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2012年10月11日(木)
 とめよう『外環の2』ねりまの会」の最初のアクションである、練馬区の抗議申し入れの記事が13日の東京新聞・毎日新聞(地方版)に掲載されました!
10月1日に、「とめよう『外環の2』ねりまの会」が発足しました。
元関町一丁目町会と石神井台の「外環の2を考える住民の会」が共同し、約60人の参加で、練馬全区にまたがる「外環の2」反対の団体を、立ち上げることができました。

当日は東京新聞と毎日新聞の取材があり、10月3日の東京新聞に掲載されました。

以下は、当日採択された練馬区などへの抗議申し入れ書です。
 「外環の2」計画に関する抗議申入書
 私たちは、10月1日に、「とめよう『外環の2』ねりまの会」発足会を多くの練馬区民、議員、団体などの参加のもとで行いました。
 発足会での採択に基づき、以下、抗議申し入れします。


(1)「外環2」の一部区間(目白通~前原交差点)事業認可を白紙に戻すこと
   「外環の2」は都市計画の見直しの途上であり、この段階で一部区間を先行して事業化することは容認できない。国土交通省及び東京都に対して、事業化を白紙に戻すことを求める。
   また、国・都の動きを「評価する」とした練馬区に対して、強く抗議する。

(2)練馬区の「『外環の2』に関する今後の取り組み方針(素案)」を撤回すること
練馬区の「『外環の2』に関する今後の取り組み方針(素案)」は、都の検討プロセスを無視したものであるだけでなく、区民から強い反対の声が寄せられていること、今なお地権者や沿線住民との合意形成が進んでいないこと等をふまえ、白紙撤回することを練馬区に求める。
 理由
 1, 大泉JCT周辺地域1㎞の先行事業認可は許されません
東京都は「外環の2」は延長9kmを「都市計画道路ネットワークの一部」と公表しているにもかかわらず、大泉JCT周辺地域1kmのみを先行して事業認可を申請し、9月27日に国交省はこれを認めました。都市計画としての取り扱いが定まっていない中で、たとえ一部区間にせよ、事業としての認可を求めるのは、都市計画事業のあり方としても、また「外環の2」が都市計画の廃止も含めて論議されているという状況からしても、整合性に欠け、許されるべきものではありません。
この事業認可については、練馬区の意志も大きく介在していると考えます。私たちは、「外環の2」の一部区間の事業化に対して強く抗議します。

2, 他区市に先行した既成事実化に反対します
 東京都は、この「外環の2」地上部道路の「基本的な考え方」として、都市計画の廃止を含む三案を示し、沿線住民との話し合いによって都の方針をとりまとめるとしています。
 現在、武蔵野市・杉並区の「地上部街路に関する話し合いの会」では、地上部街路の必要性やあり方などについて検討中です。三鷹市に至っては「話し合いの会」の設置さえされていません。
 ところが練馬区では、「練馬区における地上部街路に関する話し合いの会」を終了させ、わずか3回の「練馬区における外環の地上部街路に関する広く意見を聴く会」をもって、練馬区は「取り組み方針(素案)」を今年2月にまとめてしまいました。
 他区市に先駆けての独断専行・既成事実化は許されません。

3.「外環の2」計画は沿線住民に周知も説明も不十分です
 練馬区での「話し合いの会」は、沿線住民には十分な周知が行われず、またその経過も知らされていないままに終了してしまいました。それゆえ、未だこの計画を知らない地権者も多く存在しています。
また、「広く意見を聴く会」などでも住民の質問や疑問に対して十分な対応・説明がなされていません。
こうしたなかで、「取り組み方針(素案)」の正式方針化が進められることを認めることはできません。「取り組み方針(素案)」の撤回を求めます。

以上
2012年10月1日

とめよう「外環の2」ねりまの会
発足会参加者一同

共同代表              
  須山直哉             
(練馬区元関町一丁目町会長)   

阪東宏              
(「外環の2」を考える住民の会代表)

「外環の2」を知っていますか? 9月 2, 2012
  のブログから転載
   
 今回は道路の話です。外環道のことは皆さんご存知だと思います。関越〜東名を結ぶ延長約16kmの区間は、昭和41年に高架方式で都市計画決定されましたが、その後地元住民の強い反対を受け、周囲へ影響を与えないよう平成19年、全線に渡って地下方式に計画変更されました。地下40mの深さに5階立てビルに相当するトンネル状の高速道路をつくるというこの計画の着工式が9月5日に行なわれる予定で、いよいよ事業が本格的に始動する模様です。完成予定は2020年。オリンピック招致に躍起になる石原都知事の招致活動の一環として、40年以上凍結されていた道路が今、つくられようとしています。
 大部分が大深度の地下とはいえ、周辺にどんな影響をもたらすか予測不能なこの道路に加えて、「外環の2」という一般道の計画が練馬区内で計画されていることをご存知でしょうか。お客さまのMさんに聞くまで外環道=地下と思い込んでいましたが、高速道路を地下化する一方、なぜか一般道の計画は地上に残されたままになっていたそう。この道路、一車線道路ながら中央分離帯に幅10mの緑地帯を持ち幅40mもあります。住民の反対に遭い住環境を変えないよう、高速道路が地下化したはずなのに、地上に道路をつくるとは不思議な話。幅40mというと、小学生が1回の青信号では渡れず、お年寄りはなおのこと。しかも大泉ジャンクション周辺からcopse近くの日銀グランド脇の「石神井団地入り口」の交差点を経て、上石神井通り方面へと突っ切る、まさに住宅街を斜めに横断する道路となります。練馬区では

 ①南北の道路整備 
 ②歩道や自転車の車道を確保した安全な道路をつくる 
 ③緑化して区全体の緑地率をあげる 
 ④周辺の渋滞を解消することでco2を削減する といった謳い文句を揚げ、今年2月に発表された「外環の2」に関する素案では、石神井公園から吉祥寺間が現状バスで27分要するのが、道路ができれば14分に短縮できるとされています。

 が、現在、事業決定しているのは練馬区だけで、杉並区や武蔵野市は廃止を含めて検討が行われてるところ。練馬区内だけに実現させても南北の動脈としての役割を果たすことがないばかりか、私道や行き止まりが多い住宅街の真ん中に道路を通せば危険を招くだけ。にもかかわらず、大泉ジャンクション周辺の外環の2は、外環道の着工に向けて整備が進むなか、すでに練馬区の事業決定が下り、用地買収を開始しました。

 石神井台みどり集会所で先日行なわれた、反対派の区議と地域住民による集会では、参加者のほとんどが60代以上のご年配の方々でした。40年前から活動している方の多くは70〜80代で、今の世代にとって外環道はすでに解決済みの過去の話と思っている方も多いようですが、子どもを守り、環境を引く継ぐ責任を持つ世代が中心とならなければ、知らない間に実現されるような事態になりかねません。素案では緑化率が向上することもうたわれていますが、公園のそばにこんな道路をつくることが、よいのでしょか? 道路と道路の間に緑地帯をつくることで緑地化向上に貢献するとうたっていますが50年後、100年後に、三宝寺池周辺のような人々が寛げる雑木林となるでしょうか? 膨大な建設費を負債として将来に残すだけのような気がしてなりません。

 豊かな石神井公園の自然に恵まれ、自然と人の理想的な暮らし方を考えるcopseでは「外環の2」の計画に疑問を感じ、計画に反対します。ささやかですが店頭でも署名活動を行っていますので、思いを共にする方がいらっしゃいましたらぜひ、ご協力いただけると幸いです。なによりまだまだ知らない方の多いこの道路計画を、ひとりでも多くの方に知っていただければと思います。

*文中の内容に誤解や認識不足な点がありましたらご指摘いただけると幸いです。

9月5日(水)

<外環道>着工式 関越-中央ー東名結ぶ16.2キロ 毎日新聞 9月5日(水)12時16分配信
 国土交通省と東京都が整備を進めている東京外郭環状道路(外環道)のうち、関越道、中央道、東名高速の3路線を南北に結ぶ約16.2キロの区間が5日、着工した。総事業費は約1兆2820億円。連結されると、一般道で1時間程度かかる関越と東名の乗り継ぎ時間が約12分に縮まる。都が招致している20年東京五輪までの開通を目指す。

【写真特集】東名高速道路:ハイウエー時代の幕開け 全線開通から40年

 この日午前には世田谷区大蔵の東名ジャンクション(JCT)予定地で着工式があり、羽田雄一郎国交相、石原慎太郎都知事ら約200人が出席した。

 着工区間は66年に都市計画決定され、昨年12月に国交省が着工を表明した。大半が地下化されるため用地買収が必要なのはJCTやインターチェンジ付近だけだが、昨年度末までに1割弱しか取得できていない。大気汚染や地下水汚染を懸念する反対運動も周辺で起きており、着工式でも反対派約30人がシュプレヒコールを上げた。

 外環道は現在、埼玉県南部を中心に34キロが供用され、千葉県方面に延びる16キロは15年度に完成予定。将来的には東名JCTの南側にも延伸して85キロにする計画がある。【柳澤一男】
外環道の大泉JCT~東名JCTが着工映像日本テレビ系(NNN)) 5日(水)15時40分
http://headlines.yahoo.co.jp/commercial/videonews/
東京外環道16キロ区間、着工式映像TBS系(JNN)) 5日(水)14時13分
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20120905-00000035-jnn-bus_all
東名、中央道、関越道をつなぐ東京外かく環状道路着工式 Impress Watch 9月5日(水)16時0分配信
 東京都や国土交通省らは9月5日、東名高速、中央自動車道、関越自動車道をつなく東京外かく環状道路着工式を開催した。着工式は、東名JCT(ジャンクション)の建設予定地である、東名高速高架下(東京都世田谷区大蔵地先)で開催され、主催者の東京都知事や国土交通大臣らによる挨拶、関係者による鍬入れ式が実施された。

 はじめに登壇した羽田雄一郎国土交通大臣は、「国交省では東日本大震災の経験を踏まえ、災害時の避難、物資輸送ルートの確保、国際競争力の強化、交通渋滞の緩和等を図るため、諸外国に比べて遅れている大都市圏の環状道路整備を積極的に進めている」と語り、そのためにも、首都高速道路中央環状線(中央環状)、東京外かく環状道路(外環)、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の首都圏三環状道路の開通が必要であると言う。

 また、この開通は、「我が国の浮沈を握る大きな課題」とし、着工に対する期待を述べた。羽田国交大臣は、「環状道路としての機能を最大限に発揮するために、湾岸部までをつなぐ東名高速以南の計画を、地域の皆さんの意見をうかがいつつ、具体化させていくべく、関係者との検討の場を立ち上げたい」とも語り、外環の延伸への意欲も見せていた。

 外環の東名、中央道、関越道をつなく区間は、1966年(昭和41年)に都市計画として決定されたものの、東京でも有数の住宅地を貫くことから用地買収が進まず、1970年(昭和45年)に建設計画を凍結。1999年(平成11年)の石原都知事の外環現地視察によって、着工へ向けての再スタートが切られ、用地買収の必要な高架構造から、用地買収を最小限にすませることが可能で、環境への影響も少ないとされる大深度地下工法に切り替えての着工となった。

 国交大臣の挨拶を受けて登壇した石原慎太郎東京都知事は、「外環道路は東京の道路ではなく、国家の道路」と言い、この道路は東京の一番のハンディキャップである渋滞を解消し、「東京だけでなく,日本全体の流通を改善するものである」と語った。そのような道路がこれまで着工されていなかったのは、「日本の国家の官僚に都市計画がなかったからである」とし、「(外環の完成に)一歩踏み出したことは、うれしいことであるし、日本全体の経済の活性化に絶対に必要なこと」と、自分が着工のきっかけになった道路であるだけに、思い入れもあるようだった。その後、石原都知事の発言は尖閣問題に移ったが、外環の着工とは直接の関連がないので本記事では割愛する。
東京外環道で着工式 1・3兆円の大型事業 産経新聞 9月5日(水)18時25分配信
 国土交通省や東日本高速道路会社などは5日、東京外郭環状道路(外環道)世田谷-練馬間の着工式を開いた。同区間は約16キロで関越道、中央道、東名高速を結び、総事業費は1兆2820億円。開通すれば、現在、一般道で約1時間かかる世田谷-練馬が12分に短縮され、都心の渋滞緩和につながる。

 式は世田谷区の東名ジャンクション(JCT、仮称)予定地で、羽田雄一郎国交相と石原慎太郎東京都知事らが出席して開催された。羽田国交相は予定されている東名JCT以南の路線について、検討の場を立ち上げる考えを表明した。

 国が地下約40メートルのトンネルを建設し、高速道路会社は費用の2割を負担して舗装などを受け持つ。

 同区間は1966年に計画が決定したが、住民の反対で事実上の凍結状態が続いた。国交省は2020年夏季五輪の招致に向けて早期開通を目指す。渋滞解消や交通事故の減少に伴い、開業から1年間の経済効果は2200億円と試算されている。

外環は、いらない!

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