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 国鉄1047名解雇をめぐる裁判で昨年9月、東京高裁が不当労働行為を明確に認定しました。

 一審判決に続く高裁での不当労働行為の認定は、〈国鉄分割・民営化における解雇は間違いであった〉ことを認めさせる画期的判決です。「解雇撤回」の旗を降ろさずに闘いを継続した国鉄千葉動力車労働組合(動労千葉)の存在と、これを支援した4万5千筆に及ぶ署名が大きな力を発揮しました。

 ところがこの判決は、不当労働行為を認定しながら、解雇撤回ではなく慰謝料を支払えばよいと命じました。こんなことが許されて良いはずはありません。いま私たちは最高裁で「解雇撤回・JR復帰」判決をかちとるために闘っています。

 戦後最大の労働運動への攻撃だった国鉄分割・民営化(1987年)に対して不当労働行為と解雇撤回の判決を出させれば労働運動復権へ大きな力となります。 解雇撤回へ10万筆署名へのご支援、ご協力をお願いします。

 6月8日、東京・文京シビックホールで国鉄闘争の全国集会を開催します。多くの方の参加と署名へのご協力を訴えます。

 国鉄から始まった民営化と外注化は安全と雇用を破壊しました。JR北海道や京浜東北線川崎駅構内事故を見て下さい。恐るべき「安全崩壊」の現実が社会全体を覆っています。国鉄分割・民営化と同じ時期に制定された労働者派遣法から始まった非正規雇用化は現在は約4割。

 集団的自衛権の行使容認をはじめ安倍政権は改憲と戦争の道をひた走っています。同時に、限定正社員制度の導入や派遣の全面解禁などの正社員ゼロ化政策、残業代をゼロにするホワイトカラーエグゼンプションなどの「雇用改革」を進めています。これを許せば日本の労働者の賃金は数十兆円も減るとの試算もあります。

 安倍政権による改憲と戦争、そして総非正規雇用化の政治と対決する闘う労働組合の復権が必要です。国鉄1047名解雇撤回の闘いは今こそ大きな意味を持っています。

 6・8全国集会は誰でも参加できる集会です。多くの方の参加を呼び掛けます。
6・8タブロイド判ビラ(PDF)1、4面 2~3面

全日本建設運輸連帯労働組合・関西地区生コン支部 全国金属機械労働組合・港合同 国鉄千葉動力車労働組合

3労組の11月集会結集への訴え(テキスト版)  11月労働者集会 タブロイド版PDF
11月集会タブロイド版 PDF (5.87メガバイト)

最高裁署名の呼びかけ  PDF
最高裁判所宛署名用紙

動労千葉鉄建公団訴訟   解雇撤回・JR復帰署名

4万4327筆の力で不当労働行為を東京高裁に認定させました。署名へのご協力に心よりお礼申し上げます

2013年9月27日
国鉄闘争全国運動

 国鉄1047名解雇をめぐる動労千葉の鉄建公団訴訟控訴審判決が9月25日、東京高裁において出されました。難波裁判長は、1審における不当労働行為認定を覆すことはできず、「動労千葉を含む国鉄分割・民営化に反対する姿勢を示していた労働組合に属する職員を、このような労働組合に所属している自体を理由として、差別して不利益に取り扱う目的、動機(不当労働行為意思)の下に、本件名簿不記載基準を策定し(た)」(判決文)として不当労働行為を明確に認定しました。
 地裁判決に続き高裁においても不当労働行為を認めさせたのは4万4327筆の署名の力です。5万に迫る「解雇撤回・JR復帰を求める要望書」を裁判所に4度にわたって提出し、「国鉄改革の真実」を暴き出し、広く社会に訴えたことが不当労働行為を認定させた大きな力です。1047名解雇をめぐる裁判において本当に大きな前進をかちとることができました。署名をお寄せいただいた全国の仲間に心から感謝を申し上げます。
不当労働行為を明確に認定させた以上、次は〝解雇撤回〟の判決をかちとるべく全力を尽くします。最高裁宛ての「解雇撤回・JR復帰」10万人署名を直ちに開始します。高裁宛署名への大きなご支援に感謝するとともに、あらためて新たな署名運動へのご協力をお願いいたします。
以上

動労千葉 高裁判決に対する声明
 facebook も見てください!

6月2日(月)
夕食はムルレンミョン( 水冷麺) トッピングは沖縄塩豚と合い鴨  
 冬瓜があったので煮物に 人参シリシリ
新日本プロレス・中邑 真輔の
「イャオォォ~~!」
「滾(たぎ)るぜ」の意味について
熱い話し合い。

滾る…今の時代、
僕たちはもっともっと滾って闘おうぜ!
田中委員長の言う「本気でやろう!」で、
カトちゃんスイッチ・オン!
いい笑顔です!

  6/2キャンパス報告
 3・14法大弾圧を許さない法大生の会 のブログから転載
本日は、武田雄飛丸君の奪還に向けて、法大と裁判所で情宣を行いました!

キャンパスでは斎藤全学連委員長がほえる!!

法大生から、「武田君頑張れ!!」「あのカメラはおかしいですよね」と怒りの声があがりました!!

学生を監視するビデオカメラも、弾圧職員もいらない!!

武田君を絶対に取り戻そう!!
 
三里塚芝山連合空港反対同盟
成田駅頭で北原事務局長が渾身の訴え
農地取り上げ反対署名にご協力ください①~婦人行動隊・宮本麻子

日曜日の駅前はいろいろな事がおこなわれているので、音声が聞きにくい点はご容赦ください(特に1分20秒まで)
農地取り上げ反対署名にご協力下さい② ~事務局員・太郎良陽一
農地取り上げ反対署名にご協力下さい③~事務局員・伊藤信晴
4

6月1日(日)
6・1北島邦彦さん荻窪街宣
夕食は動労千葉物販のそば 差し入れ・残りのつけあげ・ウインナー・
玉ねぎ・カボチャを天麩羅に
沖縄土産の塩豚(スーチカ)


 だ  ん   け  つ  2014年6月1日 
 
969
東京北部ユニオン
リサイクルショップ「街」分会
関町北4-2-11
 電話 3928-1378
動労水戸、竜田延伸阻止へ
第1日目のスト貫徹
 動労水戸は常磐線竜田延伸阻止を掲げ、5月30日から31日までの乗務員ストライキに突入した。スト1日目の30日、ストライキに突入した組合員は、勝田運輸区前、水戸運輸区前、JR水戸支社前で断固とした抗議行動に立った。


 同日、JR東日本は6月1日から広野―竜田間の運行を再開すると発表した。その前日に出された楢葉町長の見解は、「帰町を目指す時期は来春以降になる」としたものであって、即時帰町が可能というものではまったくない。しかしJRは、何が何でも運行再開を強行すると表明したのだ。それは、JR東日本が、福島の怒りを圧殺し、原発再稼働を叫ぶ安倍政権の極悪の先兵として登場しているということだ。

 動労水戸は各運輸区前で、JRを徹底弾劾するとともに、職場の労働者に「竜田までの乗務を強制されるいわき運輸区の仲間を見捨てるな」と訴えた。
  石井真一委員長、国分勝之副委員長、木村郁夫書記長を先頭に、ストに突入した組合員は、「乗務員・乗客に被曝させ、死ねというのか。JRのしていることは無差別大量殺人だ」「最も安全な道をとれという安全綱領を労働者に唱和させておいて、危険とわかっている竜田延伸を強行するのか。そんな管理者は鉄道事業を行う資格はない」と腹の底からの怒りをJRにたたきつけた。

 竜田延伸をめぐる闘いは非和解的な決戦に入った。31日のいわき総決起集会は、歴史的な決戦だ。全国から大挙して駆けつけよう。竜田延伸を絶対に阻止しよう。(東京・K)
「動労千葉」のホームページから転載
写真集
平中央公園
市内デモ

いわき運輸区前 写真集

 だ  ん   け  つ  2014年6月1日  
970
東京北部ユニオン
リサイクルショップ「街」分会
関町北4-2-11
 電話 3928-1378

5.31いわき闘争に参加
  眩いばかりの初夏の日差しの下、5.31いわき闘争に参加しました。

 この闘争は、安倍政権が推し進める再稼働攻撃の最先端としてある高(低)線量被曝を「なかったことにする」「大したことない、帰れ」という楢葉町住民への帰還強要、およびこの安倍政権の攻撃の最尖兵としてのJR東日本の常磐線竜田延伸に対して被爆労働を断固許さず5.30~31ストに起ちあがった動労水戸のストライキに固く連帯して行われたものです。
 緊急に行われたものでしたが、集会の重要性のゆえに東京北部ユニオン組合員も多数結集し、東京北部地区の他労組や、他地区の合同労組などとともに、大型バス一台+αでいわきに参集しました。
 集会はいわき市の平中央公園で行われました。冒頭女性3人グループ「スパングルス」が軽やかに・陽気に原発反対を歌い上げ、集会が始まりました。

 石井真一動労水戸執行委員長は、6.1常磐線竜田延伸を徹底的に弾劾し、本集会を怒りを解き放つ集会にしたい、と労働組合としての動労水戸の並々ならぬ決意を語りました。

 広島・向陽病院の森末さんは、動労水戸に激励の檄布を渡し、8.6広島大行動への参加を呼びかけました。動労千葉の田中康宏執行委員長が、被爆労働反対でストライキに決起した動労水戸の闘う意義に敬意を表し、拍手したい、と語りました。実際、被爆労働反対でストライキを闘うというのは世界史的にも前例がなく、労働組合の在り方を問うストライキという意味で画期的意義のあるものです。田中氏はまた、動労千葉も外注化粉砕で5.2ストライキを打ったことを紹介し、連帯の意思を明らかにしました。また、千葉合同労組の仲間が5.29すき家ストライキに起ちあがったことを述べ、一切の集約としての国鉄闘争全国運動6.8全国集会の参加を呼びかけました。

 続いて国労郡山工場支部の橋本光一さんが発言しました。橋本氏は自らの職場で被爆労働反対の闘いを他党派に分け入って闘ったこの間の経験を述べ、今や一切の常識をぶち破って闘う時が来たと語り、動労水戸と連帯して闘う決意を語りました。

 続いて国労のA氏が登壇し、JR当局と、この期に及んでも闘おうとしない組合への怒りをぶちまけ、会場のボルテージはなお一層高まりました。続いて登壇した星野暁子さんは、自分の思いは一つ、共に闘いたい、と語り、お連れ合いである獄中39年の星野文昭氏も闘いを支持していることを紹介し、6.29集会への参加を呼びかけました。

 東京西部ユニオンの北島邦彦氏は、前日より福島入りして様々な人から話を聞いたこと、福島の怒り、安倍への怒りを解き放つものとして6.29杉並区議補欠選挙へ決起する決意を語り、共に闘おう、と選挙への行動を呼びかけました。

 ふくしま共同診療所の布施幸彦医師は、動労水戸の闘いに感動している、今やふくしま共同診療所がある福島市、国労郡工支部のある郡山市、そして動労水戸が闘ういわき市と、福島県の主要都市3市で闘いが始まった意義を語りました。布施氏によると共同診療所では土日の診療が増えているということです。そのわけは診察を受ける方が、学校や地域社会に知られたくないから、ということでした。分断攻撃を乗り越えるべく、闘いの飛躍が求められています。

 続いて発言した福島の母親の発言も、分断攻撃を乗り越えたい、というものでした。政府の言う20ミリシーベルト容認発言や「ポケモントレイン」に怒りを震わせ、動労水戸と一緒に闘えて嬉しい、この闘いは現にいま福島第一原発で働く作業員の方々の安全とも一致していると語りました。

 希望の牧場・吉沢正巳さんは、決して絶望していない、牛飼いとしての誇りをかけて残りの人生で原発を乗り越えて闘う、とその決意を語りました。マイクも壊れんばかりの吉沢さんのアジテーションは参加者一同の胸を打つものでした。ふくしま共同診療所呼びかけ人の一人である佐藤幸子さんは、寓話「裸の王様」を引き合いに、子供たちに未来を!子供たちの目で真実を!と述べ、診療所へのカンパを呼びかけました。
 ふくしま合同労組の藤井氏が、闘う決意を述べました。藤井氏もまた、子供たちに安全を! と呼びかけました。続いて登壇した福島大学の学生は、職員の弾圧・妨害と闘っている学生生活の日常を述べ、しかし決してそれに屈せず闘っていると語りました。そして先頃ついに沖縄大学で自治会が再建された、この潮流を福島でも、全国でも、と力強く宣言しました。また先日不当逮捕された法政大学学生・武田雄飛丸君の早期奪還を訴えました。

 NAZENいわきの農民の方は、福島・あるいは全国の農家の窮状を述べ、安倍政権と断固対決することの意義を語りました。続いて登壇した倉岡雅美さんは、「怒りんごプロジェクト」を紹介しました。倉岡さんは仮設住宅を回り、住民の怒りをカードにして檄布を作り上げています。この日はその檄布を動労水戸に手渡し、会場から万雷の拍手が湧きました。

 熱烈なカンパアピールの後登壇した動労水戸・照沼さんは竜田延伸の本質的な意味を語りました。すなわち、安倍政権が進めようとしている「帰還運動」以外に延伸の意味は何らないこと、翻って住民が敷設を望んでいる三陸の各線や只見線ではJRにその意思がないことを怒りを持って語り、命より金優先のJRのブラック企業ぶりを弾劾しました。

発言の終盤に動労千葉・木科さん、動労水戸羽部さん、動労西日本山田さんが集会終了時間も迫っていたので短時間でしたが、固く闘う決意を述べました。発言の集約を動労水戸・辻川真一さんが行いました。 辻川さんは今日の集会に九州や遠く沖縄からも参加されていることに謝意を表明しました。そして竜田延伸弾劾について組合として真っ向から取り組んだところ、沿線住民から「さすが国鉄の労働組合!」という声が上がっていることを披瀝し、集団的自衛権に対する労働者の真実の声と絡めて御用マスコミ宣伝とは真逆の事態が進行中だと語りました。最後に、声を上げたくても挙げられない人々と手を結び、この後のいわき市内3.5kmを力強くデモしよう、と締め括りました。


 今回の闘争の参加者は520人にも上り、カンパも20万円余りが寄せられたということです。

 いわき市内のデモでは、沖縄・国際通りデモを彷彿させるような、沿道住民の手を振る姿がそこかしこで見られました。赤旗を林立させたデモには俄然注目が集まります。労働組合が心棒に立つと、分断攻撃が軽々と乗り越えられ、労働者が解放される、そんなプロレタリア自己解放の姿を垣間見た思いでした。

 みなさん、次の闘いは「国鉄闘争全国運動6.8全国集会」です。解雇撤回・外注化、民営化粉砕し、いまこそ闘う労働運動をよみがえらせるために、6.8午後一時、東京・文京シビックホールに結集しましょう!
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