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尼崎闘争 JR西弾劾、
290人がデモ
■全面外注化のJRと対決

 尼崎事故から10カ年の4月25日、動労千葉と国鉄闘争全国運動・関西の主催で尼崎闘争が闘われた。全国から結集した290人は、JR大再編と激突し勝利してきた国鉄決戦の勝利の地平を高らかに確認し、「動労総連合を全国に」をさらに進めることを決意した。集会は韓国・民主労総の4・24先制ゼネストと連帯し、国鉄決戦でゼネストを切り開くことを宣言するものになった。

 JR東海の労働者の開会宣言で集会が始まった。冒頭、呼びかけ団体の動労千葉と、国鉄闘争全国運動・関西を代表して全国金属機械労働組合・港合同があいさつに立った。動労千葉の中村仁執行委員は、「3月ダイヤ改悪に対しストライキを貫徹した」と発言、「CTS(千葉鉄道サービス)で8人の仲間の組織拡大を実現した」との報告に会場がわいた。そして「解雇撤回・JR復帰をかちとるためにも闘いを大きくする。どこまでも闘い抜くことが肝心だ」と訴えた。

 港合同の木下浩平執行委員は、「労働組合が闘わないと安全も労働者の命も守れない。大阪都構想の核心は労働組合をバラバラにすること、国鉄分割・民営化と同じ組合破壊攻撃だ。労組が毅然と闘えば勝てる。港合同は官民連帯で闘い抜く」と決意を表した。

 基調報告に立った動労西日本の山田和広書記長は、大事故続発のJRを弾劾し、「JR体制を打倒する階級的労働運動を登場させよう。動労総連合を全国につくろう」「民主労総がゼネストに決起し、全世界はゼネスト情勢にある。日本におけるゼネスト情勢を国鉄決戦で切り開こう」と提起した。さらに、尼崎事故を居直るJR西日本の全面外注化・非正規職化攻撃がダイ改で本格的に始まったことを暴き、「動労西日本の拡大・発展をつくり出す。青年労働者の団結・組織化に全力を挙げ勝利する」と訴えた。
 ■動労総連合の組織拡大へ
 続いて全国の国鉄労働者が決意を表明した。動労水戸の木村郁夫書記長は、「原発事故に対しても労働者を組織する闘いに打って出る。労働者が社会に責任をとる時代が来た」と言い切った。

 動労神奈川のメッセージが紹介された。動労西日本の大江照己委員長は、ストで中西剛副委員長の職場復帰をかちとったと報告し、「中西副委員長の労災を認めさせる。動労西日本は組織拡大をかちとった。さらに組織拡大を進めたい。広島印刷事業所廃止攻撃を阻止する」と表明した。

 1047名解雇撤回闘争を闘う国労小倉闘争団の羽廣憲さんは「10万を超えて解雇撤回・JR復帰署名を集めよう」と訴え、秋田闘争団の小玉忠憲さんは「動労水戸の決起が原発労働者の闘いとつながった」と述べて動労水戸支援共闘の意義を明らかにした。

 国労郡山工場支部の橋本光一さんは「郡工では故障が年に100件も起きている。青年労働者・年輩労働者の苦悩や怒りを束ねる旗は動労総連合だ。JRとの新たな死闘戦に入る」と決意を表明した。

 JR貨物の青年労働者は貨物の大幅賃金削減を弾劾し、JR7社体制打破を訴えた。米子の国鉄労働者の決意に続き、国労東京の小林洋さんは「ダイ改で首都圏はガタガタになった。山手線支柱倒壊も、尼崎以上の大事故になるところだった。東京から情勢を変える」と発言した。

 カンパアピールの後、国鉄闘争全国運動・関西に結集する各団体の決意表明が行われた。
 全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部の武谷新吾書記次長は、「安倍の特権階級のための製作を許さない。昨年11月集会への弾圧を多くの労組の団結で打ち破った。橋下の労働組合つぶしを不当労働行為と認定させた。この成果を都構想反対の闘いにつなげる。今春闘ではゼネコン支配を打ち破る成果をかちとった」と発言した。

 さらにス労自主、関西合同労組、八尾北医療センター労組、高槻医療福祉労組、日教組奈良市、大阪市職の労働者、全学連が決意を表明した。

 集会をまとめた国労大阪の橘日出夫さんは、「民主労総のゼネストに連帯し、沖縄―本土を貫く決起をつくり、ゼネストへ総決起しよう。安倍との非和解の闘いに突入しよう。全国に動労総連合の旗をなびかせよう」と集約した。
 集会後、動労千葉、動労水戸、動労西日本を先頭に事故現場までのデモをやり抜いた。階級的労働運動を実践する動労総連合こそが労働者の階級的団結をつくることができる。すべての労働者の力で動労総連合を全国につくろう。崩壊し始めたJR体制を打倒しよう!(関西 K)

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 だ  ん   け  つ  2015年4月24日 
 
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4・24民主労総ゼネスト連帯! 
北島候補とともに杉並・阿佐ヶ谷大集会へ

 民主労総は4月18日、セウォル号の集会会場であるソウル広場で、セウォル号集会に先立ち「4・24ゼネスト宣言大会」を開き、ゼネスト突入へ向け最後の隊列を整えた。公務員労組、公共運輸労組、金属労組、建設産業連盟、全教組など加盟各組織の代表が次々と登壇し、熱烈な決意表明を行った。配布されたビラには、「終わらせよう!パククネ、行こう!4・24ゼネスト」の見出しが躍り、「労働者の運命をかける闘争」への総決起を訴えた。

 登壇したハンサンギュン委員長は、「ゼネストへの準備は終わった」と言い切り、これは「敗北と屈従の歴史を終わらせる闘いだ」「われわれの力をパククネに見せつけてやろう!」と宣言した。

 さらに、学生、青年団体もゼネスト支持を表明している。
 20日、青年・学生団体8団体が共同記者会見を行い、「青年の未来のために、私たちは民主労総ゼネストを支持する」と宣言。「刑務所に入るのは労働者ではない。セウォル号の真実を隠し、遺族を不法に連行する政権と警察だ。労働者を弾圧すれば青年・学生は絶対に座視しない」「学生も4月24日、労働者のゼネストに連帯して街頭に出る」

 20日夜、イワンブ首相が辞任を表明。金権腐敗のパククネ政権に怒りが噴出している。民主労総ゼネストが全人民の怒りを結集して、パククネ打倒へ向かって上り詰めている!

 北島候補圧勝で杉並からゼネスト情勢を切り開く時だ。民主労総ゼネスト連帯大集会へ! 4月24日、午後5時半からJR阿佐ヶ谷駅前に大結集しよう!

●ハンサンギュン民主労総委員長の発言全文(ゼネスト宣布式)
「ゼネストへの準備は終わった」「敗北と屈従の歴史を終わらせる闘いだ」「われわれの力をパククネに見せつけてやろう!」

 同志たちよ、ついにその時が来た。
 2015年4月24日の労働者市民を生かすための民主労総ゼネストが、一週間後になった。この100日間、しゃかりきになって現場をめぐった。われわれがなぜゼネストに立たなければならないのか、共感し、決意する時だった。現場は、闘おうと言った。今われわれが闘わなかったら、われわれの未来は野蛮の今日から一歩も抜け出ることができないだけでなく、もっと残酷なことになるだろうからだ。

 振り返って見ると、誰もが3ヶ月でゼネストが可能だとは確信できなかった。しかし民主労総は、組合員たちは、切迫した気持ちでゼネストを作り上げてきた。

 闘わなければならないという歴史の呼びかけにきっぱりと立ち上がった、誇るべき80万民主労総組合員の同志たち! 本当に心強く、ありがたく、誇らしい。

 民主労総ゼネストはもうただのスローガンではない。敗北と屈従の歴史を終わりにするゼネストだ。財閥の腹を肥やすために公務員の年金を攻撃し、労働者の仕事場と賃金を削って、そして民主労組まで奪おうとする政権に対して、必死即生の覚悟で労働者市民を救うための闘争だ。だから必ず勝利しなければならない。

 パククネ大統領は4月16日、セウォル号1周忌を迎える日に海外に出た。国家が国民を、われわれの息子、娘たちをただの一人も救わなかった政権。何の責任も負わないで、惨事の1周忌の日に懺悔(ざんげ)と謝罪は固辞し、盗人たけだけしいにもほどがあるが、公務員年金に必ず手を突っ込まなくてはならない、不正腐敗を根から絶つと、とんでもない脅しをかけている。国民ははらわたが煮えくり返っている。本当に手入れをしなればならない対象は、国民の幸福を投げ捨てて財閥幸福時代を開くために、総理、秘書室長、釜山・仁川市長、慶尚南道知事、実力者国会議員イワングのように、秘密裏の選挙資金として最小限3000万ウォンを臆面(おくめん)もなく要求する、不義の腐敗した政権の素顔を見せたパククネ政権だ。

 国民はもう、労働者・庶民の名を手帳から消したパククネ政権に期待はしない。企業の裏金という汚い金で大統領選挙をやったパククネ政権は、完全に正当性を失っている。したがって民主労総は、断固として宣言する。パククネ政権はすでに終わった!!!! 同志たちよ、そうだろう?

 愛する民主労総の組合員、そして国民の皆さん! 民主労総は崖っぷちに追いやられた労働者と国民の生活を守るための闘争に突入する。腐敗した政権は国民を生かすことができない。国民の生存と安寧を守れない権力は、権力の座につく資格がない。国民を恐れることを知らない権力の末路は、凄惨(せいさん)なものになるだろう。この不義の権力は長くはないということを、ここに集まったわれわれが見せつけてやろう。目覚めた市民たちの力を見せつけてやろう。

 真実が嘘に勝つゼネスト、反労働、反民主、反民生政権を終わりにするゼネスト、多くの夢をもっていた子どもたちを一人も救わなかった虐殺政権を終わらせるために、大反撃の砲門を開く4・24ゼネスト、今や準備は終わったと考えるが、同志たちは同意するか? 勝利することはできるか? 本当に準備はできたか?

 民主労総は4月24日の先制的ストライキを始まりとして、公務員年金改悪を防ぎ国民年金を強化するだろう。労働悪法を妨ぎ労働三権を強化するだろう。公共の敵と悪罵を投げるニセの公共部門正常化を阻止しぬくだろう。最低賃金1万ウォンへの引き上げで労働者・庶民、1千万のチャングレ(非正規職労働者)の生存を守るだろう。水葬されたセウォル号の真実を明らかにする先頭に立つだろう。そして何よりも、国民のすべてを本当に生きられないところに陥れているパククネ政権を終わりにするために闘うだろう。パククネ政権に怒る労働者民衆の力を集めよう。
 常軌を逸した政権に勝つためには、もっと過激に闘わなければならない。民主労総がもっと過激になろう。拘束への恐れをより大きな怒りに変えることだ。ゼネストの錨(いかり)はすでに上げられた。1週間後の24日、ゼネスト出征の朝は、今日よりも明るく進撃の気勢がみなぎることだろう。その気勢で野蛮の時代、パククネ政権にとどめを刺して必ず勝利しよう。トゥジェン! 

 だ  ん   け  つ  2015年4月21日 
 
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安倍の戦争政治を絶対に許さない
北島候補が第一声
 4月19日、北島邦彦候補が阿佐ヶ谷駅頭に立ち、杉並区議選圧勝へ第一声を上げた。
 ピンク色の上着をはおった学生の街宣隊と青年労働者が元気よく街ゆく区民に声をかける中、北島候補が演壇に立った。
       「安倍政治は絶対に許せないという声を形あるものにしよう」
 北島候補は安倍の安保法制の本質が「いつでもどこでも、どんな形でも自衛隊が軍事行動をおこすもの」と暴露し、「韓国の労働者と手を握り、日本でもゼネストで戦争を止めよう」と訴えた。

 そして「児童館や『あんさんぶる荻窪』の廃止は行政を民間に丸投げするもの。民営化は労働者をばらばらにして国家権力の独裁をもたらす。行き着く先は戦争だ。そのために子どもたちや高齢者の生活が破壊される」と、戦争と民営化の安倍政治に怒りを解き放つ選挙であることを明らかにし、「田中区政の、児童館をなくすような民営化・外注化と闘う地域の拠点を一緒につくりたい」と怒りをともに体を張って闘う決意を表明した。

 早速、区民が演壇に立つ北島候補に駆け寄り握手を求めた。
 北島候補の第一声を皮切りに、この日終日、候補・支持者が一丸となって総決起した。街頭では学生・青年の街宣隊が阿佐ヶ谷の商店街を練り歩き、児童館前などでスポット演説、高円寺駅前など杉並区内を戦争絶対反対、児童館全廃反対で席巻した。ポスター張りも地域の労働者の力でただちに貫徹。
 応援演説には、衆院選を戦った鈴木達夫弁護士をはじめ、動労千葉の田中委員長、動労水戸の辻川副委員長、東京西部ユニオンの吉本委員長、全学連など、区民や女性労働者、青年労働者もマイクを握り、北島圧勝を声を限りに訴えた。北島候補とともに闘い解雇撤回の都労委命令をかちとったアメアパ分会長も街頭に立ち、「北島さんがいなかったら労働組合にも入っていなかった。労働組合に入れば自分たちが職場を動かしている気持ちになれる。北島さんとともに組合つくって社会を変えよう」と呼びかけた。

 北島陣営の演説と迫力は、街ゆく労働者・区民の足を止め、そこかしこに討論の輪をつくりだしている。唯一、安倍打倒を訴える北島候補の登場は、戦争・改憲を許すのか否かをかけた激しい激突情勢を引き寄せている。安倍の先兵として立ちふるまう維新の党ら極右勢力、「児童館全廃を言うのはデマ」と児童館前で叫ぶ田中与党の無所属区民派、口先だけの戦争反対で自衛戦争賛成を掲げて安倍の露払いをする日本共産党などの反動をぶち破って、全区民に北島候補の主張と闘いを知らせることが決定的だ。

 韓国では民主労総のハンサンギュン委員長が「ゼネストの準備は終わった」「国民のすべてを本当に生きられないところに陥れているパククネ政権を終わりにするために闘う」と宣言し4・24ゼネスト突入へ進撃している。日本でも杉並から、戦争に突き進む安倍政権打倒のゼネスト情勢を切り開こう!(K

 だ  ん   け  つ  2015年4月11日 
 
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日機労組 ストで「官製春闘」打破
 
動労総連合と連なり勝利
 日本機械工業労組(東京・八王子市)は、一丸となってストライキで「官製春闘」を打ち破り賃上げをかちとった。 15春闘は昨年に続いて「官製春闘」と呼ばれ、3月18日の金属労協の大手労組集中回答日には3千〜4千円のベア回答が出された。トヨタは定期昇給分を合わせて1万1千円台となった。だが製造業で1千人以上の大企業は全体の0・2%にすぎない。圧倒的多数の民間中小製造業は大資本の支配下にあり、「アベノミクスの恩恵」にすらあずかれない。
 定期昇給もなく「官製春闘」も通じない。資本は労組に新自由主義的な意志を激烈かつ鮮明に表してくる。JAM傘下の日本機械工業(日機)労組は、昨春闘で賃金カットの全額解消をかちとった地平を引き継ぎ、15春闘において本格的な賃金闘争を開始した。日機労組は、資本による「累積赤字」を理由にした低賃金の強制に対し、「賃金構造維持分を取り戻せ」という闘いを起こした。

 賃金構造維持分は、現在の賃金カーブを維持するのに必要な金額であり、毎年、1歳年上の先輩の賃金水準に達することのできる、ある種の「定期昇給」だ。定年退職者の労務費を内転させるだけであり、賃金構造を維持しても「総額労務費は不変」だった。だが日機資本は、総額労務費の削減で利益を生み出し赤字を解消してきた。だから賃金水準を固定化して利益を圧迫することは資本としては受け入れられないものであった。

 実際、日機資本は、利益の確保のために「1円も惜しむ」がごとく、初回回答を崩さなかった。強固な対応で屈服を迫る資本に対し、組合は3月23日に残業・出張拒否突入集会を開いて残業拒否闘争に突入した。それでも初回回答を変えない資本に対して拡大闘争委員会で闘争戦術を議論した。

 「賃金構造維持分を出さないなら行動しかない」「一歩も引かない覚悟でやろう」「賃金構造維持を確保するのが争点であり、会社も逆の意味でそうだろう。ここで確保できるかが重要だ」「構造維持分は大事な問題だ。組合一丸となってやるべきだ」。委員会では組合員の怒りにあふれた意見が続出し、ストライキ方針が決議された。

 組合は24日に1時間のストライキを敢行した。スト突入集会では全組合員が集まるなか、執行部全員が決意表明を行い、会社の役員室前で「低額回答は許さないぞ!」とシュプレヒコールをたたきつけた。ストライキは2年前に敢行したばかりであった。

 組合員の怒りは強烈なインパクトを資本に与えたが、利益確保の姿勢は崩れない。組合は再び3月26日の午前中の指名ストと午後からの全面ストを背景に交渉に臨んだ。その結果、初回回答から1200円引き上げる11年ぶりの水準となる4200円を引き出した。賃金構造維持分には届かなかったが実力で賃上げをかちとったのである。

 動労千葉や動労水戸、動労西日本、そして動労神奈川のストライキが労働者階級の最先端で闘われることで中小民間労組のストライキ闘争も爆発する。日本機械労組のストもそうである。ロシア革命のように、ストライキにはストライキで連帯する階級情勢が生まれるのだ。その無限の可能性を秘めている国鉄闘争の勝利をかちとりプロレタリア革命を実現しよう。(三多摩労組交流センター 山口弘宣)

動労神奈川結成集会 青年が組織拡大へ決意 
ストで雇い止め粉砕した

  4月5日、横浜市で国鉄神奈川動力車労働組合結成集会が172人の結集でかちとられました(呼びかけ、動労神奈川、神奈川労組交流センター、国鉄闘争全国運動・神奈川)。全国から動労総連合組合員や国鉄労働者が結集し、動労神奈川と激闘をともにした県内の労働者も駆けつけ、会場を埋めました。

 全逓の青年労働者が力強く開会を宣言。二本柳実さん(三浦半島教組)が主催者あいさつとして「動労神奈川結成とストライキで桑原組合員の雇い止めを粉砕した勝利を、感動をもって共有しよう。
 第2の分割・民営化攻撃と闘う動労千葉とともにストライキで闘う労働組合をつくろう。民主労総ゼネストと連帯し、階級的労働運動の拠点建設・組織拡大への決定的な出発点として今日の集会を闘いとろう」と組合結成から雇い止め攻撃―ストライキへと激闘を駆け抜けて迎えた結成集会の感動と意義を明確にさせました。
●麦のように強く
 いよいよ動労神奈川組合員の登壇です。大きな拍手や声援が会場を包む中、「動労神奈川」と大書された真新しいのぼり旗のもと、組合員の表情は誰もが、充実感にあふれています。
 国労に脱退届けを提出して新たに動労神奈川委員長に就いた中村幸夫さんは、「今の国労本部は腐ってる。青年が職場で苦しみ、雇い止めされようとしているのを見て、自分にできることは何かを問い、一緒に闘うことだと決断した。麦のように踏まれても強くなって闘う」と力強く宣言しました。
 続いて3月26~27日に24時間ストライキに決起した桑原組合員が「ストライキで雇い止めを粉砕し、大勝利しました!」と述べると、会場はひときわ大きな拍手に包まれ、その中で「ストライキに職場の反応はすごかった。支援のみんなの力がうれしかった。組合員をどんどん増やしたい」と組織拡大への決意が語られました。
 また動労水戸、福島の闘う仲間、合同労組八王子、婦人民主クラブから激布の贈呈。
 続いて闘う国労原告団の成田昭雄さんが「青年の闘いに自分も燃えている」と熱く連帯の決意を示しました。
 圧巻は動労総連合が総結集した連帯アピールです。「動労神奈川結成が励みになった。青年部への組織破壊をはね返した」(動労千葉青年部)、「組織拡大が一番の力。千葉、水戸も一緒に闘う。力をつけて勝利しよう」(動労水戸)、さらに動労西日本、動労連帯高崎など全国の動労総連合からの心のこもった激励。最後に本部を代表して川崎昌浩動労総連合書記長が「総連合結成から29年。本日を期して関東をはじめ全国に拡大を」と訴えました。
●辻川さんが講演
 「首都圏・東京で巨大な反撃に踏み出そう」と訴えかけた辻川慎一さん(動労水戸副委員長)の記念講演は、「社会に不必要な労働など一つもない。今こそストライキで誰が職場を動かしているのかをはっきりさせてやる時だ。その闘いが動労神奈川結成から始まった」と動労神奈川の結成の意義を鮮明にさせ、「自分が思ったことを大切にしてほしい」と動労神奈川組合員に語りかけ、すべての労働者が誇りを持って立ち上がる時代が来たことを全参加者が心底実感し、感動的な激励となりました。
 地元神奈川からは湘北合同労組や合同労組かながわで新たに分会を立ち上げた青年たちが星野解放歌「ソリダリティー」を熱唱のうえ決意を語り、医療労働者、三浦半島教労部会が、動労神奈川とともに地域や職場を拠点にしていく決意を表明しました。

 「動労神奈川の決起は職場を獲得し、世界を獲得する決起だ。JR体制と安倍の戦争攻撃に大打撃を与えている。今こそ全員が組合の主流派に!」という西田貴広さん(全逓)の主催者まとめは、「労働者は勝てる」という全員の確信を代弁するものでした。

 闘いはこれからです。職場闘争と組織拡大でJR体制を打倒する階級的労働運動の本格的発展が始まりました。JR体制下で怒り、苦闘する青年労働者の団結の結集軸として、全国に動労総連合を拡大しよう。(神奈川労組交流センター・I)

 だ  ん   け  つ  2015年4月6日 
 
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韓国民主労総が
4・24ゼネストを宣言
 4月1日、韓国民主労総はソウルの政府庁舎前で記者会見を行い、パククネ政権による「労働市場構造改革」という名の雇用破壊・賃金破壊の大攻撃と真っ向から対決し、4月ゼネストに総決起すると宣言した。ゼネストは、①パククネの「労働者を殺す政策」粉砕、②公務員年金制度の大改悪阻止、③最低賃金時給1万ウォン、④すべての労働者の労働基本権獲得、の4大要求を掲げて闘われる。現在、各職場・地域ごとにゼネストへの組合員総投票(団結署名)を展開し、4月16日のセウォル号惨事1周年には全国各地でゼネストへの総決起大会を行い、4月24日のゼネスト実現に向け全力で動き出している。

 パククネ政権は昨年末以来、「労働市場の構造改革」と称して、解雇の実質自由化、間接雇用と派遣労働の一層の拡大、賃金体系の大改編、労働時間規制の緩和といった大攻撃を一括してしかけてきた。そしてこの間、民主労総と並ぶもう一つのナショナルセンターである韓国労総が参加した労使政委員会で、3月末を期限に韓国労総の屈服と「合意」を取りつけようと策動してきた。だがこの策動は、3月末にいたって、現場労働者の激しい怒りの噴出の前に破産した。パククネの攻撃を「財閥のみを生かし、労働者を殺す」ものとして弾劾し、絶対反対の総決起を訴えた民主労総の闘いは、今や全労働者の怒りと新たな決起を次つぎと呼び起こすものとなっている。

 3月28日にはソウル市内で、「公的年金強化のための共同闘争本部」主催の集会が、民主労総とともに韓国労総傘下の組合をも総結集して開かれた。年金支給額を引き下げる一方、保険料は大幅に引き上げる改悪案に対し、全教組・公務員労組を先頭に全国から結集した8万人が「公務員年金死守」のボードを掲げてヨイド公園を埋め尽くした。

 4月1日には民主労総の記者会見に続き、最大の地域本部であるソウル本部で、ゼネスト勝利に向けた実践団(オルグ団)の発足式が開かれた。ソウル本部執行部とともにこの場に参加したハンサンギュン民主労総委員長は、現代自動車労組、起亜車労組で組合員のゼネスト投票への参加がそれぞれ90%、75%を超えたと報告し、金属労組傘下の大工場でも現場労働者のストへの熱気が高まっていることを明らかにした。そして「われわれの放った矢は、パククネの心臓を突き刺す」と、自信と確信を込めて語った。
 今やすべての闘いが、4・24ゼネストの一点に向かってのぼりつめようとしている。この4・24は、民主労総結成直後の1996~97年の大ゼネスト以来13年ぶりとされる、韓国労働者階級の歴史的な一大決起の始まりだ。

 この闘いは同時に、正規・非正規の分断をのりこえて全労働者が一つに団結する突破口を開くものになろうとしている。韓国の人口約5000万、労働者1800万人のうち、非正規職労働者は公式統計でも800万、実際には1000万人に達すると言われる。その大半が青年労働者や女性労働者だ。ハンサンギュン執行部は、これら非正規職労働者、未組織低賃金労働者の生存権保障をゼネストの中心課題に押し上げ、彼らの「生きさせろ!」の叫びを組織労働者のすべてが自分自身の要求として掲げて闘うことによってこそ、パククネの全攻撃を根底から粉砕する道が切り開かれるのだと訴えている。

 民主労総ゼネストに連帯し、その勝利へ向けともに闘おう! 日韓労働者の国境を越えた団結を今こそ強化し、日本における闘いの大前進を押し開こう。(O&S)
写真は「労働市場構造改革をゼネストで阻止しよう!」の横断幕を掲げて記者会見を行う民主労総(4月1日)

ふくしま共同診療所・支援ライブ
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 だ  ん   け  つ  2015年4月4日 
 
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アメアパ分会が大勝利 
都労委が「解雇無効」命令
 東京西部ユニオンのアメリカン・アパレル分会が3月23日、東京都労働委員会で解雇無効の勝利命令をかちとった。非正規職の青年たちが団結してもぎとった画期的勝利だ。アメアパ分会担当執行委員として苦楽をともにしてきた北島邦彦副委員長からの報告を紹介します。
●不当労働行為認定、原職復帰
 私たち東京西部ユニオンのアメリカン・アパレル分会の分会長への不当な雇い止め解雇からちょうど2年の3月23日、東京都労働委員会で解雇無効の命令をかちとりました。画期的な勝利命令です。
 命令の内容は、組合の主張が丸ごと通ったといえる痛快な勝利でした。「会社は、仲間を増やす組合を嫌い、分会長に対してWARNING(戒告)をデッチあげて首にした。しかもそのために団体交渉をなかなか開催しなかった。それは不当労働行為である。解雇は無効、原職に復帰させ、2年分の賃金を支払え」という内容です。

 アメリカン・アパレルで働く労働者のほとんどが低賃金・非正規職の青年たちです。アメアパ分会は、時には高揚しながらも、多くは職場の「地味な」活動の連続でした。職場の仲間が自主退職してしまうなど悔しい経験もしてきました。しかし、何があろうと職場の仲間との団結にこだわり抜いてきました。職場から離れた仲間も新たな職場で西部ユニオンに加入して闘っていたり、また別の仲間は「一生つき合っていきたい仲間ができた」と言います。それは資本と闘うなかで生まれた団結です。

 労働委員会闘争では、西部ユニオン10年の実績と、現場ならではの発想が結びつき、最後まで粘り強く闘い抜いてきました。まさにあきらめずに団結して闘い抜くならば勝てるということ、青年労働者の生きる希望は闘う労働組合の団結にこそあることを示しました。

 アメアパ分会は、解雇撤回・原職復帰の闘いに勝ちきりたい、仲間ともっとつながりたいと、資本を追撃中です。
●直ちに社前で団交要求行動
 命令から2日後には、社前で解雇撤回・原職復帰の団交要求の申し入れ行動に立ちました(発言要旨別掲)。
 資本が「あいつはどろぼうだ」などとうそ八百を並べて職場を分断するなかでも、同僚は「いつから戻るの?」と歓迎してくれました。「こんな会社には戻りたくない」という一方、「仲間のためにも解雇撤回で闘う」と葛藤していた分会長も、その姿を見て「本当に職場に戻れる」と確信し、闘志を燃やしています。
 その後の分会会議も大いに盛り上がりました。「仲間がいなかったら闘いきれなかった。自分のためだけだったら頑張れない。自分の解雇を撤回させること、会社との力関係を変えることが、悔しい思いをして辞めていったり、一緒に働いてきた仲間のためになる」「分会長の解雇撤回闘争を始めてから解雇された者はいない。会社は簡単に首切りとかできなくなった」「組合員が増えたのは闘い続けたからだ」など、勝利の総括がされました。
●この力で杉並区議選必勝へ
 東京西部ユニオンはこの間、鈴木コンクリート工業分会の解雇撤回や、荻窪郵便局における不当なスキル評価の撤回など連続して勝ち抜いています。これは30年に及ぶ国鉄1047名解雇撤回闘争の勝利です。仲間を信じ、団結を崩さずに闘い抜くならば必ず勝てる。動労千葉や動労水戸のように資本と非和解で団結の拡大を総括軸にした、闘う労働組合の炎が、鈴コン分会、そしてアメアパ分会へと燃え広がったのです。
 闘う労働組合、労働者の団結こそが戦争を止め、安倍を倒す力です。このアメアパ分会の勝利を拡大するのが杉並区議選です。私もこの仲間たちの闘いから大いに勇気をもらって全力で闘います。区議選勝利へともに闘いましょう!(北島邦彦)

関西合同労組新大阪局分会が第3波スト
 郵政3月雇い止め反対

 関西合同労組・新大阪郵便局分会は3月30日、組合員への3月末雇い止め絶対反対を掲げて、第3波ストライキに決起した。関西各地から60人を超える労働者が結集し、午後9時から新大阪局の門前でスト突入集会がかちとられた。

 労働者を使い捨ての「モノ」としてしか扱わず、スキル評価で分断して賃金を下げ、最後には「血の入れ替え」とばかりに解雇する。こうした日本郵便会社と新大阪局に対する労働者としての誇りをかけた闘いだ。
 1波、2波の時限ストを超える全日ストに決起した当該組合員は、スト突入集会のなかで怒りを表明した。「郵政は人を人と見てない。こんな会社いつまで続くと思っているのか。民営化が問題だ。郵便事業ではもうかる、もうからないは関係ない。利益を上げるために賃金カットする。社会全体もそうなっている。こんな社会と闘っていきたい!」——解雇攻撃に対してトコトン闘い抜く戦闘宣言だ。

 この当該組合員の決起を先頭に、分会員全員が結集して団結を強め、2千人を超える新大阪局すべての労働者を組織する出発点が築かれた。

 この決起に追いつめられた新大阪局は、このストを「正式な手続きを経ていない」などと悲鳴を上げ、争議権を否定し、ストに立ち上がった組合員に対し「始末書」「遅刻届」を出させようとしてきた。これこそ組合つぶしの不当労働行為だ。ストライキは労働者が生きるために行使する当然の権利であり、労働者の団結権そのものだ。8〜9割の労働者を非正規職にたたきこみ、スキル評価で団結を破壊し、極限的な深夜労働を強制してきた新大阪局は、「10割非正規職化」という新自由主義攻撃の最先端に位置している。日本郵便会社の心臓部に位置する物流拠点に、絶対反対を貫く労働組合の旗が立ち、すべてを覆す闘いが始まった。

 今回のストは、全社会で始まっている労働組合をめぐる攻防と一体だ。動労千葉・動労水戸のダイヤ改定阻止のスト、動労神奈川の解雇撤回を求めるストを始め、全国の職場で闘いが始まっている。民営化・外注化、非正規職化の攻撃に対する青年労働者を先頭とした根底的怒りが、堰(せき)を切って解き放たれた。大阪市では、学校現場でも事務職の非正規職労働者への解雇攻撃に怒りが渦巻き、自治体職場でも処分・解雇攻撃への怒りが橋下市長を追いつめている。

 新大阪局での3波のストは、すべての労働者の未来をかけた攻防として闘われた。会社の手先となって労働者の怒りを抑えつけてきたJP労組幹部の支配を覆し、今こそ闘う労働組合の力ですべてを変えよう!
 東京北部ユニオン
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 だ  ん   け  つ  2015年4月1日 
 
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3・29三里塚 成田市栗山公園で総決起集会
「市東さんの農地取り上げを許すな」
  3月29日、成田市の栗山公園で三里塚芝山連合空港反対同盟が主催する「市東さんの農地取り上げを許すな! 戦争とめよう!」全国総決起集会が開催された。市東さん農地裁判控訴審の3・4弁論打ち切り・結審強行に対し怒りに燃えて、全国の労働者・農民・学生・市民920人が結集し、安倍戦争政治と対決して農地を守る決意を示した。
 会場では、三里塚闘争を記録した写真パネルが多数展示され、実力闘争49年の歴史をあらためて参加者に思い出させた。また一昨年の暮れに急逝した、事務局次長・萩原進さんの追悼集(反対同盟編集)が完成し、会場で販売された。

 本集会に先立つフリートークでは、婦人民主クラブ全国協代表の三浦正子さん、全学連の斎藤郁真委員長、元杉並区議の北島邦彦さん、星野全国再審連絡会議共同代表の戸村裕実さん、全国水平同盟委員長代行の久原正子さんらが次々と三里塚への連帯を語った。

 12時30分から、婦人行動隊の木内敦子さんの司会で本集会が開始された。最初に主催者あいさつとして北原鉱治事務局長が登壇した。「47年前、成田市営グラウンドだったこの場所で、反対同盟と青年・学生は国家権力・機動隊との実力闘争を闘った。今またここで全国集会を開き感無量だ。安倍政権は危険な戦争政治を行い、軍事空港造りのために市東孝雄さんの農地を奪おうとしている。再び強制代執行のような事態を許してはならない」と訴えた。

 連帯のあいさつとして、最初に動労千葉の田中康宏委員長が、動労水戸の石井真一委員長を伴って登壇した。まず石井委員長が3・14ダイヤ改定に対する動労水戸のストを誇らしげに報告し、安倍政治によりかかって常磐線開通を強行するJR東日本を激しく弾劾し、被曝労働拒否を闘いぬくことを明らかにした。

 続いて田中委員長は、動労千葉もともに担った47年前のこの地での闘いに始まる実力闘争を「三里塚が守りぬいてきた正義」と称え、それを体現する市東さんの農地死守闘争への限りない連帯を表した。そして、戦後最大の労働運動問題である国鉄分割・民営化攻撃をめぐる鉄建公団訴訟において、最高裁をいまだ判決が出せないところに追い込んでいることを報告した。さらに3・14ダイ改攻撃に対し、JR東日本への怒りを束ねて徹底的に闘いぬき、労農連帯のきずなをさらに発展させることの中に、日本の労働運動を変革する展望があることを、確信をもって述べた。

 関西新空港反対住民のあいさつに続いて、反原発を闘う福島から佐藤幸子さんが発言した。ドイツ、アメリカの反原発の闘いとの連帯を示し、「復興」「除染」とは名ばかりの福島の現実を鋭く告発し、命を奪う原発と空港建設に立ち向かう決意を述べた。

 さらに沖縄・辺野古新基地建設阻止、経産省前テント広場、川内原発再稼働阻止の闘いの現場からの報告と発言が次々と行われた。それに続き、地元の成田市民が登壇し、力を込めて「NAA、千葉県、成田市、国は市東さんに対する農地取り上げの一切の行動をやめよ。住民の生活を破壊する夜間飛行をやめよ」と強く要求した。

 婦人行動隊・宮本麻子さんのカンパアピールに続いて、ピアノとバイオリンの伴奏による「反対同盟の歌」などが披露され、会場の空気を賑わせた。

 司会を伊藤信晴さんに交代し、いよいよ天神峰の市東孝雄さんが「農地死守」のはちまきを着け登壇すると、マスコミのカメラが前に殺到した。「農地裁判の抜き打ち結審は不当であり、絶対に認められない。また、耕作権裁判が間もなく再開される。この裁判も私の畑を守る重要な闘いであり、必ず勝つまでがんばる。全国に“農地を守る会”をつくっていただき心強い。沖縄、福島とともに、私の命である農地を守り天神峰で有機農業を続けていく」と鮮明な闘志を表した。会場は大きな拍手で沸いた。

 さらに反対同盟顧問弁護団が壇上に並び、裁判闘争勝利への決意を述べた。葉山岳夫弁護士は、47年前のこの地での闘いで、戸村一作委員長が頭部に重症を負い、以降反対同盟が労農学人民の団結で「空港絶対反対」の実力闘争を貫いてきたことを称え、「これからが正念場。弁護団は反対同盟とともに必ず勝利する」と力強く述べた。

 「市東さんの農地取り上げに反対する会」「群馬・市東さんの農地を守る会」「市東さんの農地を守る会・茨城」が、連帯発言を行った。3月1日に発足した茨城の会を代表して動労水戸・木村郁夫書記長は、労農連帯を基軸に安倍政権への怒りを結集し運動を発展させることを誓った。

 緑色ののぼりを掲げて全国農民会議が壇上に並ぶと、ひときわ大きな拍手と声援が起きた。共同代表の小川浩さんは、農協解体攻撃に象徴される安倍の新農政に対し、全国の農民が三里塚に連帯して立ち上がる時であることを呼びかけた。さらに沖縄から参加した農民が、「辺野古新基地建設に日ごとに怒りが高まっている。基地労働者の闘いも始まっている。三里塚・沖縄・福島の連帯、労働者と農民の連帯で安倍を打倒しよう!」と力強くアピールした。

 全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部の西山直洋執行委員は、公安警察を手先に使った組合破壊攻撃を弾劾し、三里塚とともに闘う気概を示した。

 集会は大詰めを迎え、東峰の萩原富夫さんが農地強奪攻撃への怒りをあらわに、「反対同盟からの提起」を行った。「住民の健康被害を顧みない〝第3滑走路〟建設策動を絶対に許さない。控訴審結審が強行されたが、闘いは終わっていない。農地取り上げに反対する3万人署名を何としても集めきり、東京高裁への提出を一大闘争として闘おう。再び霞ケ関に攻め上ろう。この秋、空港敷地内の東峰の畑で開催する10・11全国総決起集会に大結集しよう!」

 最後に、太郎良陽一さんが集会宣言を読み上げ、全参加者が心を一つにして団結ガンバローを三唱した。

 反対同盟を先頭に、長蛇のデモ隊列が会場から成田市内に躍り出た。国道51号線から成田山の新参道へ。さらに降り出した雨をものともせず、かつての路面電車跡の「電車道」を進む。

 「第3滑走路建設推進」の旗を振る成田商工会議所の前では、怒りのシュプレヒコールをたたきつけた。さらに成田市役所前を前進。市職員たちがデモ隊の「侵入」を阻止するために、出入り口前に張り出している。空港の手先と化した行政に、参加者の怒りが倍加した。

 行く先々で、住民・労働者がデモの力強さに目を見張り、笑顔を見せ、手を振って応援した。大量動員された警察機動隊・公安刑事に一指もふれさせず、最後は降りしきる雨の中を再び栗山公園に到着した。
 3・29闘争は、成田市民の怒りと結びつき、三里塚闘争が新たな飛躍・発展へ進む第一歩となった。(TN)

 だ  ん   け  つ  2015年3月30日 
 
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官製春闘ぶち破る
首都圏春闘大行動が登場
 青年労働者を先頭に〝闘う春闘〟が登場した。3月22日、「官製春闘」をぶっ飛ばす首都圏春闘大行動が渋谷の街を席巻、JR貨物本社を直撃するデモが闘われた。

 午後2時半。渋谷の宮下公園に、JR大再編攻撃を春闘ストライキで迎え撃つ動労千葉、動労水戸を始め、闘う労働組合の赤旗が林立した。
 東京西部ユニオン青年部の司会で集会が始まった。主催者あいさつを合同・一般労組全国協議会の吉本伸幸代表が行い、政労使一体で〝賃上げ〟を演出する「官製春闘」を一刀両断。「労働組合が労働組合として闘うのが春闘だ。安倍は中東に参戦した。職場では長時間労働、過労死、非正規職化で労働者が殺されている。労働者階級への戦争だ」と安倍に戦闘宣言をたたきつけた。

 続いて全国労組交流センター青年部長が「労基法改悪絶対反対! 『官製春闘』を打ち破り、賃上げをかちとろう!」 と15春闘アピールを発した。青年部長は残業代ゼロ法について、「8時間労働制を解体し、労働者を休日はおろか、昼も夜も関係なく賃金鉄鎖に縛り付ける攻撃だ」と核心を突き、「『官製春闘』は労働組合を解体するためのもの。『官製ベア』と引き換えに派遣法改悪や労基法改悪に声を上げようともしない連合や全労連は絶対に許せない」と、ゼネストへ突き進む韓国・民主労総とともに、戦時下の労組圧殺攻撃を打ち破る15春闘への総決起を訴えた。

 動労総連合が特別報告。動労千葉の川崎昌浩執行委員がJR貨物の賃下げと、それに屈服した日貨労を弾劾、春闘第3波闘争への決意を表した。

●ストを宣言!
 動労水戸の照沼靖功さんは「地方切り捨てと安全破壊のJRダイ改を許さない。労組が闘えば勝てる。全力で闘い抜き安倍を倒そう」と訴えた。

 動労神奈川の青年労働者が拍手の渦の中で登壇した。1カ月契約で雇い止め解雇を狙うJR資本に対し、「ストライキで闘います」と怒りを込め発言。開始された青年の反撃に、全参加者は惜しみない拍手を送り、ともに闘う決意を固めた。

 さらに東京西部ユニオン副委員長の北島邦彦さんが杉並区議選必勝への特別報告を行った。
 「絶対に負けない」と職場で闘う青年労働者がカンパアピールに立ち、各職場の春闘報告が、精研労組、労組交流センター三浦半島教労部会、自治体労働者、ちば合同労組、全国協建設・交運連絡会、全学連から行われた。闘う春闘はすでに開始されている。手当廃止粉砕や民営化・外注化絶対反対の闘い、ストへの決起など、動労総連合と一体となった労組拠点建設の前進が次々と報告され、〝労働組合の団結こそが戦争を止める〟との確信があふれ出た。

 最後に全国協の小泉義秀事務局長が行動提起を行い、郵政非正規ユニオンの齋藤裕介委員長の音頭で団結ガンバローを三唱。さあ、JR貨物本社へ向けてデモに出発だ。

 ●弾圧うち破り
 街行く労働者とデモとの大合流を恐れる警察権力は、横断幕と宣伝カーの間に機動隊の指揮官車を割り込ませ、妨害してきた。ふざけるな! デモ隊は権力の不当な弾圧をはねのけ、「戦争反対!安倍打倒!」「ストライキで安倍を倒そう」「うちらの賃金上がってないぞ」「闘う組合つくろう」などのコールに合わせ、意気高く渋谷から新宿へと練り歩いた。

 休日で混み合う沿道からは、闘う労組の登場に熱い注目が集まった。青年や外国人は笑顔で応える。マンションから手を振り続ける青年も。

 デモ隊はJR貨物本社前で「JR貨物は賃下げやめろ」と弾劾した。
 職場から15春闘―メーデーへ総決起しよう!


     
ふくしま共同診療所・支援ライブ
in オープンスペース「街」
   
毎週土曜日に開きます

 だ  ん   け  つ  2015年3月25日 
 
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辺野古新基地建設阻止へ
3900名が怒りの結集
 3月21日、「止めよう辺野古新基地建設! 美ら海を守ろう! 県民集会・海上行動」(主催:止めよう辺野古新基地建設実行委員会)が名護市大浦湾に面する瀬嵩の浜で3900名の大結集で開催された。3月12日から再開されたボーリング調査に対して、沖縄の労働者階級の怒りがさらに大きく燃え広がっている。実行委員会は4・28‐5・15方針として、4月28日に現地集会、5月17日に那覇市での1万人県民大会の開催を発表した。4・28‐5・15沖縄闘争が、安倍政権の辺野古新基地建設強行と安保関連法制国会と激突する構図が確定した。2015年の沖縄闘争=安保・沖縄闘争の勝利へ、国鉄決戦勝利=動労総連合を全国に結成する闘いと拠点労組建設に総決起していこう。

 当日は集会開始の一時間以上前から大型バスが沖縄全島から次々と結集し、集会参加者は集会が始まる午後1時をすぎてもとぎれることはなかった。その数は「二見以北十区」の人口約1600人を倍する結集だ。

 瀬嵩の浜から見える大浦湾にはオレンジ色のフロートと海上保安庁の船舶・ボートが並び、その奥ではスパット台船がボーリング調査を強行して、集会参加者と対峙する構図となった。集会参加者は大浦湾に向けて怒りのシュプレヒコールを繰り返した。

 集会では開催地代表として「二見以北住民の会」の会長が「この美しい大浦湾に100年、200年耐用の基地は似合わない」と安倍政権の工事強行を弾劾した。「若者たちからのメッセージ」として4人の青年・学生が壇上に立った。名桜大学の女子学生は、「私の子や孫の世代まで基地を残したくない」と語り、宜野湾出身の男子学生は「世界中で辺野古に新基地はいらないという声を上げ続けていこう」と呼びかけた。 





 現地での集会は昨年8月から数えて4回目となるが、回を重ねるごとに労働組合の旗が多く掲げられるようになっている。沖縄の労働者階級が闘いの主人公として再び三度登場し始めた。そして青年労働者と学生の結集も始まっている。

 安倍政権の辺野古への新基地建設の強行は、「オール沖縄」を乗り越える沖縄の労働者階級の新たな怒りの決起を生み出しているのだ。 
 会場ではIJBS支援共闘ニュースと星野絵画展のビラがまかれた。集会参加者が次々と手を伸ばしてビラを受け取っていく。準備したビラは瞬く間に集会参加者に吸い込まれていった。

 星野絵画展を呼びかけるビラを見て、「星野さんね」と話す参加者も数多くいた。星野さんの闘いは沖縄の労働者階級の中に広く知られている。絵画展の成功へ、会場でも多数のカンパが寄せられた。
 この沖縄の労働者階級の怒りを本当に解き放つのは階級的労働運動と国際連帯闘争だ。辺野古新基地建設を阻止しすべての米軍基地の撤去へ、労働組合の拠点を作り出し国際連帯を掲げた全島ゼネストを実現しよう。「基地の島」「非正規職の島」を国際連帯の島へ、4・28‐5・15闘争を闘おう!(I)
市東さんの農地を守ろう! 戦争をとめよう!
3・29三里塚全国総決起集会
 3月29日(日)正午 成田市栗山公園(JR・京成成田駅から市役所方向へ徒歩5分)
 主催 三里塚芝山連合空港反対同盟
(写真 昨年3月から数えて4回目の東京高裁包囲デモで小林裁判長を追いつめた【3月4日】)

ふくしま共同診療所・支援ライブ
in オープンスペース「街」毎週土曜日、6時~

    


“国鉄闘争の火をさらに大きく” 
被災地・福島と固く結び
職場闘争で資本の支配を打ち破る
国鉄闘争全国運動の発展を!
 1040号~(2015.3.~)
1020号~1039号(2015.1~2015.3) 1000号~1019号(2014.9.14~2015.1)
982号~999号 (2014.7.3~9.14) 960号~981号 (2014.4~6.29)
940号~959号(2013.12~2014.4) 920号~939(2013.6.25~12)
900号~919号 (2013.3.13~6.19) 891号~899号 (2013.1.1~2.26)
871号~890号(2012.11.5~12.30) 851号~870号(2012.9.19~.11.4)
831号~850号 (2012.7.27~9.18) 811号~830号(2012.6.26~7.26)
791号~810号(2012.5.18~6.26) 771号~790号(2012.4.~5.17)
 751号~770号(2012.2.~3.30) 731号~750号(2011.10.~12.24)
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