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 2009年 12月18日(金)
昼食は野菜チャンプルーそば 蟹シュウマイ 神保さんから沢庵の差入れ
夕食はモツ鍋を食べ…
外環道の説明会へ
私たち、地元住民は、インター建設に絶対反対だ!
補正予算見直しで、外環予算9割が執行停止
用地買収・着工の予算はなく、来年度の見通しも立っていない。
私たち地元住民は、インター計画の白紙撤回を求める!
・地元住民はインター建設に絶対反対!
・外環の見通し不透明な中での姑息な測量開始!
・地元との話し合いの最中の突然の説明会開催。
冒頭、元関町一丁目町会長が抗議文を叩きつける!
 地上部にインターが造られる私たち
地域では、100軒以上が立ち退きを強制
され、生活が破壊されます。

当該・住民から、
測量などでの地域の立ち入りはキッパリ
拒否する!
絶対反対・実力闘争で闘う!
怒りのアピールが叩きつけられた。
「事業説明」1時間、質疑応答30分でアリバイ的な事業着工に住民の怒り 
国内自動車販売台数、31年ぶりの低水準 2008年12月18日 17:00
 日本自動車工業会(自工会)は18日、2009年自動車国内総販売台数(軽自動車含む)が486万台にとどまるとの見通しを発表した。国内自動車販売台数は1978年以来31年ぶりに500万台を下回る。

 景気低迷の影響や若者の生活行動変化の影響などにより消費者が当面買い控えるとの見通しだ。国内でも米国同様自動車大手各社が大規模な生産調整や人員削減に踏み切っており、今回の発表を受け今後さらなるコスト削減策が強いられるとみられる。
 外環の必要性、東京都のパンフから
「慢性的な道路渋滞が発生し…」 必要性なんてないだろう!
 善福寺出身のヒップ・ホップバンド ディー・ノート
吉祥寺生まれの男3兄弟(2MC、1DJ)+従兄弟1人(シンガー)からなる血縁HIP HOPユニットD-naughtの新作。小気味いいラップを聞かせるMC:Ko-派、強いインパクトの暴れん坊MC:NOIZZ.T、その対極にいるクリスタルボイスの持ち主シンガー:KAZZKI。それぞれの個性がそれぞれを際立たせる絶妙なバランスが特徴。高速道路インター建設計画のため失われてしまうあるのどかな公園への思いがモチーフとなったリーダー楽曲「大切」は自然破壊に対する強いメーッセージが歌われている。
Hello world Hello world
  XNGR-10001 2009.11.18発売
XNGR-10001
2,300yen(税込)

1. GOLDEN TIME
2. I love music
3. ひまわり
4. あの空の向こうへ
5. ポジティブ
6. Lonely
7. Thank you
8. Hey!!!
9. 大切
10. Snow Magic

善福寺公園の池は湧水で、高速道路ができた場合、その湧水の水脈がなくなってしまうので、池も一緒になくなるそうです。

善福寺公園には「大切」に出逢う前に一度、出逢った後に一度、足を運んだ事があります。
緑豊かな、素晴らしい公園ですね。



もしも、この公園を守るためのアクションを起こされるのなら、
D-naughtのファンの一人として、私も微力ながら協力したいです。

私も善福寺公園には一度だけ遊びに行った事があります(^^)
とっても素晴らしい公園ですね!
Dーnaughtの「大切」を初めて聴いた時、真っ先に善福寺公園を思い浮かべました。皆さんの想いが少しずつでも届くように、これからも力いっぱい歌い続けて下さい!
「大切」有線で1位に! 視聴は、ここ
D-naught 「大切」 2009・7.15 渋谷O-west ライブ は、ここ D-naught 「大切」 2009・7.15 渋谷O-west

11月19日(木)
政権交代で、執行停止の外環道、
144億円で先行取得の用地 宙に浮く
読売新聞 2009年11月17日(火)03:08

 国土交通省が今年度補正予算の用地買収費の執行停止を決めた東京外郭環状道路(外環道)・練馬―世田谷間の建設事業を巡り、国の依頼を受けた地元の5区市が、総額約144億円で約4・2ヘクタールの用地を先行取得していたことがわかった。

 同事業の用地買収の実態が判明したのは初めて。政権交代の余波で事業の見通しが不透明になる中、買収によって空き地が点在する地域も出ており、地元では戸惑いが広がっている。

 先行取得しているのは世田谷、練馬の2区と、武蔵野、三鷹、調布の3市。2001年に石原慎太郎都知事と扇国交相(当時)が現地を視察し、事業が動き出した後の03年度から予定地の先行取得が始まった。

 同省では、5区市の土地開発公社と協定を結び、買収の代行を依頼した。買収予定地は、ジャンクション付近などの地上部を中心に計約41ヘクタールで、5区市が先行取得した土地は今年3月末までに計77件、約4・2ヘクタールに及ぶ。最も買収が進んでいるのは調布市で約1・6ヘクタール。練馬区は約0・5ヘクタール。

 用地買収で、5区市側は民間金融機関などから資金を借り入れ、支払った利息は既に計約4億9000万円に上る。国は買収から8年以内に利息分も上乗せして買い取る約束で、03年度に購入した2件については、買い取り期限が11年度に迫っている。

 今年4月の国土開発幹線自動車道建設会議(国幹会議)で事業の本格化が認められ、今年度の国の補正予算では、用地買収費など計約71億円が初めて盛り込まれた。しかし、政権交代後の先月9日、測量・設計費約5億円を除き、予算の9割以上の執行停止が決まった。同省有料道路課は「今後の見通しは全く立っておらず、期限内に買い取りできない事態が起きた場合も、対応は白紙」としている。

 こうした状況に、5区市も対応に苦慮。練馬区では、今年度も地権者から約10件の買い取り申請があったが、「国の方向性が不透明になり、買い取るべきか判断できず困っている」と話す。

 他の区市からも「国は約束通り引き取るのか」と不安の声が上がっており、ある都幹部は「渋滞解消のためにも、国は一刻も早く事業を進めるべきだ」と憤る。

 波紋は地元の住民にも広がっている。大泉ジャンクションに近い練馬区東大泉では、密集する住宅街の中で、買収された空き地が点在。計画用地内に住む男性(80)は、「近所の人が次第にいなくなり、街の活気が失われつつある。

 群馬県の 八ッ場 ( やんば ) ダムと同じで、住民は政治に振り回される被害者」と訴える。既に土地の一部を売却した女性(70)も「(事業が進むと)駐車場にするくらいしか使い道がなく、手放した。自分の家にはまだ住んでいるので、早くはっきりさせて欲しい」と不安を募らせる。


10月6日(火)
  外環、前原はやっぱり推進
八ッ場ダムは「やめる」と言っても、外環はやっぱり推進。怒り心頭です!
住民の意識も民主党幻想から急速に冷め対決に変わっています。11・1組織化が勝負です!

●外環道容認に反発の声
国交相発言「政権公約に反する」
 練馬―世田谷区間で建設が計画されている東京外郭環状道路(外環道)について、前原国交相は29日、建設を容認する方針を示し、計画中止を求めてきた沿線自治体の住民団体からは「無駄な公共事業の廃止をうたった民主党のマニフェスト(政権公約)に反する」と反発の声が上がった。


 前原国交相はこの日の記者会見で、高速道路建設の決定権を持つ「国土開発幹線自動車道建設会議」(国幹会議)の廃止を表明した上で、過去の同会議での決定については、覆す考えがないことを明言。今年4月の同会議では外環道着工が決定しており、発言は事実上、これを認めたことになる。
 前原国交相らにあて、国幹会議の決定無効化などを求める要望書を24日に提出したばかりの「市民による外環道路問題連絡会・三鷹」は29日夜、三鷹市内で緊急会合を開き、メンバーからは「非常に残念」などの声が相次いだ。
(2009年9月30日 読売新聞)
 

●前原国交相は29日の閣議後会見で、高速道路の整備計画などを審議する国土開発幹線自動車道建設会議(国幹会議)について「急に招集されて説明を受け、議論は数分という、正当性を与えるための機関でしかない」と述べ、同会議を廃止する考えを明らかにした。
前政権時代の4月の国幹会議で決めた、外環道練馬 - 世田谷間などの整備計画への格上げについては「(同会議に)民主党議員も入っていたので責任がある。前政権で決まったものは踏襲していく」と述べて変更しない考えを示した。
 
今後の高速道路整備については「費用対効果など明確な選定基準を設けて、透明性を持った事業選定が行われる仕組みを作りたい」と述べ、国幹会議に代わる新たな仕組みを作る考えを示した。2009年9月29日(火) 15時52分

●今年4月に着工が決まった東京外郭環状道路(外環道)練馬−世田谷間について、建設反対派の市民団体が24日、今年度補正予算の事業費分の執行中止などを求める要望書を前原誠司国土交通相らに提出した

 要望したのは地元住民や学識経験者らでつくる「市民による外環道路問題連絡会・三鷹」。国交省が補正予算事業に関し、凍結か継続かなどを精査しているのを受け、提出した。(毎日新聞)【馬場直子】

7月27日(月)

外環道の住民説明会、衆院選後に先送り
 7月23日付日経新聞に、「外環道の住民説明会、衆院選後に先送り」との記事がのっていました。
国交省は5月下旬に補正予算が成立したのを受け、7月22日から8月7日まで、外環沿線7区市の合計9ヶ所で事業説明会をする予定になっていたが、都議選での自民党大敗を受けて、1兆3000億円もの事業の是非が衆院選争点になることを避けて、選挙後の9月以降に先送りしたとの内容です。また、ここには事業主体に高速道路会社3社が名乗りをあげ、いまだに決まっていないということもあると書いてあります。

 事業説明会とは、一般的な住民説明ではなく、地質調査や測量、土地買収の根拠・前提となる要の場です。地元住民からすると絶対にやらせてはならないものです。

 実は、6月下旬に地元住民と国交省・都・練馬区が「話し合い」をしたときには、国交省側は「説明会はさせてください」「しかし、その後の手続きを進める気はない」「事業説明会の日取りは決まっていない」とヌケヌケと言っていたわけですが、裏ではしっかり日程を決めて会場取りまでしていたわけです。なんと腹黒いことよ!改めて怒り爆発です。

 しかしながら、自民党大敗のなかで、そうしたなめきったやり方も次々破産しているということです。何よりも、「青梅街道インター絶対反対」で粘り強く闘ってきた地元住民の団結が国側を立ち往生させ、「この財政破綻のなかで大型道路なんか作るな」の広範な怒りと結びついて、プランを破産させていると自信をもって言い切ることができます。

 国家財政破綻のなかで、大資本を救済するために住民を踏みつけにする事業がより悪らつに公然化し、それが労働者住民との重大な対決点となっています。外環も成田空港建設も関空も石神井川拡張もいらない! やめろ! 労働者住民は団結して世の中変えましょう。

7月9日(木)

みなさまへ
東京新聞の2つの記事を画像添付します。
ご存じと思いますが、6月30日付「外環道に高速3社名乗り」記事と7月5日付「外環道既に事業着手」記事です。
国交省の姑息な着工は許せません! しかし公然とできないのも、彼らの追いつめられた姿です。外環と青梅街道インター撤回へ頑張りましょう!
『外環道』既に事業着手 練馬―世田谷 国交省HP“こっそり”公表 東京新聞 2009年7月5日 朝刊
 東京外郭環状道路(外環道)整備の焦点だった練馬−世田谷(東京)間十六キロの事業着手を、国土交通省がホームページ(HP)上の公表にとどめていたことが分かった。「外環道」の表記も使われておらず、建設反対派は「大半の住民は事実を知らない」と不快感を示す。一兆円規模の税金を使う事業だけに省内からも「記者発表すべきだった」と“こっそり公表”に疑問の声が出ている。

 国交省によると、事業着手は五月二十九日で、同省道路局のHPに載った。重要な発表は通常、省全体のトップページの目次に載るが、今回は目次にもならない扱いだった。

 しかも、HP上の整備計画に「外環道」の文字はなく、「関越自動車道新潟線の三鷹市東京都練馬区間の新設」(建設費七千六百四十億円)▽「中央自動車道富士吉田線の三鷹市東京都世田谷区間の新設」(同五千百八十億円)−との記載だった。

 両計画はともに政令上の正式名称。合計の区間が外環道の練馬−世田谷間になるため、間違いではないが、過去の記者発表資料やパンフレットには「外環道」と記し、建設費も両計画の合計額で説明してきた。

 今回の公表では、正式名称を知る関係者以外には外環道と分かりにくい。

 練馬−世田谷間は、国交相の諮問機関の国土開発幹線自動車道建設会議(国幹会議)が四月、事業着手の前提となる整備計画に格上げ。反対派住民らは格上げ見直しを求める要望書を同省に提出しており、事業着手時期が注目されていた。

 道路局は「整備計画に格上げした計画は従来、未公表。今回はHPで公表し住民説明会でも話した」とするが、市民グループの「市民外環連絡会・三鷹」は「説明会に出ていない大半の住民は事業着手を知らず、HPでは外環道と分からない」と反発。同省広報課は「過去の整備計画に比べ、巨額事業で社会的関心も高い外環道で記者発表しなかったのは反省点。改善策を検討したい」としている。

◆景気対策一気に事業化?
<解説> 外環道練馬−世田谷間十六キロの建設費は一メートル当たり約八千万円。小泉純一郎政権時の「既存の整備計画以外の高速道建設は白紙」からの転換を象徴する事業着手だけに、国土交通省は目立つ公表をしたくなかったとみられる。

 四月の国幹会議(国会議員や有識者の委員二十人)も緊急招集に近かった。審議時間は短く、多くの委員が会議の形骸(けいがい)化を訴えた。約四十年間凍結された計画を、景気対策名目で一気に事業化した印象が強い。

 都心の渋滞解消やCO2排出量削減に寄与するとする行政側は、構想段階から住民に意見を聞くパブリック・インボルブメント(PI)を高速道建設に初めて導入。住民説明会などは四百回を重ねる。

 しかし、「市民外環連絡会・三鷹」の豊田詠史代表は「練馬−世田谷間は水源地帯を通る。直径十六メートルのトンネル二本が帯水層を貫くことによる地下水流の変化や水枯れ、地盤沈下と隆起への影響や、将来の交通需要予測の検証も不十分」と指摘。「ジャンクションの地下化や排ガス施設の分散など住民の要望は全く反映されず、住民説明会が建設手続きを踏むアリバイにされた」と憤る。

 土壇場で見せた事業着手に至る短兵急な動きや公表方法は、行政不信を強めかねない。  (西岡聖雄)

外環道延伸に高速3社名乗り 事業受注で初の競合 朝日新聞 2009年6月29日15時0分

 10年ぶりの高速道路の新規整備計画決定を受け、着工に向けて動き出した東京外郭環状道路(外環道)の練馬―世田谷間16キロの事業主体に、東日本、中日本、首都高の高速道路会社3社が名乗りを上げていることが分かった。高速道路事業を巡り、複数社が競合するのは初めて。従来より効率的な道路建設や維持管理が期待される。

 05年の旧日本道路公団民営化により、高速道路事業は国が道路公団に命令する方式から、希望する高速道路会社が実施する方法に変更された。先の国土開発幹線自動車道建設会議(国幹会議)で外環道をはじめとする4区間(計71キロ)が整備計画に追加され、今回初めて事業主体を募る。事業主体は設計や発注だけでなく、完成後の維持管理も請け負う見通しだ。

 外環道では、接続する関越道(東日本管内)、中央道や東名(ともに中日本管内)を管理する両社と、路線が近い首都高の3社が競合することになった。

 外環道は想定交通量が1日8万〜10万台(国土交通省試算)と全国最大級。少子高齢化などで全国的に交通量減少が見込まれる中、高速道路会社にとっては将来性のある路線とされる。高速料金収入は長期債務の返済に充てられるものの、維持管理業務で安定した収入が得られるからだ。

 一方、外環道の練馬―世田谷間は、事業費1兆2820億円の7〜9割を税金でまかない、残りを高速道路会社が負担する「合併施行方式」で造る。高速道路会社が競えば税金の投入が減り、道路建設が効率的に進む利点もある。国交省は今後、各社の負担額や技術力などを総合的に判断して事業主体を選ぶが、競争入札とするか、随意契約とするかは決まっていない。

 今回決まった4区間のうち、外環道と同じ「合併施行方式」の名古屋環状2号線や東関東道水戸線は競合ゼロ。それぞれ中日本、東日本が事業主体となり、両社が国と協議し採算がとれる範囲で事業を引き受ける見通しだ。全額税金で建設する日本海沿岸東北道は、国が事業主体となるか、高速道路会社に委託するかは未定だ。(津阪直)

4・27 国幹会議 抗議行動 
ネットで読める外環関係報道です。

日経4月27日「高速道の整備計画路線、外環など4区間着工へ 国幹会議決定」
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090427AT3S2702627042009.html

毎日新聞 2009年4月28日 都内版「外環道整備:未開通区間、建設計画格上げ 反対住民が抗議 /東京」
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20090428ddlk13010316000c.html

信濃毎日4月30日「高速道着工 なし崩しの方針転換」
http://www.shinmai.co.jp/news/20090430/KT090428ETI090015000022.htm
2009年4月27日
国土交通大臣 金 子 一 義 殿
東京外かく環状道路(外環道)整備計画格上げを行わないことを求める要望書
         
 1966年に都市計画決定された外環道は、住民の大反対により凍結されてきました。

1999年、石原都知事による現地視察によって、凍結が一方的に解除されました。地域住民の声を聞くとして、国・東京都によるPI(パブリック・インボルブメント)方式による会議が2001年より「沿線協議会」、「沿線会議」と形を変えて断続的に実施されましたが、議論途中で打ち切られ、2007年に大深度地下化による都市計画変更が行われました。

 2008年には、「地域課題検討会」(地域PI)が、沿線地域8会場で行われました。しかし、国・東京都は、住民側の意見、疑問、不安などを聞き置くのみで、説明責任を果たさず、情報公開もきわめて不十分でした。

 地域PIに参加した住民の懸念や不安は解消・軽減するどころか、不信感とともに強まる結果となりました。さらに、青梅街道インターチェンジ地域は地域PIが開催すらされておらず、沿線住民との合意形成には程遠い状態にあります。

沿線5区市の住民は、住民の声を反映していない「対応の方針」は認められないとし、3月21日に国土交通大臣宛に「『東京外かく環状道路計画、大泉〜宇奈根間』の整備計画化の中止を求める要望書」を提出しました。

 それにもかかわらず、この度、国土交通省は告知期間もほとんどおかずに突然国幹会議を開き、外環道を整備計画路線に格上げし、早期着工を諮るとしています。

 私たち沿線及び東京都内の自治体議員は、このような住民軽視の拙速な事業実施に向けての動きに強い危惧を覚え、以下のように要望いたします。



1.住民との十分な合意・納得が得られていない現段階での、外環道の整備計画路線格上げを行わないよう求めます。
2.住民の外環道への以下の意見・要望に対し、速やかに対応することを求めます。
ア) 追加経済対策の公共工事の中でも、外環道の事業費は、たった16kmに1兆6千億円(1mに1億円)と桁違いのコストです。今、国民が求めている安定的な雇用創出、医療・福祉などのセーフティネットの充実、教育・職業訓練などの未来につながる投資に税金を使うよう要望します。
イ) 東京に必要な公共工事は、新しい自動車専用道路、不確定要素に満ちた大深度地下トンネルによる高規格道路ではなく、老朽化した道路・橋梁・トンネル・公共施設などの耐震化であり、これら既設の社会資本の早期補修整備を求めます。
ウ) 地下水枯渇・大気汚染などの環境被害や、生活破壊についての住民の不安・疑念に誠実に答えるべく、事業化を前提としない調査・研究および結果公表を速やかに行うよう求めます。
以  上
提出者
東敦子(渋谷)、雨宮幸男(調布)、伊沢けい子(都議・三鷹)、市橋綾子(杉並)、市原広子(狛江)、井上睦子(八王子)、井樋匡利(調布)、岩田康男(三鷹)、大沢ゆたか(立川)、大城美幸(三鷹)、奥山たえこ(杉並)、梶雅子(武蔵野)、片野令子(練馬)、片山薫(小金井)、漢人あきこ(小金井)、菊地靖枝(練馬)、岸たけし(世田谷)、岸本直子(調布)、北島邦彦(杉並)、木下泰之(世田谷)、栗原健治(三鷹)、けしば誠一(杉並)、小松久子(杉並)、斉藤ゆうこ(荒川)、桜井純子(世田谷)、里吉ゆみ(世田谷)、嶋ア英治(三鷹)、白石玲子(東久留米)、陣内やすこ(八王子)、すぐろ奈緒(杉並)、鈴木えつお(狛江)、砂川直美(武蔵野)、竹村津絵(世田谷)、田中和子(文京)、田中とも子(狛江)、田辺良彦(狛江)、土屋ひとし(練馬)、寺沢文子(千代田)、ドゥマンジュ恭子(調布)、中里光夫(世田谷)、なす雅之(新宿)、西崎光子(都議・世田谷)、西村あつ子(狛江)、野村羊子(三鷹)、橋本繁樹(武蔵野)、羽田圭二(世田谷)、半田伸明(三鷹)、福士敬子(都議・杉並)、藤田鋭(狛江)、藤原愛子(稲城)、布施哲也(清瀬)、松尾ゆり(杉並)、松村良一(練馬)、宮坂良子(狛江)、武藤昭夫(練馬)、武藤千里(調布)、むとう有子(中野)、村越まり子(文京)、森徹(三鷹)、門間淑子(羽村)、山木きょう子(世田谷)、山口文江(都議、練馬)、吉田恵子(世田谷)、吉野芳子(狛江)、以上64名(五十音順)
4月28日(火)
外環道など着工へ 10年ぶり『整備』に 2009年4月28日 東京新聞朝刊
格上げ 国幹会議
 高速道路の建設計画を審議する国土交通相の諮問機関、国土開発幹線自動車道建設会議(国幹会議)が二十七日開かれ、東京外郭環状道路(外環道)や名古屋環状2号線など高速道路四区間(計七十一キロ)について、着工の前提となる整備計画へ格上げした。格上げは一九九九年以来十年ぶり。現整備計画の路線延長は九千三百四十二キロで、小泉政権時代にそれを超える区間の整備が凍結された。

 しかし、不況で高速道路の経済下支えに対する期待が強いことから九千三百四十二キロの「歯止め」を外し、大都市圏の環状道路や主要都市間を結び、費用対効果が高いとされる区間の建設に踏み切る。

 格上げされたのは、外環道の世田谷−練馬(東京都、約十六キロ)、名古屋環状2号線の名古屋西−飛島(愛知県、約十二キロ)、東関東道水戸線の潮来−鉾田(茨城県、約三十一キロ)、日本海沿岸東北道の酒田みなと−遊佐(山形県、約十二キロ)。総事業費は外環道の一兆二千八百二十億円をはじめ、計一兆五千百九十億円。

 東関東道館山線の木更津南−富津竹岡(千葉県、約二十一キロ)など六区間計百九十キロについては、交通量増加による渋滞と事故多発を理由に四車線へ拡幅する整備計画の変更も併せて決めた。総事業費は約三千五百十億円。
高速道4区間、着工へ 国幹会議、10年ぶり新計画 朝日新聞 2009年4月27日22時0分
整備計画に格上げされた区間
 高速道路の建設計画を審議する国土開発幹線自動車道建設会議(国幹会議、国土交通相の諮問機関)が27日開かれ、東京外郭環状道路(外環道)など4区間計71キロの整備計画への格上げを決定した。事実上の建設ゴーサインとなる。4区間の総事業費は1兆5190億円と見込まれる。事業費負担は未定だが、過半は税金が投入される見通しだ。

 国幹会議が開かれるのは1年4カ月ぶり。整備計画区間が増えるのは、9342キロを決めた99年以来10年ぶり。4区間はいずれも建設区間などを決めた基本計画。事業費や設計走行速度など詳細が盛り込まれる整備計画になると、国交相の判断で着工に踏み切れる。小泉元首相は06年の国会答弁で「(従来の計画以外は)白紙」と述べ、9342キロは建設の歯止めとなってきた。

 今回、整備計画に格上げされたのは外環道(東京都)練馬―世田谷(16キロ)▽名古屋環状2号線(愛知県)名古屋西―飛島(12キロ)▽東関東道水戸線(茨城県)潮来―鉾田(31キロ)▽日本海沿岸東北道(日沿道、山形県)酒田みなと―遊佐(12キロ)。

 国交省は、いずれの区間も料金収入のみで建設費を回収するのは困難と試算。回収可能額は外環道で1〜3割程度、日沿道では1割未満としている。このため、外環道、名古屋環状、東関東道の3区間は、国と高速会社を事業主体として不足分に税金を充てる「合併施行方式」、日沿道は全額税金を投入する「新直轄方式」での整備で検討を進めることを決めた。

 また、関越道上越線の上越JCT(新潟県)―信濃町(長野県)など6区間計190キロについて、暫定2車線となっている道路を4車線に拡幅する、整備計画の変更も決定した。総事業費は3510億円、税金投入額は3255億円。整備計画に格上げされた4区間と、拡幅が決まった6区間の合計総事業費は1兆8700億円となる。

 国幹会議は国会議員10人、財界・学識経験者10人で構成。建設すべき高速道路やその整備方法を審議する。(前地昌道、津阪直樹)
東京外かく環状道路絶対反対! 2月13日
東京外かく環状道路 わたしたちの「地域課題検討会」報告会  2月21日
東京外郭環状道路  「対応の方針」に関する要望書を提出 3月25日

東京外環フォーラム 3月26日
 東京外郭環状道路は、現在、練馬区大泉から世田谷区宇奈根までの16qの延伸が計画されています。これに関わる7区市(練馬区、杉並区、武蔵野市、三鷹市、調布市、狛江市、世田谷区)のうち、5市区(練馬区、杉並区、武蔵野市、三鷹市、世田谷区)の住民代表が集まり、参議院会館において「国会議員と語る東京外郭環状道路フォーラム」が開催されました。
4月23日 街宣
外環・今日の新聞報道
外環について、新聞報道、サイトで拾えるものです。
区市長会議は、朝日、毎日、東京が、国幹会議は、朝日、日経、産経が記事にしています。
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外環道めぐり 沿線区市長を集めた意見交換会
TokyoMX(ユーチューブの動画)
http://www.youtube.com/watch?v=JZRez5HAlWE

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毎日新聞
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20090424ddlk13010274000c.html

外環道整備:国と都、対応方針まとめる 沿線区市の意見受け/東京
東京外郭環状道路(外環道)の未開通区間(世田谷区喜多見−練馬区大泉、約16キロ)について、国土交通省と都は23日、沿線区市から寄せられた意見や要望に対する「対応の方針」をまとめた。

 外環道建設には住環境悪化などを懸念する住民の反対が大きな課題となっている。国と都は23日、都庁で沿線7区市長と意見交換を行った。会見した岩見吉輝国交省関東地方整備局道路企画官は「大方の住民の理解は得られた」と話した。計画は近く開かれる国土開発幹線自動車道建設会議(国幹会議)にかけられ、事業着手に一歩進むことになる。

 外環道は都心から約15キロを環状につなぐ約85キロの道路。66年に高架方式で計画が決定したが、地元住民の反対でいったん凍結。07年に大深度地下方式に変更した基本計画が決定し、計画が再開されることになった。一方で、住民の要望を受けた「対応の方針」の素案を策定。7区市で計26回の「地域課題検討会」を開き、意見聴取を行ってきた。

 検討会参加者らで作る市民団体「わたしたちの『地域課題検討会』報告会実行委員会」は首長らの意見交換会終了後に会見を開いた。メンバーの一人は「検討会では、地盤沈下や大気汚染などこちらが提示した質問に回答はなく、市民の声を反映させたとは言えない。こんな状態で対応の方針が決められるのは許し難い」と話した。【林哲平】

〔都内版〕
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東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20090424/CK2009042402000050.html
新たな検討会設置へ 外環道の地上部街路
2009年4月24日

 東京外郭環状道路(外環道)関越道−東名高速間整備についての、沿線七区市長の意見交換会が二十三日、都庁で行われ、沿線地域の課題に国と都がどう向き合うかを整理した「対応の方針」について論議が行われた。その結果、一定の理解を得たとして、国と都は同方針を確定した。白紙撤回を求める声がある地上部街路「外環ノ2」については、外環本線と切り離して別に地元との話し合いの場を設けることなどが盛り込まれている。

 今後は、方針に盛り込んだ課題の検討を進め、事業着手に向け、合意形成を進めたいという。

 方針は東名・中央・大泉の各ジャンクション周辺、青梅街道インターチェンジ(IC)周辺、狛江市、武蔵野市、杉並区の七地域に分けて、環境対策やまちづくりなど、検討すべき課題と住民の意見、国・都の考えや今後の進め方を列挙している。

 意見交換会では、武蔵野市の邑上守正市長が「外環ノ2」について、計画の廃止も含めた必要性の有無を検討すべきであり、その検討に必要なデータを公表し、検討会の枠組みを設けるよう求めた。

 「外環ノ2」は、当初は高架方式で計画した外環道の下を走る一般道として一九六六年に都市計画決定された。しかし、本線が地下化に変更後、計画廃止を求める声が武蔵野市から出ていた。

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国幹会議 報道

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2009/04/23 21:42 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200904/CN2009042301000843.html

国幹会議を27日開催 外環道格上げなど検討
 国交省は23日、全国で計画されている高速道路のうち新たに整備する区間などを決める国土開発幹線自動車道建設会議を27日に都内で開催すると発表した。

 会議では東京都の東京外郭環状道路世田谷−練馬を、基本計画から着工の前提となる整備計画区間に格上げするかどうかを審議。さらに2車線で暫定的に整備している区間の一部を4車線にするかも検討する。

 会議は衆院6人、参院4人の国会議員のほか御手洗冨士夫日本経団連会長、金子原二郎長崎県知事ら学識経験者10人の計20人で構成する。

 全国で計画されている高速道路網は1万1520キロ。うち9342キロは既に開通しているか整備が進められている。国幹会議は残り区間の扱いなどを主に審議する。


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産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/090424/tky0904240757000-n1.htm
凍結40年…外環道未着工区間、着工へ (1/2ページ)
2009.4.24 07:57
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