6月27日杉並区は、外環道・青梅街道インターチェンジに反対する意向を記者発表しました。地元住民にとっては当然の決定であり、住民の反対の声が区を動かしました。
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区が実施したアンケートでは、地元善福寺で8割の住民が反対でした。 (2)
学識経験者による調査会議から、6月23日にインターチェンジ設置に反対の意見が出されています。 (3)
6月25日の区議会道路交通対策特別委員会の審議では、発言した議員すべてがインターチェンジ設置に反対でした。区がとるべき姿勢は「反対」以外にはありえなかったのです。
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ただし、外環道そのものの建設については、環八の渋滞緩和や高速道路ネットワークの整備による利便性の向上などを承認しています。大深度地下の大工事で地下水はどうなるのか?排気塔設置にともなう大気汚染被害はどうなるのか? 10年先の社会にとって大型道路(建設費は1兆を超えます)が必要なのか?……など疑問は山積しています。こうした疑問に答えるべきデータは一切公表されていません。 「住民の会」として、今後の運動をどう進めていくか、地域へのPRをはじめとして会の活動やあり方をどうしていくか、外環道建設についての疑問や意見交換なども活発に行なっていきたいと思います。下記会合にぜひお集まりください。
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