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スケジュール

世界の労働者と団結し、戦争と民営化の道を許すな! 今こそ闘う労働組合を全国の職場に
11・2全国労働者総決起集会への賛同と参加のお願い


http://www.geocities.jp/nov_rally/2014/yobikake2014.htm

全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部
全国金属機械労働組合港合同
国鉄千葉動力車労働組合
  「闘う労働組合の全国ネットワークをつくろう」と訴え、私たちが初めて日比谷野外音楽堂に集まったのは1998年のことでした。それから16年。11月労働者集会は、職場で奮闘する全国の仲間たちに支えられ、毎年開催されてきました。そこに結集したのは、労働運動の再生をめざす熱い決意でした。

 そして、今年、私たちは歴史の岐路に立ちました。安倍政権は集団的自衛権行使の閣議決定を強行し、クーデターに等しいやり方で憲法を踏みにじり、再び戦争に突き進もうとしています。「戦争をする国」への転換は、これまでの社会のあり方を全部破壊して暴れまわる力を生み出します。労働者の権利も、集会・結社・表現・通信の自由も、 教育や学校も、何もかもが攻撃にさらされようとしています。資本主義の危機が、パレスチナで、イラクで、ウクライナで、世界中で戦争をひき起こしています。

 安倍政権の手で、総非正規職化、解雇自由化、労働時間規制解体など、労働者の権利を打ち砕く最後の扉が開かれようとしています。非正規職に突き落とされた2千万の労働者たちが「生きさせろ」と叫んでいます。日本創世会議は、896の自治体が破綻・消滅の危機に直面しているとの提言を出し、社会まるごと民営化を断行しろと煽っています。社会保障制度や医療、教育など、人が生きていくためのすべての条件が攻撃されています。福島では、これまで人類が経験したことのない大規模な放射能汚染が拡大しているというのに、原発政策を維持するために、真実を隠して県民が見殺しにされています。

 すべてが限界をこえ、怒りの声は社会の隅々まで積みあがっています。今こそ闘う労働組合を全国の職場に! 労働者の団結した力で安倍政権を倒そう!

 11月労働者集会は、国鉄1047名解雇撤回闘争への反動判決をきっかけに始まりました。国家総ぐるみの不当労働行為が正当化されたのです。「こんなことがまかり通ったら、組合つぶしも首切りもやりたい放題になる」という危機感と怒りが3労組を結びつけました。国鉄分割・民営化は戦後最大の労働運動解体攻撃でした。私たちは、それを打ち破って闘う労働運動を自らの手に必ず取り戻すと固く決意したのです。その闘いは、2010年の「政治解決」を乗り越えて、採用差別の基準自体が不当労働行為であったことを明確に認めさせるところまで前進し、最高裁で正念場の攻防が続いています。

 私たちも自らの飛躍をかけて新たな闘いに立ち上がっています。連帯労組関西地区生コン支部は、独占資本による支配構造を揺るがす力をもった産業別運動を生み出し、その発展をめざして組織拡大闘争に総決起しています。全国金属機械港合同は、「団結こそ命」をスローガンに企業の壁をこえて地域をひとつの労働組合として組織し、大阪市長・橋下による労働基本権解体攻撃に真正面から立ち向かっています。動労千葉は、国鉄分割・民営化とその後の業務外注化攻撃に立ち向かい、JR本体と下請け企業に働く労働者をひとつに組織する新たな闘いに挑戦していま

す。動労水戸は原発推進のための福島見殺し政策に対し職場からのストライキで立ち上がっています。国鉄闘争全国運動も、権利喪失の原点となった国鉄分割・民営化攻撃の真実を暴きだし、本格的な闘いの発展を呼びかけています。11月集会は、新自由主義攻撃に立ち向かう労働者の国際連帯闘争の画期的な発展を生み出し、勝利の展望を示しています。

 この16年、全国の仲間たちとともに築き上げてきた力を解き放つときがきました。資本の攻撃に屈し、労働者の権利を売り渡してきた労働組合の現状に怒り、苦闘しているすべての労働者に「労働組合には力がある」と呼びかけよう。渦巻く怒りの声の先頭にたち、時代への危機感を集めよう。本集会への多くの皆さんの賛同と結集を心から呼びかけます。

 2014年8月
◎名称 世界の労働者と団結し、戦争と民営化の道を許すな!
    今こそ闘う労働組合を全国の職場に!
    11・2全国労働者総決起集会
◎日時 2014年11月2日(日)正午
◎場所 東京・日比谷野外音楽堂
 facebook も見てください!

カラオケ・ビデオ版
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11月2日(日)全国労働者総決起集会カラオケ・ビデオ 8/21
例によって、やっつけ仕事で粗いですが、お許しを!
と思っていたら、「分かりやすい・おぼえやすい」なんて大好評!

9月15日(月)
夕食は、昨日買ってきた牡蠣フライ マグロカマ焼き 差し入れの冬瓜を煮ました
豆腐チゲ 差し入れ
差し入れのクズ切り
差し入れ 差し入れ 差し入れ
今日も「街」屋台をやりました 東京演劇アンサンブルの人たち


2006年、教育基本法改悪反対で

集会で発言していた先生が

芝居帰りに寄ってくれました



9月14日(日)
夕食は手抜きをして寿司 生春巻き
差し入れ グリーンカレー1人前
ネギ入り厚揚げ 沖縄ゆし豆腐風に
天気がいいので「街」屋台。東京演劇アンサンブルの人たちが公演を終え通過。署名いただき
                      ドンドン人集まってきます              初めての人たちも参加
鮎の差し入れ
外注化阻止!9・11郡山闘争・ビデオ
 2014年9月11日、JR東日本が郡山総合車両センターで強行しようとしている外注­化に反対し、国労郡山工場支部の橋本さん、動労総連合の青年労働者が先頭に立って全国­から労働者・学生が結集し、感動的な集会とデモが打ち抜かれた。

「街」に中学生が体験実習に来た。

一生懸命、役に立とうと働いている。
お茶の時間、たまたま一緒にお茶を飲んだ地域のお客さんが、その一生懸命な働きぶりに感動!!

「何が目標なの?」と、訊かれた中学生は「自分で働いて、マウンテンバイクを買うのが夢です!」と、答えた。
親をあてにせず、「自分で働いてお金を貯めて」というところに、

“ものすごく感動したゎ!いまどき、すごいわ!”
“自分の子どもたちも見習ってほしい!”
「マウンテンバイクを買う時に、足しにしてね。今、これしか持ってないけど」と、1000円のカンパを、「街」のスタッフに渡してくれた。

一生懸命働いて、人を感動させる中学生もすごいが、カンパを本人にではな く、「街」に託す地域のお客さんにも感動!の一日でした!

 だ  ん   け  つ  2014年9月14日 
 
999
東京北部ユニオン
リサイクルショップ「街」分会
関町北4-2-11
 電話 3928-1378
10・1外注化阻止へ
650人が郡山工場包囲デモ
 9月11日、「10・1郡山総合車両センターの外注化阻止」を掲げて、郡山工場を包囲する650人の戦闘的デモが闘いぬかれた。

 郡山総合車両センターの業務の根幹部分を10月1日に外注化するというJR東日本の攻撃に対し、国労郡山工場支部は9・11闘争を決定した。しかし、国労本部、東日本エリア本部、仙台地本は、資本・権力の手先となって支部に圧力をかけ、その闘いを中止させた。同支部の橋本光一さんはこの大反動を受けて立ち、全力で立ち向かって、9・11への結集を全国の労働者に呼びかけた。
 その渾身の決起に応え、国鉄労働者を先頭に全国から650人の労働者が郡山に結集した。その団結と物質力はJR東日本を震撼させ、闘争に敵対する体制内労組幹部に痛打を与え、郡山工場で働くすべての労働者の心を揺さぶった。 

●工場の労働者の心揺さぶるデモ
 午後1時、本町緑地公園でデモ出発前の集会が開始された。主催者としてあいさつした橋本光一さんは、「JR会社はこの集会・デモに対応不能に陥り、完全にビビッている。これだけで勝利だ。今日は10・1外注化をぶっ飛ばす行動を」と意気高く訴えた。

 ふくしま合同労組の市川潤子委員長、福島労組交流センターの渡辺馨代表が、橋本さんと一心同体となって外注化阻止へ闘う決意を表明した。

 国労秋田闘争団の小玉忠憲さんは、「解雇から27年、この闘いを待っていた。JR体制を打倒することと国労本部を打倒することは一体だ。動労千葉・動労水戸―動労総連合のように闘うのが労働組合だ。全国に動労総連合をつくろう」と呼びかけた。

 動労水戸の辻川慎一副委員長は、動労水戸がストライキでここに結集していると報告した。そして、「動労水戸がストライキでここに来たのは、郡山工場の労働者に私たちの火をのり移らせるためだ。われわれは労働者階級だ。国労指導部の腐った反動によって支部の決定ではなくなったが、それは国労指導部の終わりを示しても、郡山工場の青年を始めとする労働者たちの終わりではない。これがスタートだ。11・2労働者集会に向け、動労総連合を全国につくる」と熱い決意をほとばしらせた。

 集会後、参加者は工場包囲のデモに出た。デモの先頭には、橋本さんとともに動労総連合の青年組合員が立ち、代わる代わるにデモコールの音頭をとった。広大な郡山総合車両センターを取り巻いて進むデモ隊の「外注化阻止」のシュプレヒコールは、工場の隅々に響き渡り、下請けも含めて六百数十人の労働者の心に届いた。外注化対象の職場に近づくと、橋本さんがマイクを握り「外注化を絶対に止めよう」と心の底から訴えた。

●絶対反対を貫き団結を守りぬく
 デモを貫徹して開かれた集会は、熱気と高揚感に包まれた。
 動労千葉弁護団の森川文人弁護士が「外注化の狙いは団結破壊。敵が一番嫌がる団結の拡大で反撃を」と喝破した。地元の福島から、ふくしま共同診療所の布施幸彦医師、全国農民会議共同代表の鈴
木光一郎さん、3・11反原発福島行動実行委の椎名千恵子さんが今後の闘いへの決意を述べた。
 橋本さんの基調提起は圧巻だった。「9・11集会をめぐり、郡工の仲間といろんな議論をしてきました。毎日、胸がしめつけられるような思いで、お互いに議論をしてきました。郡工支部の40人は、激しい議論をし、でも最後は同じ方向を向いて歩いてきた40人です。今日の集会は支部主催でなくて本当に残念ですが、この集会をめぐって国労組合員は本当に揺れ動いています。国労以外の労働者は、外注化自体は絶対に反対ですから、この集会を支持してく れています。そして何よりもJR会社がびびっています。その意味では、今日は、集会・デモを始める前からすでに完全に勝利しています」「この闘いは郡工だけの闘いではとまらない。敵は安倍・葛西、国家との闘いだ。動労千葉や動労水戸のように闘おう。それが勝利の道です」「郡工は、私たち現場労働者がつくってきたものです。勝手に外注化させることは許せません。私たちは御用組合ではありません。解雇と外注化と戦争に反対します。さらに階級分岐を促進し、大きく、強くなって絶対反対で郡工の団結を守りぬきます」。万感の思いを込めた橋本さんの発言に、惜しみない拍手が送られた。

 国労新宿駅分会、動労水戸、動労西日本、埼玉労組交流センター、高陽第一診療所労組などから激布が贈呈された。

 動労総連合の青年組合員が壇上に並んだ。動労水戸の羽部圭介さんと照沼靖功さん、動労千葉の北嶋琢磨青年部長と木科雄作さん、動労西日本の山田和広書記長が、それぞれ簡潔かつ決然と外注化阻止の決意を語った。この日の闘いを橋本さんとともに牽引した動労総連合の青年組合員の姿は、階級的労働運動の新たなリーダーの登場を鮮烈に印象付けた。

 国労新潟県支部の星野文男さんが、支部闘争委員会決定でこの闘いに参加していると報告し、9・11闘争を圧殺する国労本部打倒の決意を述べた。

 動労千葉の田中康宏委員長は、「今日、この場に来ていない国労郡山工場支部の仲間たちは引き裂かれる思いでいると思う。国労エリア本部、地本は闘いの中止を命じたが、10月1日の外注化強行、来週にも強制出向の命令が出るという現実は何も変わっていない。外注化反対闘争をつぶしてくるのは、資本の手先になった労働組合幹部だ。だから労働組合が変わればすべては変わる。現場から闘う労働組合をつくり直す一歩が今日、始まった。すべての職場で声を上げ、怒りをすべて11・2労働者集会に結集させよう」と力説した。

 動労水戸の石井真一委員長は、「国労郡山工場支部が呼びかければこれだけの人が集まる。しかし、国労本部や地本に負けたら団結はつぶされる。動労総連合のように絶対反対で闘おう。全国に動労総連合をつくろう。動労総連合の青年が今日、郡山工場の門前に立った。青年はやる気になっている。これが一番の勝利だ」と核心点を突き出した。

 全金本山労組の長谷武志副委員長、合同一般全国協議会を代表して東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会の吉本伸幸書記長、八尾北医療センター労組の灰垣美佐子書記長がともに闘う決意を表明した。

 集会後、郡山駅前までのデモが打ち抜かれた。沿道の関心は高く、デモ隊に手を振って応える人びとが続出した。郡山駅前での解散集会で、橋本さんは「外注化を強行すればこうなるとJRに見せつけることができた。大成功だ」とこの日の闘いを総括した。
●動労総連合の青年が闘いを牽引

 動労総連合の青年たちは、この日の朝、郡山工場の門前で闘いへの結集を労働者に訴え、昼には郡山駅前で街頭宣伝を貫徹した。こうした動労総連合の青年たちの闘いこそ、階級的労働運動派が主流派に躍り出る展望を示している。

 国労東日本エリア本部や仙台地本は、郡山工場支部と動労千葉・動労水戸の合流を恐れて支部主催中止の大反動に踏み込んだ。
 だが、その思惑は完全に裏目に出た。組合の枠をこえてこの日の闘いの成功に全力を挙げた動労総連合の青年たちの闘いは、東労組傘下の青年や下請けの労働者を巻き込んだ郡山工場全体の決起をつくる起爆剤となることは間違いない。国鉄決戦は新たな段階に突入した。
この勝利を11・2労働者集会1万人結集の実現へ!(K) 
 だ  ん   け  つ 
2014年9月14日  
1000
東京北部ユニオン
リサイクルショップ「街」分会
関町北4-2-11
 電話 3928-1378

 2008年洞爺湖サミット粉砕!に向けて、 福祉労働者連帯ユニオン「街」分会は「団結」第1号(5月7日)を発行し、駅前・連続ビラを3人でスターしトた。あれから6年ついに1000号になった。オリジナル性は全くなく、ほとんどを「前進」から引用した。「前進」編集局に感謝・感謝!
    労働者の団結こそが  世の中を変える!
 戦争と貧困を労働者に強制する福田政権への回答はこれだ。私たちは中途半端なモノ取り闘争はしない。要求は賃金奴隷の鎖を引きちぎって団結することであり、全世界中の労働者と団結です。

 資本主義社会は、働かない者=資本家が肥え太り、働く者=労働者がますますヤセ細っていく転倒した社会です。資本家に怒りを持ちながらも、一人ひとりが分断され、団結を破壊されて、「一人が闘っても勝てない」と、思い込まされている限りにおいて、資本主義社会は成り立っているのです。

 労働者は、みんな生活があるから、より多くの賃金を求めます。それを求めないと労働者をやめることになる。ここが最大の泣き所です。資本家は、インチキな「賃金制度」を、「一生懸命に働けば、働いただけの賃金をあげますよ」というウソの仕組みを作っています。

 でも本当は違います。賃金とは、資本が労働者をただ働きさせる・搾取(さくしゅ)のシステムです。資本が肥え太り、労働者が「ただ働き」でヤセ細っていくことを、覆い隠す巧妙なシステムなのです。賃金とは、資本による労働者や労働組合を団結させないようにする攻撃です。数百年にわたって資本は、賃金によって労働者を分断してきました。なぜなら、資本主義社会とは、労働者が団結して立ち上がったら、ひっくり返ってしまうような嘘っぱちの社会でしかないからです。

   労働者は団結することによって、資本家をうち負かすことができる。
 新自由主義政策って、知っていますか? レーガン、サッチャー、中曽根によって推進された新自由主義政策は、「市場原理こそ万能」というイデオロギーで民営化・規制緩和を強行し、資本の搾取の自由を狙ったものでした。とくに新自由主義政策は、労働組合に対する徹底した攻撃をしました。1981年のレーガンによる航空管制官組合への攻撃、サッチャーによる84~85年の1年間におよぶ英・炭労ストライキへの攻撃、そして日本における1987年の国鉄分割・民営化と国鉄労働運動解体攻撃は、全世界の労働者の命運を決する攻防戦でした。その後、わずか10年余りの間にどのような現実が労働者を襲ったのか。全世界の就業人口の30%が飢餓か失業に追い込まれ、アメリカではフルタイム労働者の5分の1が貧困水準以下の生活を強制されました。

 国鉄分割・民営化攻撃は、今日に至る労働者への激しい民営化・規制緩和―労組破壊・非正規職化攻撃の原型となったが、なぜ動労千葉だけが唯一、民営化攻撃と闘い抜き、勝利できたのでしょうか?

 ひと言で言えば、労働運動の原則を守り抜く闘いを徹底して貫いてきたからです。労働者の持つ力と可能性を自覚し、誇りと団結を取り戻すことです。『団結した労働者の力こそが社会を変革し、歴史をつくる力だ』という、一点にこだわり抜いて闘いてきたからです。

 11月労働者集会に米代表団を組織しているスティーブ・ゼルツァー氏は動労千葉の闘いを、「民営化、新自由主義政策に立ち向かい、団結を守り抜いた国際的に希有(けう)な闘い」と評価し、「その生きた経験こそが全世界の労働者に今何よりも求められているものだ」と訴えている。新自由主義政策とは、後のない帝国主義の危機の産物であると同時に、それ自身が最末期帝国主義というべき現実を生み出しています。サブプライムローン危機こそ、資本主義が行き着いたなれの果てです。

 労働者を食わせていけない資本家は、お前たちのやり方が悪いんだから、俺たちが交代してやる。労働者の団結でぶったおす。労働者に権力をよこせ。

  「闘う労働組合の全国ネットワークをつくろう」と訴え、私たちが初めて日比谷野外音楽堂に集まったのは1998年のことでした。それから16年。11月労働者集会は、職場で奮闘する全国の仲間たちに支えられ、毎年開催されてきました。そこに結集したのは、労働運動の再生をめざす熱い決意でした。

 そして、今年、私たちは歴史の岐路に立ちました。安倍政権は集団的自衛権行使の閣議決定を強行し、クーデターに等しいやり方で憲法を踏みにじり、再び戦争に突き進もうとしています。「戦争をする国」への転換は、これまでの社会のあり方を全部破壊して暴れまわる力を生み出します。労働者の権利も、集会・結社・表現・通信の自由も、 教育や学校も、何もかもが攻撃にさらされようとしています。資本主義の危機が、パレスチナで、イラクで、ウクライナで、世界中で戦争をひき起こしています。

 安倍政権の手で、総非正規職化、解雇自由化、労働時間規制解体など、労働者の権利を打ち砕く最後の扉が開かれようとしています。非正規職に突き落とされた2千万の労働者たちが「生きさせろ」と叫んでいます。日本創世会議は、896の自治体が破綻・消滅の危機に直面しているとの提言を出し、社会まるごと民営化を断行しろと煽っています。社会保障制度や医療、教育など、人が生きていくためのすべての条件が攻撃されています。福島では、これまで人類が経験したことのない大規模な放射能汚染が拡大しているというのに、原発政策を維持するために、真実を隠して県民が見殺しにされています。

 すべてが限界をこえ、怒りの声は社会の隅々まで積みあがっています。今こそ闘う労働組合を全国の職場に! 労働者の団結した力で安倍政権を倒そう!

 11月労働者集会は、国鉄1047名解雇撤回闘争への反動判決をきっかけに始まりました。国家総ぐるみの不当労働行為が正当化されたのです。「こんなことがまかり通ったら、組合つぶしも首切りもやりたい放題になる」という危機感と怒りが3労組を結びつけました。国鉄分割・民営化は戦後最大の労働運動解体攻撃でした。私たちは、それを打ち破って闘う労働運動を自らの手に必ず取り戻すと固く決意したのです。その闘いは、2010年の「政治解決」を乗り越えて、採用差別の基準自体が不当労働行為であったことを明確に認めさせるところまで前進し、最高裁で正念場の攻防が続いています。

 私たちも自らの飛躍をかけて新たな闘いに立ち上がっています。連帯労組関西地区生コン支部は、独占資本による支配構造を揺るがす力をもった産業別運動を生み出し、その発展をめざして組織拡大闘争に総決起しています。全国金属機械港合同は、「団結こそ命」をスローガンに企業の壁をこえて地域をひとつの労働組合として組織し、大阪市長・橋下による労働基本権解体攻撃に真正面から立ち向かっています。動労千葉は、国鉄分割・民営化とその後の業務外注化攻撃に立ち向かい、JR本体と下請け企業に働く労働者をひとつに組織する新たな闘いに挑戦していま

す。動労水戸は原発推進のための福島見殺し政策に対し職場からのストライキで立ち上がっています。国鉄闘争全国運動も、権利喪失の原点となった国鉄分割・民営化攻撃の真実を暴きだし、本格的な闘いの発展を呼びかけています。11月集会は、新自由主義攻撃に立ち向かう労働者の国際連帯闘争の画期的な発展を生み出し、勝利の展望を示しています。

 この16年、全国の仲間たちとともに築き上げてきた力を解き放つときがきました。資本の攻撃に屈し、労働者の権利を売り渡してきた労働組合の現状に怒り、苦闘しているすべての労働者に「労働組合には力がある」と呼びかけよう。渦巻く怒りの声の先頭にたち、時代への危機感を集めよう。本集会への多くの皆さんの賛同と結集を心から呼びかけます。


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例によって、やっつけ仕事で粗いですが、お許しを!
と思っていたら、「分かりやすい・おぼえやすい」なんて大好評!

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『 団 結!2008』

『ジュゴンとオバァ』(2007年・全編) 富田晋の青春


三里塚芝山連合空港反対同盟 動労千葉 星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議 労組交流センター
 動労千葉を支援する会
3・14法大弾圧を許さない法大生の会
北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」
とめよう戦争への道!百万人署名運動
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